概要
『もしもゲーム「ウマ娘プリティーダービー」に、競走馬「クロフネ」を元にしたウマ娘が存在したら…?』をコンセプトに、pixivユーザーの有志により制作・投稿されている二次創作のウマ娘。もしくはそれに関するタグである。
元である競走馬「クロフネ」は、名前の由来となった「黒船」の通りアメリカからやって来た外国産馬で、芝・ダート問わず大いに活躍した、最強と言っても過言では無い程の実力を持つスプリント強豪馬。2001年の引退後は種牡馬となっていたが、2019年辺りから体調面に不安が出始め、翌2020年を以て種牡馬を引退。2021年1月17日に老衰の為に23歳で逝去している。
余談
競走馬「クロフネ」の生涯戦績は10戦6勝。主な勝ち鞍は全て2001年度の毎日杯(GⅢ)、NHKマイルカップ(GⅠ)、武蔵野ステークス(GⅢ)、ジャパンカップダート(GⅠ)。
- NHKマイルカップを勝ち、外国産馬に初めて開放された日本ダービーに出走するも5着。その後は秋まで休養を取り、天皇賞(秋)を見据えて神戸新聞杯に挑み3着となるが、賞金額で上回るメイショウドトウとアグネスデジタルが優先出走権を得たことで出走が叶わなくなってしまった。そこでクロフネを管理する松田国英調教師は急遽予定を変更し、天皇賞(秋)前日に行われるダート競走・武蔵野ステークスへと向かうこととなった。
- 武蔵野ステークスでは2000年のNHKマイルカップの覇者であるイーグルカフェに何と9馬身差で制し、続くジャパンカップダートでも前年度覇者のウイングアローにこれまた7馬身差を付けて制し、極めつけはいずれもレコード記録で優勝している為、2001年度のJRA賞最優秀ダートホースに輝いている。
- ジャパンカップダートを制した後は暫く休養に入り、翌2002年にはダートで行われる世界最高賞金競走・ドバイワールドカップ、そしてアメリカのブリーダーズカップクラシックへの出走を目標とする事が決定していた……のだが、その1ヶ月後に右前脚に屈腱炎を発症。栗東トレーニングセンター競走馬診療所で検査を受けた結果、少なくとも9ヶ月の休養が必要と診断されこれらのレースに出馬するプランはすべて白紙へ。且つ競走馬として引退して種牡馬になる事が決定した。
- 種牡馬としてはソダシ(2018年度産駒。因みに彼女がクロフネのラストクロップ《最後の産駒》の一頭である)を含めフサイチリシャール、スリープレスナイト、ホエールキャプチャ、カレンチャン等々、後に中央・地方問わずGⅠを含めた重賞を制覇する強豪馬を輩出、更には孫にノームコア、クロノジェネシス、レイパパレといった強豪馬のブルードメアサイアー(母方の祖父)にもなっている。
関連タグ
アグネスデジタル(ウマ娘):ストーリー中にクロフネと思わしきウマ娘が登場する。