第4の道
もしも、第4の道があるとしたら?
こっちだ!
兄様…
お兄ちゃん!
戻ってこい…
み、みんな…、ぼ、僕は…
【運命の分岐点】進む道を選んでください。
ミコト女王やリョウマ達の為、白夜軍の防衛に協力 |
ガロン王やマークス達の為、暗夜軍の侵略に協力 |
どちらもに協力しない |
大乱闘に参戦する |
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大乱闘に参戦する!
ボタン | ワザ一覧 |
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B | 竜穿射 |
→B | 跳槍突 |
↑B | 翔竜翼 |
↓B | 反竜穿 |
切りふだ | 激流咆 |
参戦映像 | カムイ参戦‼︎ |
リョウマ「何をやっているんだ!カムイ!」
『スマブラ』参戦!
2015年12月16日に公開されたスマブラ最後の特番で、DLCとして発表された。
スマブラ発売後に発売されたゲームのキャラが参戦するのはカメじゃない方のロイ以来である(彼の場合、登場ゲームの発売がDX発売後に延期された為、結果的にそうなったのである)。発表日の時点ではまだ海外では『if』が未発売なため、宣伝も兼ねて選出された。
共に参戦したベヨネッタと共に2016年2月4日に配信された。ベヨネッタは他社枠として参戦していた為、任天堂のキャラクターとしては唯一の『for』における完全新規のDLCファイターである。
参戦PVでは原作のルート選択のムービーシーンが流れた後、逡巡していると原作にはない第4のルート「大乱闘に参戦する」が出現し選択。さらにカムイの選択にリョウマ・マークス・サクラ・エリーゼの4人が驚きながらも、その後のカムイの紹介シーンを実況解説するという無駄に豪華なPVになっている。しかも原作のムービーシーンは使い回しではなくわざわざこのためだけに新録しているという手の込んだものである。
ちなみに参戦PVでは同じ『FE』出身のファイターと戦っているシーンがあるが、5人中3人が竜特効武器を持っているというカムイからすれば半ばリンチに近い状況。ただし、『スマブラ』ではその設定は反映されないため心配ご無用。
またこれまでの『FE』出身ファイター(ルフレ除く)と同じように、マントに紋章が描かれており、カムイの場合は白夜王国、暗夜王国および透魔王国の紋章が描かれている(原作では紋章は描かれていない。ムービー内のルート選択の時点でも描かれていることが確認できる)。
武器は「夜刀神」の最終形態の一つ「終夜」だが、体の一部を竜に変える「竜穿」による攻撃がメインになっており、他の『FE』剣士達とは全く異なる戦闘スタイルが特徴。各種必殺技も全て「竜穿」の派生技になっている。
性能は他の剣士キャラ同様少々技の発生が遅いという弱点はあるがそこまで気になる程ではなく、技も使いやすい物が揃っておりバランスの良い性能になっている。
横スマッシュや後空中攻撃、横必殺技など癖はあるが使いこなせれば強力な技も持ち合わせており、トリッキーに立ち回る事も可能。
特に横スマッシュ攻撃は近接攻撃という括りとしては全キャラ中最長のリーチを誇る。
だがキャラ全体としてはフットワーク自体はそこまで軽快とは言えない為、基本的には竜穿と夜刀神による長いリーチを生かして相手の射程外からチクチクと攻めて行くのが良いと思われる。
またFE剣士としては珍しく飛び道具も備えている為、竜穿での長リーチですら届かない距離でもある程度対応出来るのも強み。
長リーチ、飛び道具、カウンターと揃っている為乱闘では無類の強さを誇る反面、タイマンでは素早く距離を詰めてくるスピードタイプのインファイターには苦戦を強いられる。
また復帰力もそこまで高くない為事故死にも注意が必要。
と言ってもカムイ以上にインファイトや復帰が苦手なキャラは他にいくらでもいる為、ちょっと意識して気をつけていれば良いという程度の弱点である。
むしろカムイの決め手となる技はマルスのように「先端ヒット」でないと強くない技が多い為、撃墜が不安定になってしまうのが最大の弱点と言える。
最後の切りふだは、周囲の相手を水流に巻き込み吹っ飛ばす「激流咆」。
WiiFitトレーナーやルフレにむらびと同様男女選べる。
余談だが今作の女性ファイターは上記の色替えでの選択も含めて全体的に癖の強いキャラが多い為、ロゼッタと共に使いやすい女性ファイターという意味でもおすすめしたいキャラでもある。
また、ステージMiiverseではカムイのまわりの者たち(アクアや、白夜・暗夜両国のきょうだい、フェリシア、ジョーカー、サイラスなどカムイの従者)がカムイを応援しているイラストが多数確認できた(なお、現在はミーバースが終わった為、イラストは表示されない)。
専用ステージはないが、カムイを購入するとWii U版は『if』のメインテーマ「if~ひとり思う~」と参戦PVでも使われた同曲のアレンジ版をオレ曲セレクトで選択できるようになる。3DS版ではリョウマとマークスのフィギュアが入手できる。
もしも、再び第4の道を選べるとしたら?
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | 竜穿射 |
→B | 跳槍突 |
↑B | 翔竜翼 |
↓B | 反竜穿 |
切りふだ | 激流咆 |
スマブラシリーズ第5弾大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALにも続投が決定された。一部ではDLC故にリストラが懸念されていたとか。ifより後に発売されたポケモンSMに登場するガオガエン(後に勇者、ベレト/べレスも参戦している為、デビュー最年少の参戦では無くなっている。)の参戦によりデビュー年代最年少ではなくなったが、ifと同年に発売されたゲームsplatoonのキャラインクリングが参戦し、pixivでは一緒に描かれたイラストが投稿されているとか。
性能はというと…前作から大幅に弱体化されている。横必殺ワザは即キャンセル追加や追加入力で地面に突き刺し状態の受付猶予が増加と強化はされたが、各槍を使った攻撃のリーチが短くなり、ふっとばし力も低下。上投げも前作から強すぎたのかこちらもふっとばし力が低下。通常必殺ワザの麻痺弾の持続弱化に加え上必殺ワザまで移動距離が短くなってしまい、復帰力もさらに低くなってしまうハメに。以前のように暴れることが不可能になってしまった。
似た性質の技を持つ同じFE剣士のアイクが空中戦の大幅強化された煽りも痛く、現状はキャラ相性的な面でやや下位互換気味なのは否めない。
ただしお手玉性能に関しては数少ない取り柄になれるので浮かせた状態でいかに火力を稼げるかが肝になる。
オンライン対戦でも初期の頃はあまりにも性能の弱体化が大きかったせいか前作より使用率はガクッと下がった。投げやスマッシュ攻撃などの弱体化で撃墜手段が減ったことで撃墜性能は大きく低下し、タイマンではソニックなどのスピードファイターに弱い傾向がある一方、ガノンドロフなどの動きが遅いファイターには比較的有利に保っている。しかし今作ではゲームスピードが上がったことにより、先端ヒットがやりにくくなったことでインファイター相手にはさらに弱くなってしまったので前作よりも意識する必要がある。
流石に弱くしすぎたのかバージョンアップするたびに上必殺の飛距離が伸びる&攻撃判定が広がると復帰力の改善や各スマッシュ攻撃と各空中攻撃の吹っ飛ばし力増加。横必殺ワザのジャンプ派生の隙減少と少しずつ前作の性能に戻りつつあり、使用率も徐々に増えている
因みにルフレやベレス同様、女性のカムイの方が使用率が高い。
勝ちあがり乱闘「白と黒の狭間で」は「白夜王国」と「暗夜王国」に因んだもので、白と黒のファイターが登場する。ラウンド3と6では自分が選ばなかった性別のカムイが敵として登場する。
勝利時のファンファーレが「if 〜ひとり思う〜」のイントロ部分に変更された。ちなみに原曲ではなくスマブラ仕様のBGMからの使用となっており、力強さと壮大さを感じられるファンファーレとなった。中にはこのファンファーレを聴くためにカムイを使う人もいるとか。