「アタシがアリスよぉーーー!!!!」
概要
単独行動を好む一匹狼の男。威勢がよく短気だが女口調で差し引きは0。
(作者投稿の資料イラストより)
プロフィール
表記 | ゴンベエ→アリス |
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性別 | 男性 |
職業 | 殺人犯 |
身長 | 186cm |
体重 | 79kg |
誕生日 | 11月26日 |
人物
一章後半から登場。
女性のような名前をしているが、疑う余地もなく男性で、八分雨澪子の兄。
デスゲーム開始時にはおらず、ずっと一人で隠れていた。
サラたちに見つかった時にはレコとの関係を明かさないために山田権兵衛と偽名を名乗っていたが、第一回メインゲーム中に発覚。
出会った当初は、第一回サブゲームでの銃声と銃を持つサラの姿を見て誤解して警戒していた。
一人称は「オレ」か「アタシ」。
尊大な話し方をするが根は臆病で、稀に唐突にオネエ口調になる。
作中でもノエルにどちらの風呂に入りたいか尋ねられた時には「アタシは男よぉーーー!」と発言、レコと向き合う覚悟を決めた時には「オレも男だ」と言っていた。
生存島では女口調に理由があったことが語られるが、親が「一姫二太郎」という言葉を勘違いして、一番目の子は女の子として育てると良いというとんでもない解釈をしていたせいであった。
実は親からすると大したこだわりはなかったらしいが、本人的には男として生きたい旨を伝えるまで結構深刻な悩みだったようだ。
恐らくレコが男勝りなのも同じ理由。
レコ以外のことは基本的にフルネームで呼ぶが、Qタロウのことは執拗にハンバーガー丼太郎と呼んでいる。
シマシマ、特に横縞への並々ならぬこだわりは生存島でも発揮していた。
ギンの相棒時の能力によると、無駄にいい匂いがするらしい。男は清潔感だとか。
二年半前に殺人を犯して逮捕。
レコには絶縁を言い渡されたが、アリスはレコのことを大切に思っている。
刑務所の中では模範囚として過ごし、自分のしたことについては深く反省しているらしい。
容姿
囚人服に手錠、鎖につながった鉄球…と一目見てわかる囚人の服装。
妹と同じくなかなかにパンクな恰好をしている。
ただし、鎖や鉄球はアリスの趣味というわけではないらしい。
ネタバレ
※これより下にはキミガシネ最終章前編Bパートラストまでのストーリー展開及び八分雨ありすに関するネタバレがあります!!※
活躍
一章後半・探索
開かなかったはずの赤い部屋に出入りしているのをサラに発見される。サラに見つかった瞬間,「タスケ…」と小さい声を上げ気絶。その後,窃盗犯・ゴンベエを名乗り探索には協力しないが邪魔もしないと誓う。彼の最初の試練は「試練がどうたらこうたらスピーカーからなっていたが バカバカしい 身を隠すのが先決だ」との事で,指示を聞かなくても脱出できるものだったらしい。
一章後半・メインゲーム
Qタロウに投票すると言われるが余裕の表情を浮かべる。それによって周りがメインゲームの意味を理解した。その後,レコが殺人犯・八分雨ありすであると疑われると,それに耐えきれず,自身の正体を暴露した。
二章前半・メダル交換
アリスとはメダル交換ができないが話し合いにて過去を知ることができる。アリスとレコはかつて同じバンドに所属していた。そのバンドは「36雷818(サムらいヤイバ)」。アリス自身はドラマーだったが,うまく弾けず,音をはめていたらしい。しかしアリスが事件を起こしてしまい,バンドは解散,レコは兄を思い出す為に歌が歌えなくなったことから大きな責任を感じていた。ここでレコのメダル20枚をアリスに渡すことに成功すると,後にあるイベントが発生する。その後,「医務室にオバケが出た」とサラに調査を依頼。それに対して怖いんですかと聞かれると「当たり前だ」と返している(彼自身の恐怖もあったが,お化けが苦手なレコのことも思いやっていたのかもしれない)。
二章前半・サブゲーム
レコが疑われ,突き落とされそうになっていることに気づいて激昂。目の前のレコは本物と信じ込む。
しかし,それはアリスの「よく知る3年前の性格のレコ」で本物ではなかった。その食い違いに気づいたサラが指摘した事によってアリス自身も矛盾に気づき,目の前のレコは偽物だと断定。その後は嘘の間へ真っ先に向かうが何故かノエルが先に来ており,ノエルは急にクイズを出す。そして目の前に現れたのは…
生首だけになったレコだった。
「はぁ?」
「バカじゃないの?」
「ありえない…ウソばっかり…」
「ウソ…ばっかり………」
「殺す」
「殺してやるぅぅぅ!」
激昂したアリスはノエルを殺害しようとするがノエルはレコの生首を放り投げ,アリスにキャッチさせた。次の瞬間………
何かが弾けるような大きな音が響きわたり,アリスの腹に大きな穴が開いてしまった………
…ある条件を満たしていると,小さな奇跡が起こる。
ギンを救えないか,偽のレコを落とさなかった場合,レコが殺されてしまい,アリスはショックを受けた状態で生きることとなる。
二章後編
レコの死から完全に病んでしまい,心に深い傷を負ってしまう。そんな中,ハンナキーの装置を使ってレコとの嫌な思い出を忘れることを選択。それによって精神的には回復したが,サラやギンからは冷たい目で見られてしまう。そんな中でも病んでいた際に自身を励ましてくれたナオには好意的な目を向けるようになる。
最終章前半(カンナ生存)
暗闇を歩いている際,「ここに桶みたいなものがある」と,カンナのバケツを取って怒られてしまう。ダミーズを最初に信頼し始めようと言ったのもアリスである。カンナの面倒を見るようケイジに頼まれた際は「俺の兄力を評価しているようだな」とお茶目な一面を見せる。他にも,自身が人形だと落ち込むランマルを激励していたりと優しい一面を見せるようになる。また,彼の生存によって色々な真相が分かるようにもなる(後述,殺人事件の真相を参照)。また,宴直前ではプライドを捨ててサラにかける,とサラの事を信じた。そこで歌声のうまさが発覚するが,カラオケで70点と微妙な数値である。
この先,絶望のネタバレ要素があります。
最終章前半(ソウ生存)
Bパートにてアリスが失踪し,突如クルマダがとある人物を殴る。そして次の瞬間こう叫んだ。
「下の階のロッカー室だ…!急げ…!」
「アイツが………手遅れになる前に…!」
そして,「アイツ」がいた場所へ行くと…
そこには,磁石によって壁に引きつけられ更には長時間首を締め付けられたと思われるほどに固定された,とても生きているとは思えない表情をしてぐったりしたアリスの姿があった………
首輪を引きつける,磁石処刑装置を起動させたのはまさかの…
また,その死に様を見たミドリに「ざまあないね」と吐き捨てられてしまう。
殺人事件の真相
日和颯を殺した犯人として囚人になったアリスだが、最終章前編にてアリス自身すら忘れ去っていた事実が明らかになる。
アリスは日和颯(ミドリ)がデスゲームに参加させるためレコに付きまとっていたことに気づき、デスゲームの計画について知ってしまう。
そのことで問い詰めていたところミドリがカフェのテラスから転落。鋭利な柵に頭から左目まで貫かれたが血は出なかった。
つまり替えのきく人形の身体であり、アリスは本当は殺人なんてしていなかったのだ。
しかしアスナロは警察内部まで掌握しており、アリスは殺人の罪をでっちあげられてしまう。
自らだけでなく家族まで尊厳を踏みにじられたアリスはミドリを憎み、復讐の機会をチラつかされ半ばヤケのまま「アスナロの誓い」の同意書にサインしてしまった。
ダミーズの中の裏切り者
ダミーズには裏切り者がいたのだが,その人物本人を誰も知らなかったため,ダミーズとして潜入するには矛盾が生じることが発覚。その矛盾と引っかかっていたことのあるアリスは発言を始める。それは彼の最初の試練であった。最初の試練の内容は,4階と5階に別れて連絡を取り合い,2人で脱出するというもの,しかしどちらかが裏切れば裏切られた方は犠牲になる代わりに裏切った側は生存できるという内容だった。そこで,突如連れてこられたがために戸惑ったアリスは身を隠すために1人で脱出してしまい,裏切ってしまった。その最初の試練を一章にてサラに聞かれた際,こう答えている。
「試練がどうたらこうたらスピーカーからなっていたが バカバカしい 身を隠すのが先決だ」と。
この考えによって,ダミーズではない本物の人物を殺してしまったという事を知ったアリスは自分は最低な人間だと卑下するがギンに「こんな事させる誘拐犯が悪いんだニャン!」と訴えかけられた。
別名・表記ゆれ
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その他
彼の偽名,山田権兵衛に似た内閣総理大臣がいたような…