日本の武士、海軍軍人、政治家。1852年11月26日、薩摩(現在の鹿児島県)生まれ。
日本海軍の父として知られており、第11・12・13代海軍大臣を務めた。海軍大臣としての功績は「造船所や製鉄所の整備」「カレーライスや肉じゃがなどの栄養価の高い食事を奨励し、兵士たちの健康管理に努めた」ことなどが有名。
第16代内閣総理大臣も務めており、関東大震災の直後にも第22代内閣総理大臣として再登板している。しかし、どちらも(前者はシーメンス事件、後者は虎ノ門事件によって)短期で政権崩壊している。
1933年12月8日死去。享年81歳。
なお、名の「權兵衛」は元々「ごんべえ」と読まれていたが、公的には「ごんのひょうえ」という読みを使用していたという。