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名も無きホムンクルスの編集履歴

2021-12-14 06:01:22 バージョン

名も無きホムンクルス

なもなきほむんくるす

名も無きホムンクルスとは、丸山くがね著のライトノベル『オーバーロード』を原作としたスマートフォン専用アプリゲーム、『MASS FOR THE DEAD』の主人公である。

CV:無し

概要

創造主によって、《最古図書館(アッシュールバニパル)》に配置されていたホムンクルス

『外交官補佐代理』という役職を与えられている(この表記を見る限り、どこかに『外交官』『外交官補佐』がいるという意味である筈だが…)。


転移前は、《最古図書館》の蔵書を読んで知識を蓄えながら、来るべき時が来た時に至高の御方々の役に立てる様にと、日々努力していた。


特定の名前は存在せず、当記事におけるキャラクター名は、初回に表示されるものである。


《ユグドラシル》ではNPCは自由意志が無い上、ナザリックの外に連れ出す事が不可能である為、『外交官』という役職はあくまで、配置NPCの雰囲気作り程度の物だったが、転移後はNPC…僕達は自由意志を持つ為、『外交官』として外の世界の調査に立候補する。

外交官としてスライム子と共に外の世界に出てからは、人間の味方をしつつ情報を集める事になり、成り行きで冒険者となった際、ある思惑から人間達の戦いに巻き込まれていく。


なおこの主人公は、弐式炎雷ヘロヘロ、獣王メコン川の三人が、共同で創造したNPCとなっている(正確に言うとメイン創造主が一人、他二人は副創造主。誰がメインになるかはプレイヤーの選択で決まるが、ストーリーに影響を及ぼす事は無い)。


人物像

礼儀正しく真面目な性格。基本的に敬語で話すが、後輩に当たるスライム子には、タメ口で話す。

モモンガやナザリックに対する忠誠心は疑う余地が無く、そのためなら、自分の声帯を口唇蟲に食べさせる事も出来る。


また他のNPCと違って、人間に対して友好的。寧ろオーガには残酷に振る舞うなど、人間に近い心構えがある程度窺える。

しかし、飽くまでも「ナザリックのため」という基本思想が根底にあるため、人間を利用する事に対して憚らない。加えて、『漆黒の剣』の面々などナザリックの復興に不要な人間とは、敢えて関係を維持する事に努力を傾けない、シビアな面も持つ。


イベントストーリー『異形夜行譚』ではアウラに、「危険な可能性を徹底的に潰そうとしたり、色々と先回りして用意周到だったり……なんだか最近の●●(プレイヤーの決めた名前)って、ーー誰かに似てきてるよねえ……」と思われている。


冷静であまり感情を露にしない様だが、イベントストーリー『2021正月-白餅王再誕-』では、パンドラズ・アクター自作の至高の四十一人をモチーフにしたカルタ取りにて、創造主の一人である弐式炎雷の札が取れなかった際に、悔しそうな声を上げていた。


外見

ビジュアルや性別は設定されていないが、ナーベ、スライム子と共に人間と接触した際、『女二人に男一人』と言われた為、少なくとも外見は男に見える模様。


強さ

一般メイドと同じくレベルは1であるため、戦闘力は皆無に等しい。


その反面、《最古図書館》で本を読み漁り蓄えてきた知識量はかなりのもので、有事の際はその博識さを武器に、階層守護者プレアデスをサポートする。

また、イベントストーリー『ナザリック再生計画-聖戦-』では、ローブル聖王国の言語を断片的にではあるが、解読している。


しかしレベル1であるにも関わらず、何故か第四章では金(ゴールド)級冒険者との模擬戦で、勝利している

作中で指揮が言及された事もあり、アイテムでテイマー系統の様に戦った可能性も提起されるが、詳細は不明。


作中の動向

転移時の大地震は、《宝物殿》を除く全階層に大打撃を与えており、主人公以外の僕は全滅、施設各所も崩壊・機能停止と悲惨な状況の中、何故主人公だけが生存できたのか、初対面の場である《玉座の間》でモモンガは、主人公と同じメイン創造主より創られた戦闘メイドを復活させて、事情を聴くが、



①同じメイン創造者が創造した戦闘メイドは、詳しい経緯を知らない。


②主人公は弐式炎雷・ヘロヘロ・獣王メコン川が関係している。副創造主によって創られた者なら、何か知っているかもしれない。



…という事情により、今度は副創造主の戦闘メイドを復活させたが、直後に戦闘が開始したので、結局詳しい事は分かっていない。

メイン創造主が弐式炎雷であった場合ナーベラル『戦わずして勝つのが最上の戦術だ』と聞いていた。
メイン創造主がヘロヘロであった場合ソリュシャン『ヘロヘロ様はあまり対立を好まなかったようですので……』と感想を述べる。
メイン創造主が獣王メコン川であった場合ルプスレギナ『創造主である獣王メコン川様の深淵なる意図は、私は把握してはおりません』と言う。

序章以降の軌跡

          ↓

  • トブの大森林で《罅》を発見、活動を停止させる法を公表

          ↓

  • 銅(カッパー)級冒険者から始まり、鉄鉱山の悪魔退治など順次任務を果たし、白金(プラチナ)級に昇級

          ↓

          ↓

  • 蜥蜴人(リザードマン)との友好関係を構築。熱鉱石を手に入れる

          ↓

  • 三国会議で王国を代表して勝機を見せ、その後、混沌獣を撃退。ラナー王女の護衛で、三国会議に出席。王国代表として力を見せる

          ↓

  • ガゼフ救出の条件として、魔導国を王国に公式に認めさせる

          ↓

  • エ・ランテル北方の洞窟で、未知の触手モンスターを発見。混沌獣と三国同盟、そしてヤルダバオトの戦争で皇帝を救出して、英雄に浮上する

          ↓

  • エ・ランテルの復興を遂げ、エ・ランテル領土守護者に任命

…といった具合に、モモンガが表立って動けない分、代わりに原作における彼の活躍を、主人公がこなす形となっている。


上述の通り、転移時の謎の衝撃によりプレイヤーであるモモンガ以外のNPC・課金&ポップモンスターが全滅する中、レベル1の主人公だけが生き残っている(第一章より。ちなみに同じレベル1枠の一般メイドや、エクレアは全滅している。ただし、崩壊を免れた《宝物殿》に居たパンドラズ・アクターも無事だった事が、後に判明した)他、第三章では《罅》から湧き出る瘴気の影響を、何故か受け付けない事が判明している。


関連タグ

MASSFORTHEDEAD ナザリック地下大墳墓

弐式炎雷 ヘロヘロ(オーバーロード)

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