ヒョウじい
ひょうじい
※この記事には、単行本未収録内容が含まれていますので、単行本派の方、TVアニメ派の方は閲覧しないことをオススメします。
義を貫き弱きを助け強者(バカ)に屈せず・・・・!! あの男の”任侠”にゃあ”任侠”で応えねぇと格好がつかねェや!!!
男「花のヒョウ五郎」久しぶりに…腹も心も満たされ候!! -ここは侍の国!!! 昔はあんな男達が・・・ いっぱいいたんだ!!!お前らがみんな殺しちまった‼︎!
人物
囚人
かなり小柄で、やたらと腰の低さが目立つ小市民的な人間として描写されていたが、どうもこれは二十年にも及ぶ長い牢屋暮らしにより、心身共に疲弊したことが原因であるらしく、時おり男気の有る筋の通った態度を見せることがある等、決して見た目通りの人間ではない。
また、ヒョウジイと言うのは牢獄の中での通称であり、囚人たちからは広く慕われている模様。看守を務める百獣海賊団の戦闘員達から苛烈なしごきを受けた際は、多くの囚人から同情されていた。
能力
流桜(覇気)の扱いに長けており、主に武装色を豪剣に纏わせるのを本来の戦法としている。
武装色は上位の段階(覇気を外に纏う技術)に達しており、身体の中を取り巻く不要な部分の覇気を必要な部分に流すことによって、直接触れずに相手を弾き飛ばすことが出来る。その実力は心身ともに衰えた今でも、百獣海賊団のギフターズであるアルパカマンを一撃で倒すほど。
技
- 怒髪光拝(どはつこうはい)
花の一刀流。全身から炎の様な覇気をほとばしらせ強力な一太刀を浴びせる技。見廻り組の総隊長達をまとめて吹き飛ばす威力がある。
本編
20年前までは、ワノ国の裏の顔役として花の都の裏社会を取り仕切っていたが、オロチが将軍になった後は黒炭家への従属を拒んだため手下と妻を殺され、自身は囚人採掘場送りにされる(ただし、表向きは殺されたと思われていた)。
現在では生きる気力をほとんど失っており、体も衰えてしまったため、労働の対価として与えられる食事を確保するのも困難な状態になる。
副看守長であるドボンに踏みつけられた際にルフィに助けられ、それにより彼に恩義を感じて一目置くようになる。
その後ルフィに分けて貰った食料を食べていた時には、牢獄のルールを破ったとしてババヌキとダイフゴーにより拷問とも言える程の暴力を受ける事になるも、ルフィの仁義に対して報いる行動を見せて彼らに屈することはなく、結局は再びルフィに救われた。
その後、監獄内にてクイーンが始めた大相撲地獄による処刑にかけられるも、ルフィと共に勝ち上がり(この際も自分が足手まといになってはいけないとルフィを気づかい続けた)、その際ルフィに高度な流桜(武装色)を伝授する。
翌日に延長され夜、その場が手薄になった間にルフィを救出する為に兎丼に忍び込んだ雷ぞうと再会し、光月家の遺志を継ぐモモの助がまだ生きていると聞かされてからは、完全に気力を取り戻し、反乱の手助けを買って出る。
翌日、処刑は再開されようとするがルフィ救出に利用しようとチョッパー達が連れてきたきたビッグ・マムが監獄を襲撃しにくる。そのドサクサで土俵からはじき出されるが、ルフィが間一髪で首輪を破壊したことで助かる。そして、クイーンがビック・マムを護送しに兎丼を去って手薄になった隙をつき、ルフィらと共に兎丼を制圧した。
それから後は、決戦の日に備えてルフィに稽古をつける。その後、同じく捕まっていたヤクザや囚人のまとめ役になり、決戦の日を迎える。
鬼ヶ島で決戦が繰り広げられる中、クイーンが広めたウイルス「氷鬼」に感染。命の限界が引き出された事でかつての屈強な体格を取り戻し、裏切りが発覚し百獣海賊団から離反したドレークと共に、抗体の完成を急ぐチョッパーを護衛する。そして自身が感染を広めてしまわないよう、氷鬼となる前に部下に斬首させようとしたが、寸前で治療薬の完成が間に合ったチョッパーにより無事に回復した。