演:松本寛也
人物
小津家の次男で第4子。年齢19歳。マジイエローに変身する。
冷静で鋭い洞察力の持ち主。性格はやや捻くれた皮肉屋で、直情的な魁とはよく衝突する。
サブリーダー格であり、いつも一歩離れた所から周りを見ているが、本当は心優しく情にもろい。素直になれない年頃なのかもしれない。冷静さは時として臆病さになってしまう事があり、第1話では戦うことを渋っていた他、第2話にてマジマザーがウルケンタウロスに敗北した際にはバンキュリアの討伐に向かうことを芳香と共に拒否した(この行動が結果として魔法部屋を見つける事につながり、そこで母のメッセージを見た事でマジレンジャーとして戦う決意を固め、ダメ元でも諦めず戦う事の大切さを学んだ。これこそが彼の体現する"勇気"なのである)。
なお、よく勘違いされるが、魁のことを名前で呼んだのは最終回のみではない。ただし、名前呼びをした回数は格段に少なく、その裏には演者の松本氏が監督に頼んで変更させてもらっていたという逸話がある。
特技はボクシング。高校時代、全国大会に出場したほどの実力。ジムにも通っていたが、マジレンジャーとして戦うために一時的に辞めている。マジパンチから放つ必殺技「流星マジパンチ」はこの時期に培った「流星パンチ」という技が元になっている。
そんな彼の姿はボクシングジムの息子・小池幸太の憧れの的であり、次の誕生日に新品のグローブをプレゼントすると約束する程に彼のことを可愛がっていた。冥獣人インキュバスのベルビレジの野望に彼が巻き込まれた際には禁断のリバースの魔法を使用も躊躇しなかった。
芸能ニュースには疎く 、間宮レイ(通称:レイレイ)の事を全く知らなかった。
普段は雷の魔法使いらしく、トゲトゲしい口調が目立つが、間宮レイに初めて会った際には口調が柔らかくなっていた(二人称も「君」となっている)。彼女が既に死人で冥獣人に魂を握られていた事を知って魂を解放したが、本心では心を通わせた彼女と離れたくなかったようで、彼女が成仏した際には心底悲しそうな表情を見せた。それでも、最後にネリエスの差し金ではない本心から歌った相手が翼だったのが、せめてもの救いだと言えるだろう。
なお、レイに握らせた四つ葉のクローバーが蝶に変化していたが、これが翼の魔法なのかは謎に包まれている。
最終回ではジムに復帰し、再びボクサーとしての道を歩み始めた模様。
得意魔法は魔法薬調合。弱点はニンジン。
ちなみに雷の魔法使いだが、同じ属性の元・天空聖者ライジェルに対して特に因縁はない。
中の人ネタ
演じている松本寛也は、後に『特命戦隊ゴーバスターズ』で陣マサト/ビートバスターとして出演。そのことをネタにした作品も見られる。
陣さんマージマジマジーロの項も参照。
主な客演
轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊
オリジナルビデオ『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』ではプロボクサーになっており、共英ボクシングジム所属。本作時点ではスーパーバンタム級の日本王者で、WBC同級ランキング10位。
高丘映士/ボウケンシルバーが自身を尋ねて来た際は試合中だったが、試合終了後に他の先輩戦士と共に彼の元に駆けつけている。
ボウケンジャーが異空間から脱出した後は、伊能真墨/ボウケンブラック、最上蒼太/ボウケンブルー、アスカ/アバレブラックと共にガジャと対決した。巨大戦ではダイボイジャーに「勇気」の力を与えた。
初対面だったアスカからは名前を知らなかったため「魔法の人」と呼ばれた。
手裏剣戦隊ニンニンジャー
「やっと見つけたぞ。この、おてんば娘が。」
「ったく…なんで俺がお前を捜さなきゃいけないんだよ。…まあ、いいか。おかげであいつが頑張ってるとこ、こうやって見れてるわけだしな。」
忍びの38で登場。
同じく忍者でもあり魔法使いという設定のアオニンジャー / 加藤・クラウド・八雲に魔法を教えた先生として登場する。
(原典の設定を踏まえてか)魔法学校の臨時講師として渡英していたらしく、八雲に会いたくて来日した校長の娘のエレナ(演:小林星蘭)を連れ戻しに日本に一時帰国し、八雲に救出されたエレナの前に姿を現す。妖怪アミキリに破壊された天晴の忍者一番刀と八雲の魔法のステッキを魔法で修復した後、マジイエローに変身。スカイホーキーに乗りエレナと共に日本を去っていった。
ちなみに、八雲の演者である彼もまた姓が「松本」である。
関連タグ
ホシ★ミナト:宇宙戦隊キュウレンジャーに登場したそっくりさん。
東竜・・・スーパー戦隊のプロボクサー繋がり。元ジュニアウェルター級(現:スーパーライト級)世界ランキング第2位だったが八百長試合を強制させられ、試合放棄してコーチと共に国外に逃亡。
赤城一平・・・スーパー戦隊のボクシング繋がり。空手の達人だがボクシングも得意。
緑川達也・・・スーパー戦隊のボクシング繋がり。アスレチッククラブでボクシングを指導している。因みに前作の第16話でよく似た人物がボクシング・フライ級チャンピオンを演じている。
天重星・将児・・・スーパー戦隊のボクシング(プロボクサー)繋がり。戦いが終わってその後、ボクシングで世界チャンピオンになれなかったようである・・・。
戸増宝児・・・同じく猪突猛進なレッドに振り回されているツッコミ役。マジレンVSデカレンにて共演。