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アメフラシの編集履歴

2022-03-05 22:09:14 バージョン

アメフラシ

あめふらし

アメフラシ科のウミウシの一種。また雨をふらせる存在の名前にも用いられる。

曖昧さ回避

  1. 貝殻を持っていないように見えるウミウシの一種。※この項で解説
  2. 高橋留美子の漫画『うる星やつら』に登場する赤い着物の幼女姿の妖怪。 →雨森露子
  3. 椎名橙の漫画『それでも世界は美しい』の「雨の公国」の王家一族の能力。 →ニケ・ルメルシエ
  4. ピクミン』に登場する原生生物の和名。 →ドドロ
  5. splatoon2』から登場したスペシャルウェポンの一つ。→splatoonのブキ一覧
  6. ドラゴンクエスト7』に登場するボスモンスター。 →ちゅうまじゅう
  7. Sa・Ga』や『サンサーラ・ナーガ』などに登場するモンスター。
  8. ポケモン』の特性のひとつ。 →あめふらし
  9. 妖怪ウォッチ』の妖怪。 →雨ふらし

ウミウシのアメフラシ

概要

腹足綱・後鰓類の無楯類に属する軟体動物の総称。

一般にはその中のアメフラシ科に属するものをアメフラシと呼ぶ。

別名「海のウサギ」。


形態

2本の角のような触角が生えている方が頭部で、背中には大きなヒダがある(そのヒダで飛ぶように泳ぐことができる)。

貝殻は無いように見えるが、実は退化し完全に体内に入り込んでいる。そのため背中を押すと体内に硬い貝殻があるのがわかる。

皮膚に海藻由来の毒素が蓄積され、つついたりして刺激を与えるとその毒素を含んだ紫色の液体を出して身を守る。

その様子が海水中に雨雲を発生させているように見えるためこの名をつけられた。


生態

普段は水深1-3m程の海底を這って海藻を食べるが、餌が足りなくなると自分で穴を掘って探す。

嗅覚が発達しているため、触角で微弱なにおいを感知することができる。

春から夏にかけての繁殖期は磯に集り、「ウミゾウメン」と呼ばれる細長い卵を産む。


幻獣としてのアメフラシ

年賀

一世紀のローマ帝国で書かれたプリニウスの『博物誌』では猛毒を持つ「海ウサギ」として記述され、触れただけでも体が痺れ上がって卒倒してしまうと信じられていた。

またインドには巨大なものが生息すると記述されていた。

なおローマ皇帝ティトゥスと、フランス王シャルル9世はこの毒で暗殺されたという異説がある。

その他、中国語では「雨虎」と書かれる。


関連項目

生物 紫の液体

ウミウシ ナマコ

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