ツリバカツオリーブ
つりばかつおりーぶ
概要
ミケラがアニメ版釣りバカ日誌、カツオ、オリーブという三つのモチーフを融合させて誕生したトリノイド生命体第15号。
ダイノアースにあるマウカバの実(美味らしい)に似ているオリーブを集めるため、背中にある釣り竿で人間を釣り上げ、オリーブに変えてしまう。腹にある口からは鰹型ミサイルを発射する。
必殺技は包丁を取り出し、仰向けになった相手にチョップを見舞う「秘打・カツオの叩き」…放送コード的に大丈夫なのかその武器は。
活躍
オリーブに変えた全人類を食べてしまおうとビルの屋上から人間を次々と釣り上げてオリーブに変えていき、さらには当時放送されていたアニメ『釣りバカ日誌』の主人公・浜崎伝助ことハマちゃんの息子の鯉太郎まで釣り上げ、アバレンジャーとの戦いでも鰹ミサイルで迎撃しオリーブにしようとしたが、竿が折れたため一時撤退する。
流石に放送局も想定外の事態だったらしく、テレビ画面には「しばらくお待ちください」のテロップが振られていた。このイレギュラー事態のせいでかアニメの人物であるハマちゃんが現実世界のアバレンジャーと交信できるようになり、凌駕はハマちゃんの現実世界での体となるTVを片手に鯉太郎を捜索する事に(もっともあちらの世界では特撮番組としてアバレンジャーが放送されているのだが)。
その後、折れた竿を新しくして再び人間を釣り上げ、駆けつけたアバレンジャーと戦闘。
カツオのたたきで迎え撃ったが返り討ちにされたため、人間が変えられたオリーブの入ったガラス瓶を人質にしたが、その卑劣な振る舞いに激怒したハマちゃんがテレビの中から飛び出し（伯亜凌駕曰く、「ハマちゃんさんのダイノガッツが奇跡を起こした」。）、ガラス瓶を一本釣りされて形勢が逆転し、そのまま逃げようとしたところをスーパーダイノダイナマイトで倒された。
そしてジャメーバ菌が入った雨が破片に降り注いで巨大化。
両手にある鰹の尾びれと釣り針でアバレンオーを苦戦させたが、爆竜コンバインしたアバレンオーベイルスロッキルの「爆竜カツオの一本釣り」で空中高く釣り上げられ、爆竜必殺チョキチョキシザースで刺身にされてしまい、爆死した。
彼の死によりオリーブにされた人々は全員復活し、ハマちゃんも鯉太郎と一緒にアニメの世界へ帰っていった。
余談
アニメ『釣りバカ日誌』とまさかのコラボを果たした。
…というよりも先駆けてアバレンジャー（4人）が『釣りバカ日誌』の方にゲスト出演している。
なお、アバレンジャー側のOPの入りは釣りバカ日誌のタイトルロゴがスーパー戦隊のシリーズロゴに変化し、いつものOPへと続いていく。
放送当日のエンディングでは一部のカットが上記の『釣りバカ日誌』でアバレンジャーがゲスト出演したエピソードのシーンに差し替えられている。
声を演じた宮田氏は昨年の『忍風戦隊ハリケンジャー』でナレーションを務めており、風雷丸の声も兼任していた。
そして、ハマちゃん役の山寺宏一氏および鯉太郎役の佐藤朱氏は特撮作品への参加は今回が初となった。
モチーフは上述の通り釣りバカ日誌、カツオ、オリーブ。
尚、劇中で生み出した際の使用カラーはそれぞれ釣りバカ日誌がほのぼのエキス入りファミリーアニメ色、カツオがサバ科一本釣りエキス入り初カツオ色、オリーブがモクセイ科地中海エキス入りオリーブオイル色。
「マウカバの実」を逆から読むと「バカウマ(=物凄く美味しい)」となる。
関連タグ
爆竜戦隊アバレンジャー 邪命体エヴォリアン ミケラ トリノイド
釣りバカ日誌：1話限りのコラボ作品
釣り上げられた女子高生：被害者。なぜか当サイトに記事がある。
ウミツラー：『電子戦隊デンジマン』に登場する、海釣りをモチーフにした戦隊怪人の先輩。
早口旅ガラス：『五星戦隊ダイレンジャー』に登場する、釣り竿を武器とする先輩。
デーボ・タイリョーン：『獣電戦隊キョウリュウジャー』に登場する後輩。
ツリザオ邪面：『魔進戦隊キラメイジャー』に登場する後輩。
マシュマロ邪面:人間を食物に変える能力を持つ。
メ･アゴン・ギ：『仮面ライダークウガ』において、同じく15号のナンバーを冠するライダー怪人。更にモチーフのアンコウも英語で「アングラーフィッシュ（anglerfish）」で「釣り人の魚」と直訳出来る為、奇しくも釣りバカ繋がりになる。
