CV:飯塚昭三
概要
『電子戦隊デンジマン』第7話「デンジ星の大悲劇」に登場。
3000年前にデンジ星を滅ぼしたベーダー怪物の子孫で、ベーダー魔神への儀式によって呼び寄せた卵から誕生した。バックルのナンバープレートは「06」。
イソギンチャクとフジツボが合わさったかのような醜悪な容姿をしており、ダムにヘドロを投げ入れて水道水の水を汚染した上で、ダムを破壊し汚染された水の津波を起こして東京をヘドロの海へと沈めようと目論む。
左頭部のイソギンチャクから『ヘドロシャワー』と呼ばれる毒液を噴出し、強力な再生能力を持っているほか、浮き爆弾や釣り竿型の銛で相手を攻撃する。
ヘドロの汚染度が98%に達したところで体表のフジツボから胞子をばら撒き、ウミツラーバクテリアを増殖させて水を腐らせ、地球をデンジ星の二の舞にしてしまおうと画策するが、デンジマン達の陽動作戦により計画は未然に防がれた。
ウミツラーバクテリア
ウミツラーがヘドロに増殖させる赤い軟体生物。
水を腐らせてしまう力を持つほか、酸性雨を降らせることも可能であるかのような描写もある。
生物に襲い掛かって石膏のように固めてしまう上に様々な物体を溶かしてしまうという恐ろしい力があり、この力によってデンジ星は滅亡への道を辿ることとなった。
余談
デザインは野口竜氏で、上記のように先代がデンジ星を滅亡させたという醜悪な容姿の恐るべき怪物であるが、胴体部分は釣り師(海釣り+ラー)をモチーフにしており救命胴衣に釣り竿を持つという人を食った姿をしている。
このウミツラー以降、最期にベーダー怪物にとどめを刺す描写として第2話のシャボンラーが倒されるシーンが使い回されるようになった。