登場話:第34話「哀しい捨子の物語」
概要
17年前にヒダラー前将軍の不手際によりベーダー魔城から落ちた卵から孵化したベーダー怪物。ベルトのバックルナンバーは「33」。
地球に流れ着いて人間の赤ん坊の姿でいたところを古川町子(演:町田祥子)に拾われ、息子の俊介として育てられる。成長するにつれてベーダーの血が強くなって非行に走り、遂には町子の前で怪物の姿になる。
町子の想いの籠った善のビー玉のため悪に徹することはできず、彼女がそのビー玉をかざすと動揺した。
しかしそれはミラーとケラーにスリングショットで撃ち砕かれ、デンジマンはやむなく戦う。
「ビー玉爆弾」に「ビー玉あられ」で暴れまくるが、電子稲妻落としが決まる。巨大化してダイデンジンの電磁剣・電子満月斬りで倒される。
町子は墓の前で彼を手厚く弔うのだった。
古川俊介
「俺は一体、何者なんだ…『古川俊介』なんかじゃない事は確かだ……」
演:大栗正史
ビーダマラーの地球での姿。17歳(高校2年生)。母・町子と2人暮らしながらも幸せに暮らしていたが、今では校内暴力や授業料のカツアゲ等非行に走る毎日を送っていた。
(町子が俊介との思い出を語る回想では、挿入歌としてみなみらんぼうの『母の背で覚えた子守唄』が使用された)
最期はビーダマラーとしてデンジマンに倒される(墓碑銘によれば没年月日は昭和55年9月19日)。
余談
デザイン画の時点では「ヨーヨーラー」であり、頭部はヨーヨーを垂らした手の形をしていて、目は「掌」にあたる部分に付いていた。
その為、ヨーヨーラーのデザイン画は存在するが、ビーダマラーのそれは最初から存在しない。