「このままじゃ済まさねぇ!ジューマンのプライドに掛けてなっ!」
「相手を殴ると自分も痛え……だから拳ってのは相手を傷つけるために使っちゃいけねえ!拳ってのはな、守るために振るうんだ!それが…“男の美学”だぁ!」
演:南羽翔平
概要
ジュウオウライオンの変身者で異世界・ジューランドの住民。家族構成の詳細は第38話まで不明だったが、本人曰く兄弟が多いらしく、最終回では兄弟らしきジュ―マンの子供(CV:大藤瑛史、野手美月)と再会した。第40話では諺「獅子(は我が子)を千尋の谷に突き落とす」を「どんな奴でも絶対に強くなる、一族に伝わる鉄板の修行」と言っており、厳しい家庭だったようである。
ジューマン態はライオンで、鬣がドレッドヘアーになっている(人間態にもそのまま反映されている)。名前の由来はしし座の英名『LEO』。
ハイテンションなお調子者で、ジュウオウジャーのムードメーカー的存在(第36話のハロウィンでは女装も披露している)。裏表がない性格で「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」と思った事はすぐ口にしてしまうので、それが原因でトラブルになる事も多い。ただし、自分が悪いと認めた時はすぐさま土下座して謝り、フォローのために奔走するなど、潔さや責任感も持ち合わせている。また第28話では、ケタスの立体映像の説明で、度々ツッコミを入れた。
その裏表の無い性格が幸いしてか、第32話ではオモテウリャーの「リバーシ!」が初めから一切効かなかった(正確には効いてはいるが、表裏がないので変わってない)。ただ、裏の性格を出した皆を妙に落ち着き払って見ていたので彼も「激情家である割に内に冷静さを秘めている」のかもしれない(戦隊的には「燃えるハートでクールに戦う」の逆?)。
またタスクが呆れ返る(しかもカワイイ子なら誰それ構わず声を掛けるチャラ男レベル)ほど重度の女好き(雄ライオンだから当然か)で、たとえ誰であっても女性は絶対殴らない主義。その為ジューランドでの拳法大会でライバルのセラに手加減してしまい憤慨されている。最初はナリアの事も同じ理由で攻撃せず見逃しており、セラからは「あんたバカじゃないの!?」と呆れられている。
また夢を笑ったり馬鹿にしたりする事も大嫌いで、8話ではたまたま仲良くなった地球人(平松大輔)の音楽を気に入り、オーディションに消極的だった彼を激励する。
ライオンの習性なのかすぐに高い所に昇りたがり、下宿先のアトリエ・モリでもロフトが指定席。
ちなみに足がもんの凄くクサい。また絵も幼稚園児並みに下手くそ(ただし真理夫は絶賛)。
「タコ」の意味が分かっていないせいか、キルメンチに「タコ」と言われたときは、「ライオン」だと訂正した。
当初は風切大和のことを「王者の資格」を盗んだのではと思っていたが(後に真犯人が判明してから、共に説得することを決心する)、彼が戦闘に参加して助けてもらえたことや、人間界での生活を世話してもらえることで見方を変えている。
ジューマンとしての能力は声が大きいこと。
周りが思わず耳をふさぐほどの大声でひんしゅくを買っているが、戦闘では音波攻撃を無効化できるというメリットがあり、第8話では洗脳音波を相殺している。音波攻撃に弱いセラとは、ここでも対照的といえる。
余談
演じる南羽氏は『仮面ライダーW』の第49話(最終話)にゲスト出演したことがあり、これが彼のデビュー作となった。また、偶然にも後にゴーカイピンクことアイム・ド・ファミーユを演じる事となる小池唯女史とも共演をはたしている。
彼女とはジュウオウジャー内で再共演する事になった。
レオの兄弟の1人を演じた大藤少年は次回作で佐久間小太郎/コグマスカイブルーの弟・次郎を演じた。
関連タグ
風切大和 セラ(ジュウオウジャー) タスク(ジュウオウジャー) アム(ジュウオウジャー) 門藤操
レオン星人ギョク・ロウ:12年前の戦隊に登場したライオンの獣人。
サトシ:主人公ながら、大ボケな性格が非常に目立ち、いかなる困難にも屈しない無謀も目立っている。
サンジ:彼も重度の女好きで、たとえ誰であっても女性は絶対蹴らない主義である。