「お前は王ではない…敵だ‼」
CV(人間態)/ 成田浬
概要
『仮面ライダー555』第46話「新社長誕生」に登場するサンゴの特性を兼ね備えたオルフェノクにして劇中に登場する最後の一般怪人。身長:214.0cm、体重:130.0kg(出典:東映公式『仮面ライダー図鑑』より)。
三方に伸びた突起状の口から相手を硬質化させるゲル溶液を噴出させる能力を持っているほか、戦闘の際はサンゴを模した槍を用いて敵を襲撃する。
また、頭部、胸、肩、腰から垂れた棒状の装飾は柔軟ながらも相手の攻撃を拡散させる能力に優れており、この能力を活かし『ファイズエッジ』を防ぎ、555たちと互角以上の戦いを展開している。
夜の街において人間を襲った後、偶然オルフェノクの王を宿した鈴木照夫に遭遇した際に彼が放つ異様な雰囲気から恐怖心と自身の身の危険を感じてその場から逃げ出した。
その後、昨夜の出来事とオルフェノクの王に関して話すためにスマートブレイン社へと赴き村上にコンタクトを取るが、寧ろ王の復活を望んでいる村上は意に介さず、王の復活の為に生贄になるように言われてしまい、王の覚醒前に自身で倒そうと決心。
何も知らない照夫の前に現れ襲い掛かろうとするが、照夫の正体を知らない三原や巧に阻まれた為に交戦。
格闘戦ではデルタやファイズ二人を前に互角以上の戦いを展開するが、背後からデルタの放った『ルシファーズハンマー』で吹き飛ばされ、最後はその正面に待ち構えていたファイズの放つ『グランインパクト』を喰らい灰化して消滅した。
余談
声と人間態を演じた成田浬は初代ウルトラマンのデザインで有名な彫刻家・成田亨の実子。
成田氏は平成ライダーシリーズでの出演は今作が初となり、後に次作『仮面ライダー剣』でエレファントアンデッドの役で出演した。
関連項目
平成ライダーテレビ本編最後の一般怪人