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カルロ・ゼンの編集履歴

2022-06-28 04:08:15 バージョン

カルロ・ゼン

かるろぜん

「カルロ・ゼン」とは、小説家・ライトノベル作家、シナリオライター、カフェイン愛好家、共産趣味者。

概要

小説投稿掲示板「Arcadia」にて、2012年にWEB小説として執筆していた幼女戦記が2013年10月からエンターブレインで書籍化。作家となった。


プロフィール


人物

小学生の時は、吉川英治三国志や、織田信長豊臣秀吉のような伝記を図書館で多く読んでいた。その後は、コーエー信長の野望三國志といったテレビゲームに手を出して歴史が好きに。さらには太閤立志伝やモンゴルが舞台の蒼き狼と白き牝鹿といった系統にも手を出して「世界史楽しいな♪」となり、ズブズブと浸かっていった。


幼い頃からの読書好きで、中学・高校の頃から学校の仲間内で細々と小説を書いていた。転機となったのは、大学進学によって自由にインターネットが使えるようになり、ネット上で不特定多数の人に読んでもらえる喜びに目覚めてしまったことだという。その後しばらくして、Arcadiaに出会い、これが決定的となって、小説投稿サイトという空間にはまり込んでいった。


Arcadiaにて幼女戦記を投稿していた前後の期間は海外に住んでおり、その時に現在、書籍編集を担当している藤田氏から出版依頼のメッセージを受け取った。

しかし当時自社出版詐欺の話を多く耳にしていたため、これは新手の自費出版詐欺だと勘違いして、相手にしなかった。次に藤田氏から「会いに行きますよ。どこに住んでいるんですか?」とメールが来たため海外にいる旨を伝えると、「東京に来た時に声をかけてください」と返答を貰った。カルロ・ゼン氏が一時帰国をした際には会談をし、どうやら詐欺ではないらしいことがわかり、じゃあ出版してもらってもいいかなとなったという。


幼女戦記の着想の経緯

サラリーマン幼女転生というアイデアは、「シカゴ学派」という学派を人間に適応したらどうなるんだろう、という思考の遊びが発端。「人間はそんなに合理的ではない」、「市場(しじょう)には問題がある。」ということはよく耳にする。しかし、シカゴ学派というものは「人間は合理的な存在」という仮定からはじまっていて「市場(しじょう)を心底から信じ込んでいる」。そんなシカゴ学派を理想とする人間を、変な世界ぶち込んだりしたらどうなるんだろうと考えていた。


カルロ・ゼン氏はシカゴ学派についてこう語っている。

彼らは完全に計算と数字の世界の住人で、すべてをミクロ経済学で判断しようとする。マイケル・サンデル教授の有名なたとえ話に出てくる、もし自分が電車の運転手だとして5人を轢くか1人を轢くかというトロッコ問題において、標準的な功利主義者では5人を轢くより1人となるかも知れないが、シカゴ学派の発想だと総コストで判断する。ある5人の生産性より、1人の生産性の方が高ければ、5人を轢いてしまえと。ここまで急進的なケースは稀ではあるが、根本的に道徳や善悪には個人差があり、ひとつの公平かつ客観的なものさしとして数字を使おう、というのがシカゴ学派のスタンスである。彼らにとってすれば、感情もコストにカウントして計算できると考える。カルロ・ゼン氏曰く、非常に簡略化して話していますので参考程度にしてください。とのこと。


そして上記の話が、あの悪魔の行動原理に繋がるのである。


作品一覧

単行本

幼女戦記

約束の国

セブンスドラゴン3 UE72 未完のユウマ

銃魔大戦 怠謀連理

・ヤキトリ


漫画原作

幼女戦記

売国機関

テロール教授の怪しい授業

明日の敵と今日の握手を


ゲームシナリオ

ケイオスドラゴン 混沌戦争(『ヴァラガン共和国連邦』シナリオ)

銃魔のレザネーション(原作、シナリオ)


余談

同じくArcadia原作オーバーロードの作者丸山くがね氏とは非常に仲が良い。


外部リンク

Twitter


Wikipedia


ニコニコ大百科


「これが面白いんだ、これを食え!」原作者カルロ・ゼンが語る「幼女戦記」(前編)


丸山くがね×カルロ・ゼン対談



関連タグ

幼女戦記 ライトノベル エンターブレイン ターニャ・デグレチャフ 丸山くがね KADOKAWA


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