データ
概要
着ぐるみを使ってあらゆるデジモンに成り代わる能力を持つデジモン。
よく知られているのはテイルモンの着ぐるみを着た姿だが、出べそにもっこりした股間とデジモンの着ぐるみを着た変質者のそれである。
戦闘力も低いようで、「つっこみパンチ」や「コールドギャグ」と言ったお笑い芸人のような技しか持っていない。
アニメでの活躍
デジモンクロスウォーズ～時を駆ける少年ハンターたち～
CV:岸尾だいすけ
テレビアニメシリーズの出演は今作が初となる。
元はデジタルワールド一の怪盗を自称していたコソ泥で、着ぐるみの元になる服を収集していた。一人称は「あっし」。
かつてはガムドラモンを「兄貴」と呼んで義賊をやっており、ピピスモンとゴキモンらで構成された盗賊団を壊滅させた矢先に警官隊まで傷付けてしまい、出動したゴクウモンにガムドラモンが捕らわれた際には我が身可愛さに逃げ出してしまった。この為に最初はガムドラモンもベツモンを助ける事を嫌がっていた。
その後、記憶を失った状態でデジクオーツに迷い込み、ハンター達の洋服を履いだり、仕立て屋を攫って無数の着ぐるみを作らせてハンター達を翻弄した。この為、時計屋のおやじの取りなしでクロスハートとリョウマのチームが共同戦線を組んでベツモンをハントする事に。
クロスアップアレスタードラモンの戦いではブロッサモンの触手に締め上げられ、なおも抵抗するが、タイキがコールドギャグよりも寒いギャグを披露した為に動きが止まり、トドメを刺されてタギルにハントされた。
どうやら記憶が戻り、反省した模様。
なお、この作品ではコールドギャグは本当に凍結効果のある技となっている。
作中で化けたデジモン
着用した着ぐるみによって声色や口調が若干変化する。顔はやはりベツモンであり、着ぐるみの出来も稚拙で防御力も薄いが、何故だか騙されてしまう。化けたデジモンの必殺技も使えるが、威力はかなりしょぼい。
過去
現代
- オメガモン
- 「グレイソード」を使用…したが、地面に斬撃の跡が残るだけで威力はお察し。一応、リーチは長い。
- シャウトモン
- エンジェモン
- リョウマを欺いた時の姿。一応、飛行能力は有している。
- スティングモン
- レンを欺いた時の姿。
- パンダモン
- アイルを欺いた時の姿。ご丁寧に目に隈があり、アイルのスカートを剥ぎ取ろうとした。
- アスタモン
- 比較的完成度は高め。銃撃が得意で威力は大した事が無いにも関わらず、思わずハーピモンが防御体制を取ってしまうほど心理的な揺さぶりは大きいようだ。
- ダークナイトモン
- 若干、オリジナルに近いねっとりとした口調になる。「ツインスピア」を使用したが、掌からのビームになっている。おい、槍使えよ。
- エグザモン
- 特注品…だが、アンブロジウスとそこから放たれる「ペンドラゴンズグローリー」は威力がショボいが、乱射してくる為、面倒な事この上ない。
デジモンゴーストゲーム
「お前は、消える」
「俺らベツモンの邪魔はさせねえ！お前達と入れ替わり、成り済まし、人生を全て奪い取ってやる！！」
CV:岸尾だいすけ(偽ガンマモン)、水田わさび(偽ジェリーモン)、中村光樹、浅野良介、れいみ、寺崎千波也、橘内良平
第32話に登場。
この回はアイキャッチで大々的に宣伝されており6月26日のアイキャッチと7月2日のアイキャッチが作成されるだけでなく、公式サイトのガンマモンも全てベツモンに変わるという力の入れっぷり。
多数で行動してメイクーモンといったターゲットの人生を根こそぎ奪う、シャレにならない入れ替わり事件を連続で行っていた。完璧に溶け込めるようリサーチを行っているようでガンマモンや清司郎の名前や寮長という立場、クセ等を事前に認識していた。
今回は葉櫻学園の学生寮の乗っ取りを画策し、リーダー格の個体がガンマモンに変装して本物を追い払うべく、本物のガンマモンが出かけている間に宙に接触して徐々に生活に溶け込んでいく。
やがて本物のガンマモンが自身に成り済ますベツモンに気付き、本物だと必死に証明しようとするも宙だけでなく周囲の仲間も何故だか気付かず、ジェリーモンに変装した個体の一声で彼を寮を追い出す事に成功。邪魔者がいなくなり、ベツモン達は寮の生徒達に変装し着々と乗っ取りを進めていく。
しかし、四面楚歌な状況に陥っても本物だと証明するのを諦めなかったガンマモンはチョコをやけ食い。負けじとベツモンもチョコを食べるが、こちらは甘いものが苦手だったために限界が来て演技を止めてしまい、それを見た宙もようやく今まで過ごしてきたガンマモンが偽者だと気付いた。
正体がバレたベツモンは、仲間を集めて強行手段に出る。
一応完全体な上に実力は高く、ウェズンガンマモンの『セドナ』をひらりと避けて大勢で繰り出す『つっこみパンチ』で圧倒するが、続けて進化したカノーヴァイスモンの『メテオルクス』には耐えられず掃討された(その吹っ飛びぶりはまるで某オールスターゲームのよう)。
その後やってきたクロックモンに「根性を叩き直す」と回収された。(もんざえモンの時と違い、クロックモンは成熟期なのだがコイツら(完全体)を根性叩き直せるのだろうか？)
作中で化けた姿
因みに今作はデフォルトであるテイルモンの着ぐるみがダボっとした造形で、着込んでいるイメージが強まっている。
- ガンマモン
- リーダー格が化けた姿。本物の飛行能力は難なく使える。成り済ましのためにチョコを食べていたが本来は辛いものを好み、宙が寝た隙にパンにワサビ等を塗って食べていた。
- ゴツモン
- こちらもリーダー格が化けた姿。ガンマモンに「公園で遊ぶ」と言う約束を取り付けておき、彼がいない間に追い出す下準備を推し進めていた。
- ジェリーモン
- サブリーダー格である女性の人格の個体が変装した姿。元々留守がちなので入れ替わりは簡単だったとのことで、本物は事態終結後にようやく登場した。障害物のすり抜けは使えない。
- 宙、清司郎と言った学園寮の関係者
- 邪魔者を追い出し、一気に乗っ取りを進めるべく大勢のベツモンが成り済ました。宙は未遂に終わっている。
- メイクーモン
- この姿のベツモンは登場していないが、メイクーモン本人が言及。最終的に立場を取り戻したガンマモンとは違い、完全に乗っ取られてしまった模様。
関連デジモン
上記三体から進化する…本物がパチモンに進化するとはこれいかに。
関連タグ
テイルモン：衣装の元ネタ。
オメカモン：同じくパチモン系デジモン。
ナニモン：ジョークのような名前のデジモン繋がり。
