幼名

ようみょう

幼少期に名乗る名前のこと。

解説

幼少期に名乗る名前のことで、日本では主に平安時代から江戸時代に見られた。

といっても幼名をつけられるのは主に貴族や武士などの身分であった。

基本的に元服して諱をもらうまでの間に名乗っていた。

現在は改名がよほどのことでない限り認められないため、幼名という慣習はなくなっている。

競走馬の幼名

ほとんどの競走馬はよく知られているような名前(登録名)を最初から付けられているわけではない。

登録名は馬主に渡って、出走デビューが決まった時点で初めて付けられるものだからである。

そのため、普段から世話をする生産牧場などでは、正式名が決まるまでは一時的な幼名をつける事が多い。

主な幼名

歴史上の人物

• 真魚⇒空海
• 牛若丸⇒源義経
• 松寿丸⇒毛利元就
• 吉法師⇒織田信長
• 竹千代⇒徳川家康および徳川将軍家
• 虎之助⇒加藤清正
• 佐吉⇒石田三成
• 市松⇒福島正則
• 梵天丸⇒伊達政宗
• 弁丸⇒真田信繁

競走馬

• パーフェクト⇒トキノミノル
• 松風⇒シンザン
• ルナ⇒シンボリルドルフ
• 輝光⇒メジロライアン
• 輝峰⇒メジロパーマー
• ハツラツ⇒オグリキャップ
• ニシキノ⇒タマモクロス
• アマゾネス⇒ヒシアマゾン
• ベロ⇒エアグルーヴ
• ワキ⇒サイレンススズカ
• ポイントフラッグの2009⇒ゴールドシップ

関連タグ

名前　元服　改名