曖昧さ回避
- 市松模様。正方形の四角に黒→白→黒と並べたような模様。語源は2の歌舞伎役者が着ていた服の柄に由来。欧米ではチェスボード模様という。
- 江戸時代中期の歌舞伎役者。佐野川市松。
- 日本人形の一種。市松人形。
- 戦国武将・福島正則の幼名。
- 必殺仕置屋稼業の竹細工を使った殺しを行う殺し屋。沖雅也が演じた。
市松人形
日本人形の一種。
別名「東人形」「京人形」とも呼ばれ、地方によっては「いちまさん」という愛称も存在する。
白い肌とおかっぱ髪が特徴の和服少女を象られて創られており、江戸時代当時の少女向けの玩具として流通した。呼称の由来は諸説あり、前述の歌舞伎役者に顔立ちが似ていたためとも、市松模様の衣装で売られていたためとも言われている。
元々壊れやすいという点もあり、現在は観賞用として作られることが多い。
西欧の人形でも同じことを言えるが、現在の感覚ではその精巧に作られた顔立ちを不気味と感じる人も少なくない。幼少期、おじいちゃんおばあちゃんの家に遊びに行くと市松人形が飾られていて、
トラウマになった人も多いはず。
また、頭髪に本物の人毛を使用し、日に日に髪が伸びるという怪奇現象の噂が流行したことも。
そのためか、昨今では和風ホラー作品の題材となることが多い。元々の用途を考えると「どうしてこうなった」と言えなくもない。
市松(福島正則)
pixivでは、創作戦国における福島正則の幼少期を描いたイラストにタグとして使用される。
戦国無双シリーズ
もちろん二次創作である。
同じく羽柴家で幼少期を過ごした佐吉(石田三成)、虎之助(加藤清正)とセットで描かれることが多い。
余談だが、『戦国無双Chronicle』のシナリオ「関ヶ原の戦い 西軍」において、
プレイヤーが石田三成の状態で福島正則に接近すると
「おい!佐吉!」と正則が呼ぶのに対し、三成が「その名で呼ぶな!馬鹿市松!」と返す台詞が存在する。