路線データ
路線延長 | 47.6km(新線) |
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軌道間 | 1067mm |
駅数 | 13駅 |
複線区間 | なし(全線単線) |
電化区間 | 早岐駅~ハウステンボス駅間《交流電化》(交流20,000V・60Hz) |
閉塞方式 | 特殊自動閉塞式(電子符号照査式) |
最高速度 | 95km/h |
概要
早岐駅(長崎県佐世保市)から諫早駅(同県諫早市)までを結ぶJR九州の鉄道路線。延長47.6km(営業キロ)。
SUGOCAは竹松駅〜諫早駅間のみ利用可能。長崎本線の諫早駅〜長崎駅間と合わせて、長崎エリアとして設定されている。また、早岐駅~ハウステンボス駅間が北九州エリアの延長として2024年度に利用可能となる予定。
佐世保市と長崎市を結ぶ主要公共交通のひとつとして機能しており、地方交通線ながら利用者は多い。全線大村湾に沿って走り、車窓からも眺めることができる。また、長崎空港へは大村駅が最も近い。
ちなみに当初は長崎本線として開業した歴史を持つ。
テーマパーク・ハウステンボスへの最寄り駅のハウステンボス駅、終戦直後に引揚者を送り出した南風崎(はえのさき)駅がこの線にあり、特急列車の為に早岐~ハウステンボス間が電化されている。
また千綿駅はフォトジェニックな駅として全国的に有名で、「青春18きっぷ」のポスターや、鈴木愛理氏のグラビア写真集などがこの駅で撮影されている。2016年には駅舎内に「千綿食堂」が開業した。
新大村駅以南は西九州新幹線と並行しているが、並行在来線には指定されていない。
駅一覧
駅名 | 快速 | 区間快速 | 特急ハウステンボス | 乗り換え路線 | 備考 |
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早岐 | ● | ● | ● | JR九州:佐世保線 | |
ハウステンボス | ● | ● | ● | ↑ここまで電化区間 | |
南風崎 | | | ● | ↓ここから非電化区間 | ||
小串郷 | | | ● | |||
川棚 | ● | ● | |||
彼杵 | ● | ● | |||
千綿 | | | ● | |||
松原 | | | ● | |||
大村車両基地 | | | ● | (※西九州新幹線大村車両基地に隣接) | ||
竹松 | ● | ● | |||
新大村 | ● | ● | JR九州:西九州新幹線 | ||
諏訪 | | | | | |||
大村 | ● | ● | |||
岩松 | | | | | |||
諫早 | ● | ● | JR九州:西九州新幹線・長崎本線、島原鉄道:島原鉄道線 |
運行形態
長崎エリアの気動車「YC1系」「キハ40系(キハ47)」が使われ、長崎方面へ直通し長崎本線と一体的な運用が行われている。全列車ワンマン運転。
長与駅を経由するものは専ら普通列車で、市布駅を経由するものは主に快速もしくは区間快速での運行。快速と区間快速にはシーサイドライナーの愛称が付けられている。
日中は長崎〜長与〜竹松の普通列車と、長崎〜市布〜竹松〜佐世保の区間快速が、それぞれ毎時1往復の運行。