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編集内容:女郎蜘蛛(シャドウサイド) じょろうぐも

女郎蜘蛛(シャドウサイド)

しゃどうさいどのじょろうぐも

本項では、アニメ『妖怪ウォッチシャドウサイド』及びゲーム『妖怪ウォッチ4』に出てくる女郎蜘蛛について紹介する。

CV:沼倉愛美(アヤメ憑依時は村川梨衣

「美しい男は何もしなくていい。そのおいしい魂だけ、食べさせておくれ・・・」

概要

アニメ版

30話より初登場。長らく酒呑ハルヤ達が探していた鬼族の姫の正体……と思いきや、姫とは全くの無関係。その正体は五百年前の現世にて若く美しい男を好み、血肉だけではなく魂すらも喰らっていた恐ろしい大妖怪。いわば殺人鬼のような性格と外道ともいえるやり方をしておりかなりの極悪人

ある時に、自身が今まで喰らってきた男達をも凌駕する完璧なまでに美しい男を見つけ、彼を自分の物にしたいと襲い掛かるもその男は強力な霊媒師で、逆に返り討ちに遭って封印されていた。

妖怪ウォッチ4

オンネン族ボス妖怪として登場。

こちらも姫乃アヤメの肉体を乗っ取っており、ハルヤを唆して復活を企んでいた。アニメとは違って肉体を乗っ取ったまま本来の姿を現した。

ストーリー上でのボス戦では洞潔からの情報提供を経てゲンブ法典斧の入手後に戦闘、ハルヤを救出すると酒呑童子が加勢してくれる展開も再現されている。

不動明王・天に強い設定を再現する為に雷属性に耐性を持つが、土属性が弱点。アニメ版で披露した後述のバリアは展開しない(但し後に戦う別のボスにバリアギミックが搭載されている)。

この他に大勢のイケメンが捕らえられており、餌として定期的に4人ずつステージ上に出される。彼らに向かって妖気スイトールで吸い取り続けると救出可能。救出したらそのまま脱出、強化アイテム出現、女郎蜘蛛をダウンさせてチャンスタイムのいずれかが発生する。救出失敗すると彼らはステージ真ん中で武器として振り回される。

倒された後、アヤメの生命力は貪り尽くされて死を迎える寸前だったが、ナツメの発した謎の力によって一命を取り留めた。

再戦可能な大妖魔の扉は中学校の体育館2階にある。

難易度「超」以上で倒すと低確率で武器「千手蜘蛛爪」を落とす事がある。「極」で超低確率で出るボス魂を5個集めるとレア度5「呪怨・千手蜘蛛爪」へ強化可能。

この武器は確率でじわじわダメージ状態にするスキル効果を持ち、近接攻撃や妖術攻撃のみならずウォッチ使いの妖気スイトール及びポーズ中のピン刺し(ロックオン)も対象となる。ナツメに装備させると、バトルどろ~ん展開と妖気スイトール(ナツメは4体同時に吸い取れる)にそれぞれじわじわダメージを上乗せ出来、大幅な火力向上になる。ケータの場合は各種射撃の連射性能に上乗せする形となる。

妖怪大相撲のおすすめレベル110~120(通称:炎極場所)の中でも最も難しい「極・ゲラゲラ場所」「極・えいゆう場所」や、ボス再戦「炎極」といった敵の耐久が異常に高く、近づいただけで即死の危険が高い鬼畜難易度の貴重な追加ダメージ源となっている。

ちなみに、じわじわダメージは敵妖怪にトドメを刺さずHPが1残る仕様となっている。これを利用すれば、好きな人ゲージを稼ぎたい妖怪にトドメを刺すように仕向けるのが容易となる。但しトウマは一定間隔で妖気スイトールに攻撃判定が付いてトドメを刺す事が多いので、別の手段を使うのが無難。

戦闘能力

背中から生えた8本の蜘蛛の足から出す糸が武器であり、白蛇のような形にしてムチの如く叩きつけ相手を絡め取り、その魂や妖力を吸収する。妖力を吸収すればするほど体が巨大化してパワーアップする。

さらにその糸は耐久力も尋常ではなく、不動明王・天のフドウ雷鳴剣や洞潔のアシュラ豪炎丸などの妖聖剣はおろか、ハルヤの絶大な妖力をもってしても切り裂く事も焼き払う事も不可能。

また、本体そのものも蜘蛛の巣の形をした非常に強固なバリアーに守られており、ジバニャンの百猫烈弾も完全に無力化。ミッチーのミッチービームも全く効かない、と言うよりミッチーのランクが女郎蜘蛛より低いので論外である。

だがその反面、バリアーが破られると本体は非常に脆く、攻撃を受けると溜めこんでいた妖力が抜け出て体が縮小して弱体化する。

彼女の強力な結界を打ち破るには、妖魔界の宝剣殿にある妖聖剣ゲンブ法典斧が必要不可欠とされる。

劇中での行動

何らかの要因で封印が解けた女郎蜘蛛は、その伝説の男の子孫である姫乃アヤメに憑依(アヤメが妖怪が見えたり妖術を使えるのは、直径先祖の血が影響)し、彼女の無意識下では美しき男の魂を喰らい続け妖力を蓄えていた。

更に自身の復活を効率良くする為に、ハルヤ一派に自分が彼らの探している『姫』と偽り、目覚めさせるには『伝説の男』が必要であると語ったのを切っ掛けとして、彼らを利用していた。

自身の復活に必要な伝説の男とは、自身を封じた霊媒師の男そのものであり、既に他界し年月が経ったのにもかかわらず魂は髑髏に留まり続けていたが、ハルヤがその骸を見つけその魂を喰らった事で完全復活を果たし、全てが偽りであると暴露して彼の心を打ち砕く。

更にはアヤメの肉体から抜け出る際に、彼女の魂を喰らうと同時に首筋に蜘蛛の巣状の呪いを施し、洞潔とハルヤの妖気を吸い妖力を増大させるが、それにも飽き足らず、今度はナツメら妖怪探偵団の魂をも喰らおうと襲いかかる。

絶大な力で彼らを圧倒するがジバニャン達が不利と判断、ナツメ達を伴い撤退を許すも、タワー周辺に糸を張り巡らせタワー内の人間たちの魂を無差別に喰らい始める。

ゲンブ法典斧を持ち帰り帰還した探偵団を迎え撃つ為に、障害として魂を抜かれた人間で追撃、不動明王の力を吸い付くし更に巨大化するも、子供化した不動明王ボーイにいたぶられ、酒呑童子に自慢の足を切り裂かれて妖力を放出して縮小して大幅に弱体化。

隙を窺い脱出し、再度力を蓄えて自身を追い込んだナツメ達に復讐すると誓うも最弱な筈のミッチービームを浴びて石化されてしまい、そのままミッチーに落とされて粉々に砕かれるという呆気ない最期を迎えた。

これによりアヤメに掛かっていた呪縛も解かれ、魂を抜かれた人間も元に戻った。

残された謎と真相

結局、鬼族の姫とは全くの無関係だった彼女だが、それなら何故妖魔界の鬼桜が彼女に反応したのだろうか?

実は鬼桜の枝は、直接触れなくても反応する

ハルヤが桜の枝をアヤメに当てた時、アヤメではなく隣に居たナツメに反応していたのである。

後の話で鬼族の姫を見つけた後、ケースケのズボンに忍ばせた桜の枝が近くに居たトウマとアキノリに反応し、2人の前世の記憶を呼び覚ます描写がある。

『4』では前述の通り女郎蜘蛛を倒した直後に鬼族の姫が誰だったのかが判明する。

はるか昔から 若く美しい男の魂を食らって生きていた大妖怪。

古の霊媒師に封じられていたがひそかに復活を果たし 人間の男を品定めしているようだ・・・。(妖怪大辞典より)

女郎蜘蛛(シャドウ)として登場。シャドウサイドイベントで入手可能。

SSSランクで、30年前の同名古典妖怪と同じくブキミー族に分類される。必殺技は「活男(いけめん)いたぶり地獄」

関連タグ

妖怪ウォッチシャドウサイド 姫乃アヤメ オンネン族 ブキミー族

吐き気を催す邪悪 外道 殺人鬼

女郎蜘蛛(妖怪ウォッチ)…同名の別妖怪。こちらでは男性となっている。

浅倉威…彼女同様に人の命を奪うことを快楽とした凶悪殺人犯繋がり。ただしこちらは蛇モチーフ。

堕姫…着物をまとった女殺人鬼繋がり。サディストな性格はもちろん美しい者を襲っては喰っていた点も共通。

編集者:ミリ―
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