※妖怪ウォッチのウォッチランクについては妖怪ウォッチのアイテムを参照。
概要
所謂妖怪ウォッチ版「強さの数字化」である。
S・A・B・C・D・Eの6段階に分けられている。(最高がS、最低がE)
基本的にランクが高いとそれに応じて基本能力値も高い反面、レベルアップに必要な経験値が多く(※1)、サボりやすく(「2」以降)、必殺技を撃つ為の妖気ゲージが溜まりにくい(※2)。
また、高ランクの割に能力値が低い代わりにスキルが凶悪等々の例外となる妖怪も存在する。
低ランク妖怪(D・E)は能力値が全体的に低い代わりにレベルアップに必要な経験値が少なくて済み、サボりにくく、妖気ゲージが溜まりやすく(※2)、「逆転」系の専用装備アイテムを装備出来るといったメリットがある。
妖怪を進化させた時、基本的にランクも上がるのだが、進化前後でランクが変わらない妖怪も僅かだが存在する。
古典妖怪を怪魔に合成進化させる場合、進化前がAランクだとこれに該当する。これは幹部達が全員Sランクで、部下にあたる怪魔化古典妖怪が同格になってしまうのを避ける為だったが、『3』ではアゲランクの秘宝が登場した為、この設定は事実上破綻している。
余談だが、『3』の4.0更新時点で妖怪の総数は700種類以上いるが、S・Aランク妖怪の数がD・Eランク妖怪のほぼ倍となっている。
※1:、Sランクだとレベル99まで上げる為に経験値120万近くを要するが、Eランクは90万未満で済む。
※2:厳密に言うと、妖怪ごとに妖気ゲージの最大値が個別に設定されており、最大値が低いほど満タンになりやすく、基本的に妖怪のランクに比例して最大値が大きく設定される傾向(一部例外あり)である。同じランクの妖怪同士でも妖気ゲージの溜まりやすさに多少のバラツキが見られるのは妖怪ごとの妖気ゲージ最大値の違いによるものである。
初代
ごく一部の例外を除き、ほぼ全ての妖怪がランクを問わずまじめ度を最もサボりにくい「超まじめ」に出来る。
何気にこの頃からB・CランクでもSランクに匹敵するステータスを持つ妖怪が居たりする。
公式対戦も存在しない為、高ランク妖怪のデメリットは妖気ゲージ回復量とレベルアップに必要な経験値の2つである。
妖怪ウォッチ2
ランク毎にまじめ度上限が異なるようになり、ランクが高いほどまじめ度上限が低くサボりやすくなった。
D・E:超まじめ
B・C:まじめ
S・A:すなお
※ケマモンはBランクだが『2』では例外的に超まじめに出来る。
本作から実装された公式対戦ではS・Aランクは各2体までしか投入出来ない編成制限が掛けられている。それが関係しているのか、一部の妖怪はランクを1段階下げる措置が取られている。
妖怪ウォッチ3
高ランク妖怪の基本能力値が軒並み落とされており、高ランクなのに能力値が低い妖怪が多い。反対に、まじめ度上限との兼ね合いから、ランクが低い割に能力値が高い妖怪も存在する。
ver2.0で妖怪のランクを上げる「アゲランクの秘宝」が登場。詳細はヌーパーツを参照。
アゲランクで強化された妖怪のまじめ度、妖気ゲージ最大値、レベルアップに必要な経験値は元々のランクを基準としている為、某レスリング漫画みたいに「同じSランクでもまじめ度が違う!」といった事態が起きている。結局ランクは単に強さの中の一指標に過ぎないということである。
本作ではダメージを受ける床を設置する必殺技が新しく登場し、対戦では妖気ゲージの溜まりやすさが重要視され、初期ランクの低い妖怪が主力となる傾向である。
以上の一連の事からごく一部の妖怪を除き、「初期ランクの高い妖怪=使いにくい」図式が出来上がってしまった。
ver2.0追加のミカエリや、ver4.0追加のAランク妖怪(Mr.スコップ、インディ・J、ネコ2世、ゾン・ビー・C)はまじめ度上限がこれまでのAランクとは違って「すなお」から「まじめ」に上がっている。
ナガバナナはBランクなのに「すなお」止まりとなっているが、スキルを活かせるメリットでもある。
マイニャンはランクに関係なく「すなお」止まり。
公式対戦では従来の「ようかい神」等々の称号からランク表示(S・A・B・C・D・E)に変更。2.0更新ではSランクよりも上の対戦ランクとしてSS・SSSランクが追加された。
後にSS・SSSランクは『ともだちウキウキペディア』、『ぷにぷに』で正式に妖怪のランクとして使われるようになった。
妖怪ウォッチぷにぷに
SSランクが登場し、レジェンド妖怪等の一部のSランク妖怪がこれに分類されている。
三神エンマ、闇エンマ、不動明王、クリスタルレジェンドは更に上のSSSランクとなった。
ランクのインフレが起こっているように見えるが、実は同格でも実力差が著しい既存のSランク妖怪を細分化しただけである。
極妖怪の長である輪廻はそれよりも上のZランクとして登場。こちらは正真正銘のランクのインフレ化。更に暴走エンマの登場により、輪廻をも超えるZZランク、極エンマでZZZランクが登場。しかもクロスエンマでUZランクが登場。
2024年現在、最高ランクはUZランクとなっている。
妖怪三国志国盗りウォーズ
本作ではぷにぷににおいてSSランク以上だった妖怪のランクが見直され、S〜Aランクに振り分けられている。
更に、今作オリジナルのランクとして将星ランク、そして将星よりさらに上の天星ランクが登場した。
(ぷにぷににおけるZ〜ZZZのあたりが将星、天星に振り分けられている。)
また、元からいる妖怪の将星・天星ランクバージョンも存在する。
余談
妖怪ガシャのカプセルの色でどのランクが当たるかがわかる。
白カプセル→E〜Cランク
青カプセル→C〜Bランク(ぷにぷにではS〜SSSも出る)
赤カプセル→B〜Aランク(ぷにぷにではS〜SSSも出る)
金カプセル→A〜Sランク(ぷにぷにではSS〜UZも出る)
黒カプセル(携帯機作品限定)→S確定
虹カプセル(アプリゲーム作品限定)→Z〜UZ(ぷにぷに)、将星・天星ランク(国盗りウォーズ)
最後に一言
ニャンパチ先生「妖怪はランクや数字で比べるものではないニャン!」
高ランクで俺TUEEEも構わないが、たまには様々なランクの妖怪で遊んでみてはいかがだろうか?ひょっとしたら新たな楽しみ方が見つかるかもしれない。
関連タグ
幽遊白書:こちらも妖怪の強さをランクで分類している