概要
『仮面ライダーギーツ』に登場するレイズバックルの分類の1つ。
バンダイの玩具開発部にて用いられている模様。その為、劇中の用語では無いと思われる。
特徴
比較的小さい方のレイズバックル。サイズが小さいのでギミックは大型に比べて簡素であり、ベルト自体の見た目の変化も殆ど無い。
デザイアドライバーにセットする事により、ライダーの片胸若しくは片大腿の側面に固有のマークが入った簡素なアーマーを装備し、対応する武器や防具を召喚する。
装備後の形態は「アームド〇〇」となり、複眼の色は黄色で統一される。
リボルブオンで下半身側に移動した場合も武装は使用可能。
付随する武装は胸と肩のみを保護するヨロイに、良く言えばシンプルで扱い易い、悪く言えばギミックが少なく拡張性が無い武器。
尚、武装するだけでスペックはエントリーフォームから変化しない。
ゲーム的に言えばハズレ装備或いはノーマルレアないしコモンであり、作中でも吾妻道長が明確にハズレだと言及している。
第12話でもフィーバースロットレイズバックルの力でプロペラを引き当てた際に、初参加の時には殆ど小型バックルで戦い抜いた祢音からも「ハズレ」と不満を露わにされていた。
2話で英寿と森魚が同じシールドレイズバックルを所持しており、複数が存在する模様。
一覧
複眼の色は一律で黄色。
レイズバックル | 単体形態 | 拡張武装 | 使用者 | 初登場 |
---|---|---|---|---|
アローレイズバックル | アームドアロー | レイズアロー | ギーツ ※3、タイクーン、シロー、ギンペン | 1話 |
ウォーターレイズバックル | アームドウォーター | レイズウォーター | ギーツ、バッファ | 2話 |
ハンマーレイズバックル | アームドハンマー | レイズハンマー | ギーツ、ナーゴ | 2話 |
シールドレイズバックル | アームドシールド | レイズシールド | ギーツ、タイクーン、バッファ ※3、メリー、パンクジャック | 2話 |
チェーンアレイレイズバックル | アームドチェーンアレイ | レイズチェーンアレイ | メリー | 5話 |
クローレイズバックル | アームドクロー | レイズクロー | ナーゴ | 5話 |
ドリルレイズバックル | アームドドリル | レイズドリル | バッファ | 9話 |
プロペラレイズバックル | アームドプロペラ | レイズプロペラ | ナーゴ、ケイロウ、レター | 9話 |
ギガントコンテナバックル ※5 | なし(パワードビルダーフォーム ※6) | ギガントソード/ギガントハンマー/ギガントブラスター | シーカー |
※4:第4話の記録映像に登場しているが、公式の図鑑には掲載されてない
※5:拡張装備のオーバープレートやショルダーシェルが装着されるため、小型バックルとして記載。
※6:パワードビルダーバックルとのデュアルオンでパワードビルダーフォームに変身。また3つの超小型のバックルを備える。
商品化
DXのみの大型バックルと異なり、こちらは食玩でも発売されている。
1度に販売される種類はそこまで多くない為、レジェンドバックルと一緒のアソート。
余談
- 商品化に際し、デザイアドライバーに付属するIDコアがギーツのみである為、パッケージに主役のギーツと2号ライダーのタイクーンである事は自然かもしれないが、問題点はパッケージの組み合わせがほぼ全く使用されていない事か…。
- と、言うのも「シールド&アロー」はアローがギーツでタイクーンがシールド(劇中ではギーツは第4話で使用した場面があるが、記録映像内のほぼ一瞬な上にタイクーンは未使用)、「チェーンアレイ&クロー」と「ドリル&プロペラ」は両名共未使用(ドリルは第12話でギーツが使用したがフィーバースロットレイズバックルの効果で変身したのでドリルバックルは未使用)と見事に噛み合っていない。
- 近年では、この手の組み合わせは最低限劇中に登場する形態に合わせていた為、こうも噛み合わないのは珍しい。
- 寧ろ、食玩の単品販売の方が劇中との一致している比率が辛うじて高い。