曖昧さ回避
- 北アメリカに生息する蜂。「ホーネット」と呼ばれる種より小型のスズメバチを指す。
- アメリカ合衆国で販売されているスタンガンを兼ね備えたスマホケースの商標「イエロージャケットケース」。
- アメリカのペンシルベニア州に在るウェインズバーグ大学の学生新聞。
- 19世紀にアメリカのインディアナ準州に存在した民兵中隊の通称。
- オーストラリアのクイーンズランド州原産のフトモモ科の植物。特にCorymbia bloxsomeiを指す。
- アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動しているジャズバンド、及びその1stアルバムのタイトル。
- 台湾の歌手である梁文音(レイチェル・リャン)の歌『黃色夾克』の英語タイトル。
- MARVELに登場するキャラクター名。本項で説明。
- アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する軍隊の通称→ザンスカール帝国。
概要
これまでに名乗ったのはコミックで2人、映画で1人。
初代
とある事件をきっかけに分裂した、アントマンことハンク・ピムの別人格。
詳しくは当人の記事へ。
二代目
本名:リタ・デマラ(Rita DeMara)。
ハンクの持っていたスーツを盗んだ女性ヴィランで、「マスターズ・オブ・イーヴィル」や女性だけで構成された「フェミゾンズ」などに所属。
後にヒーロー側に転向し、アベンジャーズやガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの一員にもなっている。
MCU版
シリーズ1作目『アントマン』でヴィランとして登場。
ただしダレン・クロスが開発したスーツ名、つまり独立したキャラクターに変更されている。
スーツとしてはスコット・ラングが持つそれを凌駕する性能。
アントマンと同じく粒子による巨大・縮小機能はもちろんのこと、飛行機能と、背中にはレーザーを発射する2本のアームを備えている。レーザーは着弾したものを爆散させる程の威力を持つ他、小さくなってもそれなりに保持されており、人間程度なら容易く射殺することが可能。
ただし、ダレンが「ピム粒子」の再現を目指して開発した「クロス粒子」は色が赤ではなく黄色であるばかりでなく、「生物に利用すると肉体がスライムのように崩壊してしまう」という欠点を抱えていたため、スーツを隙間なく密閉し「中の装着者ごとスーツを縮小する」ことでこれをクリアしている。
だがその欠点すら、使い方を変えれば有能な暗殺能力であるとも言え、証拠を残さず対象を抹殺するビームガンに転用されている。
イエロージャケットの開発・量産を目論んでいたダレンだったが、ピム博士の計略によってクロス粒子のデータを消去され、精製工場等は爆破されてしまった。
激昂したダレンはスーツを身に纏いスコットを抹殺すべく戦いを挑み、激闘を繰り広げるが、粒子以下に縮小したスコットに内部に侵入され、機械類を破壊される。
その際スーツが破損し、粒子の貯蔵タンクを壊されたのが決定打となりスーツだけが縮小、身体を極限まで圧縮されて消滅した。
こうしてクロス粒子はこの世から失われたと思われたが、ヒドラの幹部が粒子の一部を奪い去り、逃走に成功している。
またピム粒子を応用した成果や「量子世界」の存在もあるため、残ったクロス粒子はフェーズ4以降の展開に関わってくると思われる。