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陣取大戦ナワバトラーの編集履歴

2023-01-14 18:30:41 バージョン

陣取大戦ナワバトラー

じんとりたいせんなわばとらー

「Splatoon3」にて、バンカラ地方で流行っているイカすカードゲーム。

概要

スプラトゥーン3に登場するミニゲーム。

ナワバリバトルから着想を得た、1vs1の対戦型カードゲームである。

お互いにマスの描かれたカードをフィールドに出していき、最終的にフィールドに多くのマスを残したプレイヤーの勝ちという、ボードゲームの要素を含んだゲームとなっている。


遊び方

ゲームの基本的な流れは次の通り。

  • あらかじめ15枚のカードでデッキを組む。デッキには同じカードを2枚以上入れられないため、全て違うカードで組む必要がある。
  • フィールドにはスペシャルマス(後述)がお互いに1マスずつ配置されている状態でゲーム開始。後述の通り、フィールドにはいくつかの種類があり、対戦相手によって使用するフィールドが異なる。
  • お互いにデッキから4枚引き、手札にする。手札が気に入らなかった場合、一度だけ引き直すことができる。
  • お互いに手札からカードを1枚選び、カードに描かれたマスをフィールドに配置する。
    • 「自分の色のマスに隣接している」「(自分・相手問わず)既にマスが存在している箇所に重ならない」場所であれば、任意の場所に置くことができる。また、マスはテトリミノのごとく90度ずつ回転させて配置することができる。
    • フィールドに出せるカードは明るく表示され、出せないカードは暗く表示される。
    • カードをフィールドに出す代わりに、手札を1枚選んで捨てることもできる。この場合はパスとなる。

  • お互いにカードを選んだら、選んだカードをオープン。配置したマスでフィールドを塗っていく。この時、相手と塗る位置が被った場合は、出したカードのマス数により以下の判定を行う。
    • カードのマス数が異なる場合、先にマス数が大きい方でフィールドを塗り、その後マス数が小さい方でフィールドを塗る。塗る位置が被った個所は、マス数が小さいカードのマスで塗り替えられてしまう
    • カードのマス数が同じ場合、同時にフィールドを塗る。塗る位置が被った個所は灰色の「カベ」になり、以降いかなる手段でもお互いに塗り替えすことができなくなる。(カベは塗ったマスとしてはカウントされない)

  • デッキから1枚引き、次のターンに移る。

以上の流れを12ターン繰り返し、最終的に多くのマスでフィールドを塗ったプレイヤーの勝ち。塗ったマスの数が同数の場合は引き分けとなる。


ここまでの流れだけだと、単純にマス数の多いカードを出していけば勝ちにも思えるが、カードゲームらしく駆け引き要素が存在している。

それが「スペシャルマス」及び「スペシャルアタック」。


  • スペシャルマスは一部カードを除きほとんどのカードに1マス存在している。(カード内のオレンジ色のマス)
  • スペシャルマスの周囲8マスを他のマスで囲むと、スペシャルマスが点灯し、点灯したスペシャルマス1つにつき「スペシャルポイント」が1ポイント得られる。スペシャルマスを囲むのは自分・相手のマス、及びカベを問わず、フィールドの端のラインもカウントされる。
  • パスをした場合もスペシャルポイントが1ポイント得られる。
  • スペシャルポイントが貯まると、カードに記された「必要スペシャルポイント数」分スペシャルポイントを消費し、「スペシャルアタック」でカードを出すことが可能になる。スペシャルアタックの場合、「自分の色のスペシャルマスに隣接している」「(自分・相手問わず)既にスペシャルマス・カベが存在している箇所に重ならない」場所にマスを配置できる。配置したマスが相手のマスである場合、こちらのマスで塗り替えすことができる

このため、単純にマス数の多いカードを配置するだけでなく、「自分はスペシャルポイントを貯めつつ、相手にはスペシャルポイントをできるだけ貯めさせない」「相手の進行を防ぎつつ多くのマスを配置する」といったことを考えながらゲームを進めていく必要がある。


カード

Ver.2.0.0時点で175種類が存在。

全て本作に関連しており、ブキやキャラクター、ギアブランドやバンカラマッチのオブジェクトが元ネタになっている。


カードの見方

全てのカードについては、見方がまったく同じ。

カードは「カード名」「イラスト」「マス」「必要スペシャルポイント」が記載されている。

マスはカードの右下、必要スペシャルポイント数はカードの左下にそれぞれ記載されている。


カード名及びイラストはビックリマンを彷彿とさせるタッチで描かれている。


マスの形状はカードの元ネタのシルエットを象っている。

ブキのようにシンプルな形状のものもあれば、各種キャラクターのように複雑な形状のものも存在している。

「遊び方」にも記載している通り、殆どのカードにはスペシャルマスが1マス存在しているが、スペシャルウェポンを元ネタにしたカードはスペシャルマスが存在しない。


必要スペシャルポイント数はマスの大きさに関係しており、3マスあたり1ポイントになる。例外的にスペシャルウェポンのカードはマス数12・必要スペシャルポイント数3で固定となっている。


レア度にはコモン、レア、フレッシュが存在し、カード名や必要スペシャルポイント数の数字部分はこのレア度に比例して色が変わる。

レア度とは別に、全てのカードにグレードが存在し、見た目に影響する。

グレードが2になると背景が変わり、3になるとホログラムがつくが、マスの数・形状といった性能は変わらない。


カードには表示されないが、並び替えの時のためのカード番号が存在する。(例:オーバーフロッシャーは37番)


入手方法

ナワバトラー道場にいるスタッフさんに初めて話しかけると、スターターデッキをもらえ、ナワバトラーがプレイできるようになる。

スターターデッキはイカの15枚で構成されている。

  • スプラシューター
  • バケットスロッシャー
  • デンチナマズ
  • ホットブラスター
  • スプラマニューバー
  • タコドーザー
  • スプラローラー
  • トライストリンガー
  • シャケ
  • スプラチャージャー
  • ドライブワイパー
  • バトロイカ
  • バレルスピナー
  • スプラッシュボム
  • マザー

スターターデッキをもらって以降は、カードパックからカードを入手することになる。

カードパックの入手手段はイカの通り。

  • ナワバトランク(ナワバトラーで対戦した際に貰えるポイントを貯めることで上昇)を上げる
  • カタログレベルを上げる(カタログの報酬に含まれている)
  • くじ引き
  • ヒーローモードで探索する

パックの中身は5枚固定。稀に手に入るフレッシュカードパックからはフレッシュのカードが必ず1枚出てくる。

既に入手済みのカードがでた場合、そのカードはカードのかけらに置き換えられる。

カードのかけらは、未入手カードの作成やグレードアップに使える。

カードのかけらでカードを作成する場合、カードのレアリティに応じて必要なカードのかけらが増えていく。

(コモン:15個 レア:30個 フレッシュ:45個)


……とまあここまでは良いのだが

登場するカードの中にはプレイヤーを騙す気満々のカードが存在する

それが、メガホンレーザー5.1chのカードである。

同カードにはスクリュースロッシャーを持つインクリングの姿が描かれているが、正しいスペシャルはナイスダマである。


カードデッキ

「遊び方」にも記載した通り、15枚のカードで構成される。

個々のデッキにはデッキ名とスリーブが設定でき、デッキ毎に個性を生み出せる。

デッキは最大16個まで保存可能。

また、デッキ構築時、フィールドにカードを試し置きできるようになっている。

試し置きできるステージはナワバトランクを上げるごとに追加されていく(後述)。


スターターデッキは自動的にデッキ名『スターターデッキ』とデフォルトのスリーブになる。


スリーブ

ナワバトランクを上げるか、クラゲ以外のレベル3のライバルに30回勝つと、新しいスリーブのロックが解除される。


例外として、ロブのスリーブはイカリング3内の機能『ロブイチ』でジャーニー1→ナワバトラー道場を支援するともらえる。


ナワバトラーへの挑戦者たち

Ver.2.0.0時点ではイカのキャラクターと対戦できる。

また、広場でナワバトラーのカードを手にしているイカ・タコ(ザッカ屋及びナワバトラー道場の付近に現れる)を調べても対戦が可能。

Ver.2.0.0時点ではCPUとの対戦になるが、後のアップデートで通信対戦にも対応予定であると、公式サイトにてアナウンスされている。


※店主(ブキチ、オームラ、ハナガサ、ヤシガニさん、パル子)はそれぞれの店に一度でも入店しなければ対戦できない。

同様に、スパイキーも1度でも話しかけなければ対戦できない。

※ヒーローモードに登場するキャラクターは、ヒーローモードをクリアしないと対戦できない。

上記に加え、すりみ連合はフェス期間中も対戦できない。


ステージ

名前マス数備考
まっすぐストリート234読んで名のごとし、まっすぐな直線のステージ。自陣の確保が行いやすい、オーソドックスなステージとなっている。最初から試し置き可能。
かみなりステーション240S字状になったステージ。広さこそまっすぐストリートよりも若干広くなっているものの、縦方向に短くなっているため、早々に相手のマスとぶつかりやすい。ナワバトランク5で試し置き可能。
ばってんガーデン245十字型のステージ。こちらもかみなりステーションと同様、相手のマスとぶつかりやすくなっている。ナワバトランク8で試し置き可能。
ましかくスクエア225正方形の形をしたステージ。初期のスペシャルマスがステージ右上・左下にある関係上、常に相手のマスとぶつかり合う形となる。ナワバトランク14で試し置き可能。
ぽっかりレイク240ましかくスクエアと同形状だが、中央に四角いカベが存在するステージ。スペシャルマスの初期位置もましかくスクエアと同様。ナワバトランク18で試し置き可能。
ふたごアイランド249ひょうたん型のステージ。斜めになっているカベを上手くイカしたい。ナワバトランク22で試し置き可能。
うねうねリバー245かみなりステーションの向きを変え、縦長にしたようなステージ。ステージ自体が広く、直線部分がまっすぐストリート並みに長いため、こちらも自陣確保が行いやすい。ナワバトランク27で試し置き可能。
こぢんまりスタジアム100ましかくスクエアと同様の正方形の形だが、その名の通りマス数が非常に少ない、こぢんまりとしたステージ。マス数の多いカードは早々に置けなくなるため、専用のデッキ構築が求められる。ナワバトランク35で試し置き可能。

余談

  • クラゲ以外は自分のカードを自分のデッキに入れている。特定のライバルはイカに記載の通り、関連キャラクターのカードも使う。
    • すりみ連合の各メンバーはメンバー全員のカードをデッキに入れている。
    • 1号2号両方のデッキにも2人とも入っており姉妹アイドルとしてのアイデンティティを保っている。また、タコツボキャニオンで一緒に働いていたブキチのカードも含まれている。
    • 他にも、ジャッジくんはコジャッジくんのカードも使用している。
  • クラゲを除く各ライバルのカードには法則性がある。
    • ブキチのデッキは彼自身のカードとブキのカード14枚が含まれており、武器マニアとしての地位がわかる。
    • オームラのデッキはL字のカードやノヴァブラスターなどが含まれている。
    • ハナガサのデッキはほとんどがギアブランドのカードであり、服のセンスがピカイチであることが分かる。
    • ヤシガニさんのデッキはオームラやハナガサに比べるとギアブランドを少ししか採用していない。代わりにハイドラントやテッキュウなどの高いコストのカードが多い。
    • パル子のデッキは一見法則がないように見えるが、竜宮城の品揃えに見える…かも?
    • ジャッジくんのデッキにはガチヤグラ、ガチホコ、ガチアサリが含まれている。
    • コジャッジくんのデッキの内13枚はサーモンラン NEXT WAVEを元にしている。残りは彼自身のカードとカタパッドを元にしたジェットパックである。彼のスリーブもそれに従っている。
    • スパイキーのデッキはほとんど格子状である。
    • フウカはストリンガー系のカードを2つとも使用している。モグラ、ダイバー、サメライドはサメ使いであることを示している。
    • ウツホはワイパー系のカードを2つとも使用している以外に法則性は無いが、ヘビが含まれているということは僅かにウツボ使いであることを示している。
    • マンタローはある事に従って、ボムのカードを使うほかにトリプルトルネードも存在する。
    • アタリメのデッキは新3号がヒーローモード序盤で遭遇したオクタリアンなどのカードを使う。この他にも、14式竹筒銃・甲のカードを使う。
    • 1号は得意武器のローラーを全てデッキに入れている他に、オクタリアンのカードも僅かに採用している。
    • 2号も同じく得意武器のチャージャーを全てデッキに入れている。また、スパイガジェットのカードも使うがこれは2のヒーローモードから和傘をさしていることに由来している。
    • スタッフさんはこぢんまりスタジアムの個性を利用したコストの低いカードを使う以内に法則性はない。
    • おまけとしてスターターデッキは本作初登場の2種類を含む9種類の基本武器が含まれており、スプラッシュボムは基本のサブウェポンと認識されている。
  • こうなると、どのライバルも使っていないカードはシャープマーカーボールドマーカー.52ガロンジェットスイーパーH3リールガンケルビン525、ナベブタ、ドロシャケの8枚となる。

関連タグ

スプラトゥーン3

カード カードゲーム TCG

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