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E8系の編集履歴

2023-02-02 21:22:51 バージョン

E8系

いーえいとけいまたはいーはちけい

JR東日本の新幹線直行特急用電車(ミニ新幹線車両)。山形新幹線向けに製造された。

概要

JR東日本2020年に新造を発表したミニ新幹線用の車両形式(電車)。山形新幹線つばさ」向けのE3系1000番台・2000番台の代替用として開発されたもので、山形新幹線としては3代目の車両となる。


特徴

東北新幹線東京駅福島駅間)ではE5系と連結し、最高速度300km/hで運転される。山形新幹線(福島駅〜山形駅新庄駅間)の最高速度は従来と同じ130km/h。


最高速度はE6系(320km/h)よりも低めに設定されていることもあり、先頭車両のロングノーズの長さはE6系の13mから9mへ変更された。E3系と比較すると、前照灯の位置が車体のノーズ部分から運転席の両脇の場所へ変更されている。また、グリーン車の連結位置など、編成の内容はE3系と同じ形に揃えられるようである。


塗装はE3系(山形新幹線向けの新塗装)と同様の紫をベースにしたものだが、先頭車のロングノーズと紫塗装が合わさった結果、ネット上ではナス呼ばわりされてしまった。


導入の経緯

2023年1月24日川崎車両兵庫工場から第1編成(先行試作車)が出場。仙台港へと海上輸送、29日に仙台港に到着し、30日に新幹線総合車両センターへ陸送された。

編成記号は「G」。この第1編成は他形式の先行試作車や試験用車両のように「S」を冠した編成名を名乗ることはなく、最初から「G1」編成として落成する。

2023年2月末から、およそ1年掛けて試運転を実施する。


2024年春から営業運転を開始し、2026年までにE3系1000番台・2000番台と同数の7両編成15本増備される予定。


余談

  • E8系の投入が発表される少し前の2018年に、E6系が山形新幹線にて試運転を行っている。そのため鉄道ファンからはE6系の投入が有力視されていたが、実現しなかった。

  • 発表当初の計画では、2編成多い7両編成17本の投入が予定されており、「(当時残存していた)E3系0番台(R21・R22編成)についても置き換え対象に含まれている」という噂があった。しかし、新型コロナウイルスの影響によってE3系0番台は当形式の投入を待たずに廃車され、同時に当形式の投入計画も縮小され15本の投入となった。

  • 当形式の投入と同時期の2027年には、福島駅の上り線用のアプローチ線が完成する予定であり、これに伴う輸送改善が予想される。また、構想中である板谷峠の長大トンネル化も考慮されているものと思われる。

  • 前述の通り、編成記号は「G」編成、先行試作車は「G1」編成となる。仮に「S」を冠した場合、「S14」編成を名乗る可能性があった。


関連タグ

JR東日本 新幹線(ミニ新幹線)

山形新幹線奥羽本線) つばさ(列車)

東北新幹線 やまびこ なすの

400系E3系E6系…ミニ新幹線車両の先輩

E5系…連結相手

茄子ナス那須塩原駅…当形式のあだ名


外部リンク

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