概要
変身というジャンルの一部で、敵の攻撃を受けたり 罠に引っかかってしまったりと言った本人が望まない形で強制的に変身させられてしまう様子を指す。
transfur(獣への変身)で扱われるシチュエーションの多くもこれに該当している。
変身ヒーロー・ヒロインもので、他者から無理やり変身アイテムを着けられたり操作されたり、あるいはアイテムが自動的に作動したりして無理やり変身させられるケースも該当すると言える。
古典
ギリシャ神話
劇場版アンパンマン
第6作『リリカル☆マジカルまほうの学校』では、ばいきんまんが大魔法を悪用し、みんなをさまざまな物に変えてしまう(家具や人形、かびるんるんetc)。
その映画の後から、本編では、敵の特殊な能力によって変身されてしまい、残った主要キャラクターが壁を超える展開が定番となる。もちろん例外作もある。
本編:第9作(ピラミッド→ピラミッド化)、第11作(鉄球→球体化)、12作(ヒトデ)、13作(泥人形)、15作(黒い鳥)、16作(ねこ)、17作(イモムシ)、18作(かびるんるん)、19作(気味の悪いシャボン玉、拘束に近い)、20作(花)、22作(ひよこ)、23作(UFO)、26作(りんご)、27作(ランプ)、28作(ぜんまい仕掛のおもちゃ)、29作(塔)、30作(流れ星)、31作(アイス)、32作(雲)
同時上映でも、赤ちゃんやオバケに変身されることがあった。
けんぷファー
主人公である瀬能ナツルは男性であるがケンプファーになっている。そのため状況次第では強制的に女性の姿になる(詳細は瀬能ナツルの記事参照)。
ワリオシリーズ
作品によっては敵の攻撃で一時的に強制変身を喰らうケースがある。この時にしか出来ない行動は多く、謎解き手段として活用することになる。
クレヨンしんちゃんシリーズ
第1作では、敵の攻撃により、しんちゃんの仲間や周囲の住民たちがハイグレ星人にされてしまった。
ロトの紋章
他者を強制変身させる呪文「モシャサス」が登場する。アルス一行はこれを用い、魔物の追っ手がかかった際はその一部を自分たちの姿に変身させることで、追っ手の仲間たちと同士討ちをさせて追跡を振り切った。
仮面ライダーオーズ
エイサイヤミーの能力で骨抜きにされた火野映司に対して、アンクと泉比奈が強制的に変身操作を行ってオーズに変身させ、正気に戻すエピソードがある。またプトティラコンボには何度もメダルの力で強制変身させられた。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ
戦隊メンバーに選ばれた者は事件が起こると現場に一方的に転送され、勝手に変身させられて戦った後に元の場所に戻される。
ウルトラシリーズ
ウルトラセブンを筆頭に、人間態が「ウルトラ戦士が人間に変身している」という擬態系のパターンも存在しており、ウルトラ戦士の姿になることは「変身」ではなく、「変身解除」が正しい。そのため、ダメージを重ねると人間の姿になる戦士や、本来の姿に戻れる時間が限られているという設定の戦士も存在しており、この場合は、「人間態への強制変身」と言えるだろう。