基礎データ
概要
パンクポケモン・ストリンダーがキョダイマックスした姿。正式名称は「ストリンダー(キョダイマックスのすがた)」で、通称「キョダイストリンダー」。
キョダイマックスにもハイの姿とローの姿があるが姿にほぼ違いはない。ハイとローの大きく違う点とすれば覚える技構成ぐらい。
姿はハイなすがたが主体だが、爬虫類を思わせる四つん這いになり、腰の尻尾らしき突起は電波塔を思わせる形状に変化。ローなすがたの特徴もしっかりと存在し、背中には背ビレのような青い電撃が2列発せられ、胸部の発電機官の真ん中二つが水色になっている。
体内には雷雲に匹敵する凄まじい電力と、100万リットルとも言われる多量の毒液を蓄えているが、その毒が脳まで回って理性を失っており、常に暴走している状態にある。
暴れるたびに全身から漏れ出した毒の汗が雨のように降り出して大地を汚していき、相対する者を蝕む。正に「歩く災害」と言っても過言では無い。
そして、蓄えられた膨大な電力を集束させてエレキギター型の巨大な電気の塊を作り出し、力任せに叩きつけて攻撃する。巨大な身体から繰り出すフルスイングの勢いが加わることで、その威力は大地に巨大なクレーターを作ってしまう程だと言う。
専用キョダイマックス技はキョダイカンデン。
攻撃後、相手を「どく」か「まひ」のどちらかにする。
マックスレイドバトル
キョダイマックス化したストリンダーを入手するには、レイドバトルに打ち勝って捕獲する必要があるのだが、☆5のコイツはあのキョダイカジリガメをも超える嫌らしい戦法を使ってくる。
何と使用ワザの多くが全体攻撃で、一部が「パンクロック」で強化されている事がある。それを1ターンで3回連続で繰り出すと言うかつてないほどの凶悪さを発揮して来るのだ。
勿論どれも高威力なので合計ダメージもえげつなく、ソロプレイでは無策で挑むとほぼ確実に1ターン目でNPCが全滅という地獄絵図を見る羽目になる。
幸い、ハイな姿の場合はバリアの耐久値は☆5でも3と低く、レベルもキョダイカジリガメなどが猛威を振るった時代より10低い60であるため、対策(下記参照)がハマってくれれば突破口は見えてくる。しかしローな姿の場合はその2倍の6と高くなっており、ダイマックス技や一撃技を駆使しない限り突破は極めて困難になっている。
キョダイマックスが登場する以前でもその強さの片鱗は味わえたため、こいつのキョダイマックスと聞いて嫌な予感しかなかったプレイヤーもいたのだが、その予感は見事的中してしまったのだった。
もちろん対策は無いこともない。耐久力のあるひらいしん持ちのサイドン、ドサイドンで挑むことで、仲間をでんき技から守ることができる。
また、多用してくる全体攻撃をワイドガード連打で封殺できる。
全体攻撃でない技もあるが、不一致のドレインパンチやたたりめ、威力の低いほっぺすりすりといった感じで、脅威となるのはダイマックス技とヘドロばくだんくらい。
「ワイドガード」持ちを毒や電気弱点、紙耐久にするのを避け、かつ麻痺による行動不能を防ぐためラムのみを持たせるとかなり安定し、ソロでも大ハズレが揃わない限りは安定して撃破可能。
ただしこの2つ目の方法は自分の攻撃を完全に放棄して他のプレイヤーやNPCに攻略を任せる形になるため、一部のプレイヤーからは「まどろっこしい」と敬遠されている様子。
使用トレーナー
漫画版
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
15章女主人公・盾・シルドミリアの手持ちであるテラ(ローなすがた)がキョダイマックスできる個体である事が作中で判明するが、エレズンの頃から育てていたシルドミリア自身も知らなかった模様。
ポプラ戦では最後の手持ちとしてキョダイマックスしてキョダイマックスマホイップと戦うが、巨大化した体に生クリームミサイルが全弾直撃して錯乱、自分自身を攻撃して戦闘不能になった。
余談
ガラル地方のターフタウンにある地上絵には3000年前のブラックナイトについて描かれているが、その地上絵に描かれたポケモンは特徴からして「ダイマックスしたストリンダーではないか?」と考察されている。
関連イラスト
関連タグ
0848.エレズン→0849.ストリンダー(ハイなすがた/ローなすがた)(キョダイマックスストリンダー)→0850.ヤクデ