ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ウインカーネリアンの編集履歴

2023-06-04 21:56:13 バージョン

ウインカーネリアン

ういんかーねりあん

ウインカーネリアンは、日本の競走馬である。主な勝鞍は2022年関屋記念。

プロフィール

生年月日2017年4月16日
欧字表記Win Carnelian
性別
毛色栗毛
スクリーンヒーロー
コスモクリスタル
母の父マイネルラヴ
生産者コスモヴューファーム
馬主ウイン
管理調教師鹿戸雄一(美浦)

父スクリーンヒーローはジャパンカップを勝利し、産駒にモーリスゴールドアクターなどを輩出している。

母コスモクリスタルは4勝を挙げている。

ビッグレッドファームで繋養されていた父の父グラスワンダーや、母の父マイネルラヴ、母コスモクリスタルなど、何かと岡田一族と関りの深い血統である。


経歴

デビュー前

6.5万円×400口(総額2600万円)と平均的な額で募集される。


2歳時(2019年)

6月9日と早い時期にデビュー。2番手からレースを進めたがワーケアに一気に交わされ2.1/2馬身差の2着。

続く未勝利戦で好位から抜け出して初勝利を挙げた。

重賞初挑戦の舞台は新潟2歳S。行き脚が付かず後方からになり、前との差が詰められず7着と敗れた。

立て直しを図り芙蓉Sに出走。逃げの手を打ち、4角先頭で直線を迎えたが、オーソリティに突き放され2.1/2の2着。

その後、年内休養に入った。


3歳時(2020年)

始動戦はセントポーリア賞。ここでもハナを切ったが、直線半ばで交わされ、最後は失速し6着。

皐月賞の優先出走権を求めて弥生賞に出走。先手を取ったが、道中で仕掛けたオーロアドーネにハナを奪われ、直線後退し8着。

続いて中2週で1勝クラスに出走する。流石に自己条件では力が違ったか、好位から抜け出して完勝。2勝目を挙げた。

賞金加算に成功したことで皐月賞への出走が可能になる。単勝360.0倍というブービー17番人気となる(最低人気は360.9倍のディープボンド)。道中はキメラヴェリテを追走する2番手。キメラヴェリテを交わして4角で先頭に立ち、上位馬には交わされたものの4着と粘り込んだ。

皐月賞4着で日本ダービーの優先出走権を獲得し、ダービーに駒を進める。確たる逃げ馬不在ということもあってハナを切りスローペースに落とし込んだが、マイラプソディが向こう正面で一気に仕掛けてペースを乱されたことやそもそも距離が長かったことなどが原因か直線で失速。17着と大敗を喫した。

その後、秋まで休養に入った。

秋初戦は札幌の2勝クラス。好位からレースを進めたが、伸びを欠いて5着。

続いて茨城新聞杯(2勝ク)に出走。先手を取り、4角一旦交わされるシーンもあったが差し返して3勝目。

昇級して常総S(3勝ク)。スローペースを好位で追走し差を詰めたが僅差の4着。


4歳時(2021年)

間隔を空けず若潮S(3勝ク)に出走。逃げて直線カラテとの叩き合いになるが最後突き放されて2着。

続く幕張S(3勝ク)では、2番手から直線先頭に立つと後続を寄せ付けず完勝。OP入りを果たした。

OP入りの勢いに乗ってダービー卿CT(G3)で久々の重賞挑戦の予定だったが、右前肢に跛行を発生したため出走取消。後に蹄葉炎が発覚し休養に入った。


5歳時(2022年)

1年の休養が明け初戦は六甲S(L)。逃げて見せ場は作ったが最後は甘くなり6着。

復帰2戦目は谷川岳S(L)。前走よりも状態が明確に良化しており1番人気に推される。2番手から抜け出し1年2か月ぶりの勝利を挙げた。

続いてサマーマイルシリーズの米子S(L)に出走。3番手から抜け出し、直線遊びながら勝利。リステッド2連勝を決める。

2連勝の勢いに乗りサマーマイルチャンピオンの座と初の重賞タイトルを懸けて関屋記念に出走。混戦模様の中、わずかな差で1番人気に推される。道中はシュリを行かせて2番手以下をスローペースに落とし込み、余裕を持って追い出すと逃げ粘るシュリを交わして先頭に立ち、追ってくるダノンザキッドを抑えて重賞初勝利。

米子Sと関屋記念の勝利により、18ポイントでサマーマイルチャンピオンに輝いた。


その後休養を挟んでマイルCSに直行。今回も(一旦ゲート内で立ち上がってから)好スタートを切るが、先手を譲り7番手から進める。直線ホウオウアマゾンジャスティンカフェに挟まれる形になって失速。12着に敗れた。なお、ゲート内の駐立の悪さから発走調教再審査となっている。


6歳時(2023年)

東京新聞杯で始動。ジャスティンカフェナミュールピンハイといったビッグタイトルはないものの好パフォーマンスを見せる馬たちが人気を集める中それら3頭に続く4番人気。中間ゲートでの効果が見られたことからパシファイアーを装着して参戦する。

ゲート練習の効果が出て今回は立ち上がらず、五分のスタートから好ダッシュで先手を奪う。2番手以下を引き付けつつ11秒台前半が並ぶ厳しい流れを作り出す。手応え十分に4コーナーから直線に向き、400mを切ったあたりで追い出されると内ラチ一杯を粘りに粘り、追ってくるナミュール以下をアタマ差凌いで2つ目の重賞タイトルを獲得。勝ちタイム1:31.8は東京新聞杯レコードだった。鞍上の三浦皇成は11年連続重賞勝利。


そしてドバイGII・ゴドルフィンマイルに参戦。初のダート挑戦だが、鹿戸師は「ダートもいける」と自信をのぞかせている。鞍上はもちろん三浦皇成。勝てば三浦皇成、鹿戸師ともに海外重賞初勝利となる。出発前の国内最終追い切りではウインマリリンと併せ、3馬身追走から半馬身先着。手塚貴久師をして「相手が動き過ぎている。まるでシュネルマイスターと併せているみたいだった」と言わしめた。

その後ゴドルフィンマイルに出走、好スタートを切りバスラットレオンを見るように3番手を追走。しかし初ダートはきつかったか直線伸びきれず6着に敗れた。

安田記念

その後帰国し、軽い挫跖になったが無事安田記念に出走。鞍上は引き続き三浦皇成。

しかし、前走がダートだったこと、逃げ馬として不利な8枠17番からのスタートになったこと、G1馬が10頭出走という過去類を見ないメンバーになったこと、同じ逃げ馬であるジャックドールが参戦したことなどがあり13番人気で出走。好スタートを切って1馬身半くらいのリードを取りながら逃げの手を打ったが、うちが荒れていたこともあり徐々に交わされ初め、ソングラインの8着に敗退、しかしマイルチャンピオンシップの時より自分の競馬ができており次走に期待のできる内容だった。

特徴・エピソードなど

栗毛の馬体に整った流星鼻梁小白鼻小白のグッドルッキングホースである。他の鹿戸雄一厩舎の馬と同じく黒いシャドーロールを着用している。

シャワー浴び変顔写真もある。外部リンク

鞍上三浦皇成時の成績が(8.1.0.2)と安定して好成績を収めているが、三浦皇成以外が騎乗した際は(0.2.0.7)と明らかな成績の差がある。よほど手が合うのだろう。

スタート前にゲート内で大きく立ち上がる癖がある。しかし、どこぞの誰か誰かとは違い、スタートはうまい。


関連タグ

競走馬

三浦皇成

ヴェルトライゼンデ -同期でクラシックを走っており、故障による長期休養を乗り越えて重賞初タイトルを手にした。

ギルテッドミラー-同期でなおかつ主戦が三浦皇成繋がり、なおこちらはダートで重賞制覇している、またこちらも三浦皇成にG1を撮らせられるぐらいの能力があったがフェブラリーステークス前に怪我で引退している。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました