概要
ドラゴンキッズとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。
初登場は『ドラゴンクエストⅤ』。その名の通りドラゴンの子供だが、作品によっては実は立派な大人のドラゴンだったりする事もある。
あまり強くない為、「いのちのきのみ」目当てに狩りをするプレイヤーも多い。
作品別の解説
ドラゴンクエストⅤ
ラインハット周辺で出現。ニセたいこうを倒す前であればラインハット城中庭にも登場(犬に化けている)。
同作では仲間にすることもできる。
仲間にしたときの名前は「コドラン」、二匹目以降は「ドラスケ」「ぴょん」「リバスト」。
初期Lv1で「ひのいき」を習得済み、最高Lv30まで育てられ、「あまいいき」「かえんのいき」「はげしいほのお」を覚える。
早い段階で仲間にできるモンスターの中ではダントツの攻撃力を持ち、賢さが上がれば通常攻撃とブレス系特技を使い分けて大いに活躍が見込める。
メラ系・ギラ系・ほのお系のダメージに耐性があるのも魅力だが、防御面ではやや不安が残る。
小説版ではデモンズタワーで一度行方不明になり、後に成長しグレイトドラゴンとなって主人公と再会する。
ドラゴンクエストⅦ
異変後の現代のルーメンの町周辺に出現。
なぜか同地域の他のモンスターに比べステータスが弱く設定されている。
ドラゴンクエストⅩ
雑魚敵の他、Ver.2.0で追加された「まもの使い」の職業クエスト「涙のスカウトアタック」でボスの魔物商人ディラーと共に登場。
外伝作品への登場
ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド
ドラゴン系モンスターで配合はドラゴン系×スライム系。また、ドラゴンキッド同士で配合するとグレイトドラゴンが生まれる。
「おもいでのとびら」、「とまどいのとびら」など複数の旅の扉に登場する他、「いかりのとびら」ではボスであるバトルレックスの巣(元ネタは『ドラゴンクエストⅥ』)の卵を調べると出現する。
「かがみのとびら」クリアすると牧舎に魔物大臣(やまたのおろち)の息子魔物大臣Jr.が登場。前半の旅の扉の生息モンスターを教えてくれる。
漫画『ドラゴンクエストモンスターズ+』
魔物大臣Jr.が主人公クリオの仲間として同行。父である魔物大臣は「邪の波動」の影響を受けて野生化し蒸発している。
りゅうおう≒が支配する旅の扉(『ドラゴンクエスト』のアレフガルドを模しており、生息する魔物も本物のアレフガルドから連れてこられた)で魔物の解説をしつつ火の息で戦うが、ダースリカントの攻撃で重傷を負い戦線離脱。タイジュに戻った後はスライムベスのライムと配合して引退した。
引退後はライムともども牧舎で魔物大臣の代理として働いている(何の仕事かは不明)。
ドラゴンキッズ系のモンスター
- メラリザード
その名の通り、メラの呪文を唱えてくるトカゲのモンスター。トルネコの大冒険シリーズでは何故か「こおりのいき」を吐いてくる。
- ベビーニュート
ギラを唱えてくる小型のドラゴン。ちなみに、スーパーファミコン版『ドラゴンクエストⅤ』が発売される前は「かいはつちゅう」という名で写っていた事がある。
- リトルライバーン
『ドラゴンクエストⅩ』で登場するドラゴンキッズの転生モンスター。「かえんのいき」や「こおりのいき」、更には「はげしいほのお」を失敗せずに吐いてくる。
倒すと「小型翼竜ハンター」の称号が貰える。
- ドラハルトJr.
『スライムもりもりドラゴンクエスト』に登場。しっぽ団四天王の一員で、ドラゴン族のスーパールーキー。語尾に「~ギャ」と付けて話す。
プライドが高く、スラリンに負けたゴレムスを見下した他、自分の出世のためにスラリンを倒そうとする。反面、父親にも殴られた事がなかったようで、一度でもダメージを受けると怒って本気を出す。
戦闘では素早く飛び回りながら口から炎(攻略本によってはメラ)を吐いて攻撃する。一度ダメージを受けるとステージ内の水を飲み干して巨大化する(本人はカッコ悪いから使いたくなかったと思っている)。この状態だと炎が広範囲になり、水を吐いたり、巨体で飛びはねして落石を落とす。
その後はスラリンをライバル視したようで、宿敵であるガメゴン族のロードンがスラリンを追い詰めると、加勢してくれる(もっとも、ドラハルトが仲間になったり、改心した訳ではなく、一時的な共闘である)。
関連イラスト
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だいまどう…肩にこれに似たモンスターを乗せている。