ゾンビレイズバックル
ぞんびれいずばっくる
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場するアイテム。生き残りゲーム『デザイアグランプリ』の参加者が使用するデバイス・レイズバックルの内の1つ。大型バックルに分類される。
デザイアドライバー及びライダーコアIDと併用することで使用者をゾンビフォームに変身させる。
バッファとの相性に優れ、使用することで最大限に発揮できる。
外見
ベースカラーは銀、縁取りパーツはピンク。同配色のバックルは現状出ていない。
肋骨型の扉を模したカバーパーツが覆いかぶさっており、隣に付いている鍵のパーツ(よく見るとドクロの顔になっている)を捻ることで開き中からゾンビの腕(ゾンビアーム)が飛び出す。ゾンビアームの指と鍵の一部分はオレンジ色となっている。
運用方法
上半身変化
ライダーコアIDを装填したデザイアドライバーの右側にゾンビレイズバックルを装着すると『SET』の音声が発動。
その状態で鍵を捻ると扉が開きゾンビアームが出現。その後「ZOMBIE」のコールと後に上半身に紫の装甲が装着され、「READY FIGHT」の音声と共にコアIDに対応したライダーの「ゾンビフォーム」へと変身する。
発光部には紫色の電撃(雷)の様な模様が浮かび上がる。
下半身変化
ゾンビレイズバックルを右側に装着した状態のベルトで180°回転させる「リボルブオン」を行うと、下半身にゾンビフォームの力を付与した形態に変化する。
ゾンビレイズバックルを使用することにより召喚されるチェーンソー型の近接武器。
商品化
2022年9月3日発売予定の「変身ベルト DXデザイアドライバー&ゾンビレイズバックル&レイズバックルホルダー」に付属。同年同月の17日にはバックルとホルダーのみのバージョンも発売。
尚、マグナムシューター40Xにセットした場合は「ZOMBIE」では無く「POISON」と鳴る。
劇中との差異として、DX版は捻った鍵が自動で正しい位置に戻るが、劇中では手動で戻している点が挙げられる(バッファは変身後、ギーツは変身時)。
分解して鍵基部のバネを外すだけで劇中と同じ仕様になる為、分解に抵抗が無いならば試してみるとぐっとなりきり度が上がる(但し、分解するとバンダイのサポートを受けられなくなるのでやる場合は自己責任となる)。
しかし、ライダーコアIDとバックルホルダーも付属しているとは言え、値段が定価の税込で3960円と強化フォームの変身アイテムクラスの値段であり、近年の変身アイテムと比較してバックル単独では音も鳴らない為、「高い」と指摘する声はある。
尚、参考までに音声無しの大型バックルはライダーコアIDの付属していないニンジャレイズバックルが税込2530円、モンスターレイズバックルが税込2750円と大分差があるが、ソレでも強化フォームの変身アイテム相応だったりする。
関連タグ
- デンジャラスゾンビガシャット、バグルドライバー:同じゾンビモチーフのアイテムとベルト。バンダイにそういうイメージがあるのか、こちらにも雷の意匠が施されている。
- プリミティブドラゴンワンダーライドブック:2年前の変身時に手が飛び出てくる変身アイテム。
スパイダーバイスタンプ → ゾンビレイズバックル
ネタバレ
第16話『謀略IR:キツネ狩り』終盤にて、何故か退場した道長が生身の姿でジャマーガーデンに転送されており、更に一命を取り留めていたのが判明。
アルキメデルはゾンビバックルを長期間使用した影響と語っており、このバックルには他のバックルには無いリスク、または恩恵が示唆される(さしずめゾンビよろしく生命力が引き上げられると言ったところか)。
その他にも致命傷をギリギリで回避できる機能を持ち、仮面ライダーゲイザーの必殺技をゾンビジャマトフォームへとチェンジして何とか凌いで見せた。
更には道長が何度もゾンビバックルを使用した影響か、ゾンビフォームの耐久力が上がっておりタイクーン・ブジンソードとの戦闘にて何度も必殺技を喰らっても即変身解除には至らなかった。