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鹿島アントラーズの編集履歴

2023-07-08 23:44:55 バージョン

鹿島アントラーズ

かしまあんとらーず

鹿島アントラーズとは、茨城県鹿嶋市・神栖市・潮来市・鉾田市・行方市をホームタウンとするサッカーチーム。

解説

創設年1947年
加盟年1993年
ホームスタジアム茨城県立カシマサッカースタジアム
クラブカラーディープレッド
マスコットしかおファミリー

1947年に大阪住友金属工業(後の新日鐵住金日本製鉄)のチームとして創部、1975年に鹿島町(当時)に移転。

1993年に開幕したJリーグに参加し、最初のステージ優勝を果たす。

2016年クラブワールドカップでは準決勝で格上と言われた南米王者「アトレチコ・ナシオナル」を準決勝で3-0の快勝、日本勢どころかアジア勢では初となる決勝では「銀河系集団」レアル・マドリードを相手に一時はリードをするほどの活躍を見せ、最終的には4-2で敗れるも準優勝でフィニッシュ。


1993年に1stステージ優勝後、1996年に初のJリーグ年間王者。2017年3月末現在、Jリーグ8回+天皇杯5回+ナビスコカップ6回の19冠。2位(ガンバ大阪)は8冠であり圧倒的首位である。ユニフォームには胸の1つの☆が10冠分を表し、さらに加わるタイトルは袖の☆の数で表す。AFCチャンピオンズリーグでは長らくベスト8から先に進めず優勝に至っていなかったが、2018年に念願の優勝を果たし、20冠目のタイトルを獲得した。しかし、国内タイトルに至っては2017年最終節でリーグ優勝を逃して以降2022年現在まで無冠が続いている。


「常勝軍団」の名の通り勝率も高く、2022年現在で、川崎フロンターレを除くすべての対戦経験のあるJクラブに通算成績で勝ち越している。


2000年代、2010年代以降はオリジナル10(Jリーグ発足時から参加している10チームの総称)のJ2降格も相次ぐ中、2022年現在、発足以降一度も降格歴のないのは鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの2クラブのみとなっている。


タイトルを取るために

攻撃力の高さ

上記の通り、ここ数年はタイトルから遠ざかっているが、攻撃力はリーグでも上位クラス。

2015年にはカイオが、2016年には金崎夢生が、2017年には金崎とレアンドロが、2018年には鈴木優磨が、2019年にはセルジーニョが、2020年にはエヴェラウドと上田綺世が、2021年には上田と荒木遼太郎が、2022年には上田が2桁得点を記録している。


監督と選手事情

2018年、クラブのレジェンド的存在である小笠原満男が現役引退。シーズン終了後の引退会見では、「同年代の小野伸二稲本潤一にはまだまだ頑張ってもらいたい」とコメント。二人にどんな言葉をかけてあげたいかという問いには、「いや、自分の完敗です...」と最後まで2人をリスペクトしていた。


上記より、2020年で2桁得点を達成したのは移籍してきて大暴れしたエヴェラウドと19年7月より、大学のサッカー部を退団し(大学自体には在籍したまま、21年度に卒業した)当初の予定より1年半前倒しでプロデビューしていた上田綺世である。エヴェラウドはいきなり18得点を記録し、リーグ2位。彼はJ1リーグ2020のベストイレブンに得点王兼MVPとなったオルンガと共に選ばれ、残りの8人は全員川崎フロンターレの選手。上田も大卒2年目ながらいきなり2桁得点を記録するという強烈なJ1デビューを果たす。


2021年は開幕数試合で不調となり、監督がザーゴからコーチを務めていた相馬直樹へ早々に交代。巻き返しに成功し、順位は4位となり、再び上田が2桁得点を達成。さらには2002年生まれの荒木遼太郎がトップ下、セカンドトップの位置で活躍し、10得点を記録。城彰二以来実に27年ぶりとなる10代での2桁得点を達成した。しかし、36節の大分トリニータ戦でドローになったことで4位以下が確定し、ACL出場権も獲得できなかった。相手のトリニータもこの試合に勝たないとJ2降格が確定するという状況であり、結果的にドローとなったため、J2降格が決定。この試合のドロー決着はACL出場を目指すアントラーズにとってもJ1残留を目指すトリニータにとっても目標達成不可能となってしまったため、あまりにも残酷で後味の悪い結末となってしまった。


2022年はベルギーで結果を残した鈴木優磨が復帰。「タイトル取るためだけに帰ってきた」とのこと。監督にはスイス人のレネ・ヴァイラーが就任。上田と優磨の2トップによる4-4-2の縦に速いサッカーが席巻し、上田は前半戦だけで他を圧倒する10得点、優磨も前半戦で6得点をマーク。順位も3位以内が定位置だった。しかし、上田が「海外で結果を残さないと日本代表に選ばれない」とのことでベルギーへ移籍すると、得点源を失って苦しんでしまう。2022年初の連敗で4位に転落し、4位ながらヴァイラー監督は解任。その後はコーチの岩政大樹が就任するも、残り10試合を2勝6分2敗で終わるなど、勢いを取り戻すことはできず、結果4位。勝ち残っていた天皇杯準決勝でもホームでジャイアントキリングを許してしまい、さらにその相手は決勝で勝利し優勝したため、史上最大の下克上の一員になってしまった。次期も岩政監督が続投することが決定。天皇杯準決勝について、岩政監督の試合後コメントが物議を醸しており、詳細はリンク先を参照してほしい。


2023年、ガンバ大阪でプレイしていた昌子源とリーグアンでプレイしていた植田直通というリーグタイトルを知るCBが復帰。4-3-3のスタイルで京都サンガF.C.戦や横浜FC戦は勝利するも、横浜F・マリノスサンフレッチェ広島柏レイソルヴィッセル神戸戦を4連敗して下位に沈み、サポーターが大激怒。そんなサポーターから心無い声を浴びせられるも優磨は真摯に「俺らは100%でやってるよ」「まだチャンスはある」と向き合う。柏戦から従来の4-4-2のスタイルに変更し、神戸戦の次のアルビレックス新潟戦では久々の勝利。以降は新潟戦のスタメンを基盤に、ガンバ大阪、北海道コンサドーレ札幌セレッソ大阪名古屋グランパスを連勝し、全て完封勝利で5連勝する。これはクラブ新記録であり、順位も一気にトップハーフに躍り出る。翌FC東京戦からは3試合連続ドローとなったが、その後は勝利して前半戦を締める。前年大激闘を繰り広げたサガン鳥栖戦は本年も激闘を繰り広げた。後半戦は勢いのあるガンバに敗れるが、どこまで上位争いへ加勢できるか、注目である。





マスコット

メインマスコットの「しかお」と、嫁の「しかこ」、長男「アントン」。

しかお君

クラブの方針としてマスコットにはそれほど力を入れていなかったが、2017年頃から方針転換したらしく、試合開始前に積極的にグリーディングを行うようになった。

また、公式twitterでは遠征に帯同するアントン(どう見てもぬいぐるみだが気にするな)の様子も画像付きでアップされている。

Jリーグマスコット総選挙過去順位

開催年順位備考
1201322位第1回から第7回まで全てしかおがエントリー
2201432位
3201519位
4201615位
5201721位
6201811位
72019

ここ数年は順位を上げてきている。目標はトップ10入りか。


スタジアム

茨城県立カシマサッカースタジアム

鹿嶋市は人口66000人、してスタジアムは40728人収容である。見るからに過多のような感じがするが、そこはクラブの集客エリアの広さで補っている。鹿島サポーターがスタジアムまでかかる所要時間の平均は100分で、2位(広島の72分)を大幅に上回る。


交通機関それぞれが充実している。鉄道は鹿島サッカースタジアム臨時駅が開設され、東京駅とを結ぶ高速バスも多数運行。


自動車はオフィシャルの駐車場は多くないものの、民間駐車場が大量にありあぶれることはない。駅の向かいの駐車場は帰りの渋滞に巻き込まれにくい。


スタジアムグルメとしてもつ煮がとても有名。


2017年シーズンより、ホーム側がメインスタンド向かって右の配置に変更された。


また、試合後には駐車場の渋滞が常態化しており、運が悪いと数時間待たされることになるので注意、どうしても利用するなら忍耐力が必要である。


その他

アントラーズの本拠地である鹿嶋市は、鹿島神宮などの観光地こそあれど「陸の孤島」呼ばわりされるほどの田舎。そのせいでJリーグ加入にはそれこそドキュメンタリー番組ができてしまうほどの困難が待ち受けていた。

なお、鹿嶋市はもともとは鹿島町という町で、近隣の町との合併で鹿嶋市となっているが、なぜアントラーズが「鹿島」表記なのかというと、鹿嶋市となったのが1995年であり、既にアントラーズはその数年前から存在しているため。ちなみに、同市内にも旧来表記を利用しているものは多い。ちなみに、「鹿島」という地名は他にも佐賀県などにも存在する。


関連項目


水戸ホーリーホック:同じ茨城県内に本拠地を持つチーム。

鹿島と那珂ちゃんサッカーユニフォーム!


ジーコ:鹿島に光臨した神。

内田篤人:かつて鹿島に所属していた選手。

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