注意:この項目には、ゲーム「フラワーナイトガール」の重大なネタバレが含まれます。
概要
ゲーム「フラワーナイトガール」に登場する超巨大な害虫で、スプリングガーデンを支配する「三大守護神蟲」の一つ。物語開始より1000年以上前に害虫化し、ウィンターローズの「ナイドホグル平原」地下に封印されていたが、遥かな時を経てナイドホグルの力が封印の力に勝り、現代に復活してしまった。
その後再封印されるも、残るミズウォルムとフラスベルグまで復活してしまい、再び封印が解かれることとなる。
特徴
近江富士を七巻き半したという伝説の大百足に匹敵する巨体を誇る、スプリングガーデンで初めて発見された巨大怪獣。その全長は推定約20キロに及び、頭から曳航肢の先まででウィンターローズ国土を横断できるほど。
体内は溶岩洞のようになっていて、「眷族」と呼ばれる古代害虫クラスのムカデ型害虫が多数生息している。体内は後にクジラ艇が安全に格納、離着陸できるほど広大で、そこから体高50メートル以上、体幅200メートル以上あることが推測できる(封印の際に心臓に楔を打ち込んだことから、クジラ艇の出入口は気門と思われる。少なくともクジラ艇が出入りできるほど気門も巨大である)。
とてつもなく巨大なことを除けば全体的にオオムカデに似ているが、その体表はよく見ると蛇やトカゲの鱗のような構造で体節が覆われ、また左右に一対、眉間に一つ、合計三個の複眼を持つ(ムカデ綱で複眼を持っているのはゲジだけ)、後頭部から後方に二対、外側に一対、計三対の角が生えているなど、現実のムカデと比べると非常に禍々しい姿をしている。さらに、背中に一対以上のデスギドラに似た翼があるが、皮膜が破れているため飛ぶことはできない。
その姿はもはやムカデというよりはドラゴンに近い。
おまけにコブラのような鎌首をもたげるため、数値以上に大きく見える。鎌首の高さは最大で数キロに及ぶ。
体型はオオムカデよりもジムカデ類に似た長細いもので、「千の足のナイドホグル」の異名通りに足の数は500対を超えると思われる。
活動記録
物語開始以前からその存在は知られていたが、長い間伝説に近い存在となっていた。
初登場はメインストーリー1部、長い長い旅の終わり頃に、平原に隣接するフヴァの氷結湖を突き破って復活。
全長数十キロに及ぶ巨体はそこにとぐろを巻くだけでウィンターローズ国土の3割以上を覆い尽くすほど。あまりに巨大な害虫のため、体まるごとではなく、体内にある「核」(おそらく心臓と思われる)を封印して地下に叩き返す作戦に変更。激戦の末、一瞬の隙を突いて特別部隊がナイドホグル体内に突入した。
体内には眷族である体長10~20メートル前後のムカデ型害虫が大量に待ち構えており、今までの昆虫型とは大きく異なる敵に悪戦苦闘。それでもなんとか「核」にたどり着き、シャインクリスタルを打ち込んでソーラードライブを放ち、ようやくナイドホグルは沈黙。全ての核を封印して特別部隊はナイドホグルの体内から脱出し、ナイドホグルは再び平原の地下に封印された。
再び動きがあったのはミズウォルム殲滅作戦の直前。ロータスレイク湖底から発見された遺跡から、ナイドホグル、ミズウォルム、そして未だ見ぬフラスベルグとおぼしき壁画が発見され、遥か大昔にも目撃されていたことが判明した。
その後も「守護神蟲」という謎のワードを使いミズウォルム殲滅作戦に難色を示す精霊や、ソーラードライブに適応した突然変異のミズウォルム・シロの出現、フラスベルグの奇襲、フラスベルグ対策方法を知るのために禁書を使ってフラスベルグが封印された時であるなどいろいろありコダイバナに陣取るフラスベルグ討伐作戦が実施されることとなり、そのために千年前と同じくナイドホグルをフラスベルグにぶつけ、その隙に花騎士の力や団長の太陽の剣をフラスベルグにたたきつける千の足の方舟計画が実施されることとなる。
そのためにミズウォルムの浄化個体であるシロの害虫を浄化し益虫に戻す能力を使い氷結湖に眠るナイドホグルを元の益虫に戻すことに成功。ナイドホグルの黒かった身体は白くなり赤かった眼も青くなった(誰が言ったか漂白状態)。
感謝を。我らが主はこの変容を受け入れようとしている。
時間はまだ必要だが、いずれその時は来るだろう。
と団長たちを襲ってきたナイドホグルの眷属も浄化が進むと大人しくなり上記の感謝の言葉を伝えた。(ちなみになぜかは不明だが眷属は害虫のままである。見た目だけかと思いきや後に言うことは聞くし人に危害は加えないのだが害虫のままであるとナイドホグル当人から説明されている)
その後完全に益虫に戻ったあと守護神蟲として花騎士がフラスベルグの眷属と激戦を繰り広げるコダイバナに(明言はないが普通に歩いて来たとも思えないのでおそらく空間移動)登場。
サントリナ「でっ……かぁぁぁぁぁぁぁぁい!!?」
団長たちを乗せたクジラ艇を身に入れフラスベルグに向かった。途中天雷の使徒に天雷を撃ちこむことですさまじい破壊を生み出すフラスベルグの切り札で撃沈の危機になるも体にまとわりつく天雷の使徒を花騎士と自身の眷属が撃破したことで乗り切りついにフラスベルグに肉薄。ヤマブキ曰く「この世の終わりのような光景」な大怪獣戦を繰り広げた。
だが団長が太陽の剣でフラスベルグを浄化されようとした瞬間突如フラスベルグもナイドホグルもシロを含むすべてのミズウォルムもなにかに飲み込まれ消えてしまった。
それはかつてスプリングガーデンに攻め行った害虫毒の源泉ともいうべき存在と化した「死と破壊の王」アグレッサの怨念で守護神蟲を殺し春庭の守りをなくすことが目的だった。
千年前に守護神蟲を害虫毒で狂わしたのもこの守りをなくすことが目的だったのである。
守護神蟲救出のためにアグレッサの闇に突入した団長と花騎士たちの活躍によりアグレッサの怨念は消え、闇に取り込まれていた影響で消耗した力の回復のためにナイドホグルはまたフヴァの氷結湖で眠りについたのだった。(完全に益虫に戻った他の二体も封印されていた場所で眠っているらしい)
ちなみに余談だが救出の際にナイドホグルは唯一完全に益虫であったため抵抗なく楽に救出できた。
外園騎士
注意:この先、フラワーナイトガールの根本的なネタバレが含まれている可能性があります。
古代花騎士が復活し、世界花が姿を現した。スプリングガーデンの外界、アグレッサが来た滅びの世界への行くこと決意する。
そのためにまず春庭と外界を隔てる外園というところに向かったのだが、
ダインの記憶を持つシギラリアによれば、外園は「不毛な土地が延々と続く沈黙の世界」。特に脅威となる存在はいないはずなのだが実際言ってみると見覚えのある芋虫型の強い害虫がいたりする。そこでその害虫を倒して一応助けてくれた黄金のコガネムシを使役する者と花騎士を花の悪魔と呼び敵意を向ける巨大なサソリを操る者の二人と出会うのだが、その二人に襲い掛かる女性がいた。圧倒的力を持ち襲い掛かったスイカズラすらあっさり突き飛ばすその女性。スイカズラ曰く「殺すならともかく勝つのは無理。この場にいる戦力じゃ足らない」とのこと。一方の女性も特にダメージを受けた様子のないスイカズラに困惑。「花騎士には手加減しないといけないこれ以上強くすると潰してしまう」と悩みながらも自身の役割・存在理由としておそらく騎士団に攻撃をしようとしたタイミングでブロスが飛び出す。
ブロス「ナーちゃんっ、スト~~~~プ!!!!」
そう、女性の正体はナイドホグルだったのである。(とうとう守護神蟲すら団長に抱かれるのか…と思ったプレイヤーが続出したとか)
外に出たいだけ、ナーちゃんと仲良くおしゃべりしたいというブロスの言葉を「ここを誰も通さないのが私の役割だから」「ここにも長居してほしくない。面倒くさいことになってきたから全員一回出てって」とすさまじい力を使って全員を外園から追い出した。
が、この時外の世界から来た二人のうち片方を間違えて春庭に入れてしまうという失態をやらかした。
守護神蟲
精霊の話や、ロータスレイクの遺跡から発見された壁画を基に考えると、守護神蟲とはそもそも、読んで字のごとくスプリングガーデンを守護する者なのだといい、「益虫に戻った」はずのナイドホグルも、根源の世界花の命でスプリングガーデンを守護する存在に戻ったはずである。
そしてそれは、世界花の言うことを聞く存在に戻ったはずということでもある。
…その言い伝えが本当ならば。
「…はじめまして。そして、さようなら。」
ブロスを世界花だと認識した害虫使い(以降『「ナーちゃん」(仮称)』と呼称)は、即刻ブロスに襲いかかった。
何者をも外園を通さぬことを己が役目だと自負する「ナーちゃん」(仮称)は、世界花の嘆願すらも聞かず、超巨大なムカデの下半身のような鞭を振り回し、外園を破壊し始めた。
もはや危険と覚悟したブロスは、偵察部隊を全員クジラ艇に避難させ、そのまま緊急離陸、最後の力を振り絞り、「奇跡」「幸運」「瞬間移動」を一斉に発動。
偵察部隊はクジラ艇含め欠員なく一命を取り留めたものの、これ以降スプリングガーデン各地でナイドホグルの眷族のようなムカデ型害虫が猛威を奮い始めた。
ケペラはこの事件でリリィウッドの山奥に弾き飛ばされ、花騎士を憎んでいたシルキトは行方不明となった。
これ以降、あの存在=「ナーちゃん」(仮称)の正体と、守護神蟲の本当の目的、そしてどうすれば外園を突破できるのか、劇中、リアル問わず猛烈な議論が巻き起こることとなる。
2023年6月現在までに判明している情報を整理すると、概ね次のようになる。
1.「ナーちゃん」(仮称)の正体
この事件以降、ナイドホグルの眷族らしきムカデ型害虫が暴れ始めたことや、ブロスに続きマロニエが「炎熱と宵闇の化身、千の足のナイドホグル」、シギラリアがこの存在を「守護神蟲サマ」と呼称したこと、そしてウィンターローズにて、ムカデ型害虫の主と旧知だという新たな世界花ウィンが暗躍を開始したことなどから、現在「ナーちゃん」(仮称)の正体はナイドホグルであろうことがほぼ確実視されている。
しかし、この説には大きな疑問が残る。それは何よりもウィンターローズ地下に眠るナイドホグルとの関係である。
ナイドホグルは凄まじい数の眷族を従えている。そして本体も極めて巨大である。この上、人型になれる、あるいは世界花のような「分身」を産み出せるとでも言うのだろうか?仮にそれが可能なのだとして、ではなぜ1度目の復活の時も、「千の足の方舟計画」での再復活の時も、この能力を使わなかったのだろうか?
あるいは、実はナイドホグルには、見た目が大幅に異なる複数個体がいるのだろうか?
2.守護神蟲の本当の目的
リリィウッド奥地で、外園に向かおうとするミズウォルム・シロが目撃された。このミズウォルム・シロが精霊の問いかけに答え、その際気になる発言を残している。
その内容を要約すると
「守護神蟲の本来の目的は、スプリングガーデンの外園にて、侵入者を殲滅すること」
…「侵入者」というのは、スプリングガーデンの外から来た存在である。外から来た存在がどんな存在であれ、無差別に殺戮すること。それがミズウォルム曰く「守護神蟲の役目」なのだと言う。
「脱走者はスプリングガーデンに連れ戻す」
…ミズウォルム・シロは暴力的ではなかったものの、これが守護神蟲の「もう一つの役目」なのだと思われる。ここで言う「脱走者」とはつまり、スプリングガーデンの外に行こうとする存在である。
これに基づいて改めて考えると、守護神蟲たちがしていることは、まるで縄張りを攻撃的に守ろうとするグンタイアリのようである。
そして、世界花にすら敵意を顕にした「ナーちゃん」(仮称)が守ろうとしているものは「スプリングガーデンという空間」すなわち縄張りであり、その中に存在するものに関しては、出ようとするものに対して容赦なく襲いかかり、命を奪ってでもスプリングガーデン内に監禁する。
3.どうすれば外園を突破し、外界に行けるのか?
「守護神蟲も花騎士も「アルカの願い」によって産み出されたので、どちらの言い分が正しいのかはわからない」
これは、前述のミズウォルム・シロの発言である。この「アルカ」が根源の世界花(皮肉にもそれは以前ミズウォルム自身が蝕んでいた存在)と同一の存在なのかは不明である。しかし、ミズウォルム・シロはまだ交渉の余地があることが匂わされている。
問題は「ナーちゃん」(仮称)である。もし本当にこれがナイドホグルと同一の存在なのだとすれば、ナイドホグルは害虫かどうかに関わらず、人類と絶対に敵対する存在であるということになる。
世界花にすら敵意剥き出し、浄化してなお害虫となんら変わらないように見えるその危険性。劇中でもマロニエは「あいつとの交渉の余地があるとは思えない」と断言している。
一方、ここで諦めきれないのが世界花のブロス。「ナーちゃん」(仮称)が本当にナイドホグルだった場合、なぜ人間に似た姿になったのかについて「ナーちゃんも本当はみんなと仲良くしたいだけ。でもあの時は自分の使命に必死だったから…」と、最大限の擁護に回っている。
また、ウェルウィッチアも「交渉の余地がなかったらわざわざ人間そっくりにはなって来ないはず」とマロニエに反論している(「まあ、難しいだろうけどね」とも言っているが)。
ケペラの証言から、花騎士を「花の悪魔」と呼び、カレンサスの民に花騎士への憎悪を植え付けて唆す何者かの存在が示唆されている。この存在はかつてのアグレッサ同様害虫化の毒呪を振り撒き、スプリングガーデンの外界を破壊した存在であろうことは容易に推測できる。ということは、おそらくアグレッサの仲間と思われる諸悪の根源は、まだ外界で生きていることになる。
そもそも、スプリングガーデンと外園が創られたのは、滅び行く外界から生命を守るシェルターの役割だったものと思われる。シェルターである以上、いつまでもその中に籠っている訳にはいかない。実際これまで何度も、スプリングガーデンは「箱庭」とか「方舟」とか形容されてきた。
「ナーちゃん」(仮称)が過保護なのか、それとも本当に監禁目的なのかは定かではないが、このままいつまでも籠っていては、問題は永遠に進展しない。
全てを解決するためには、カレンサスを唆した、外界の黒幕を葬り去らなければならない。そいつを探すためには必ず外界に出る必要があり、外界に出るためには必ず外園を通過しなければならない。
結局、この「ナーちゃん」(仮称)とは必ずまた外園で鉢合わせする。もし本当にナイドホグル=「ナーちゃん」(仮称)なのであれば、そしてスイカズラをして「勝算ゼロ」と言わしめた、それですら手加減していたとなれば、我々はいまだに、ナイドホグルの真の本気を、ただの一度も見たことがないということになる。
「ナーちゃん」(仮称)はミズウォルム・シロとは違い、世界花にすら楯突く程の攻撃性があり、仮にブロスの言う通りだったとしても、交渉に応じるとは考えられない。唯一可能性があるとすれば、もはや軍事力で叩き伏せるしかない。だが、スイカズラが「今の部隊では勝ち目なし」(そこには世界花たるブロスをはじめ、歴戦の戦士たちが集っているにもかかわらず!)と断言した以上、少なくともスイカズラを大幅に凌駕する、それこそ最強クラスの花騎士を、スプリングガーデン中から大集合させて、一斉に襲いかかるしかない。相手は人間に近い大きさの上覚醒竜センティとは違って空を飛んでいないため、全員で同時に殴りかかることはさすがに無理であろう。よって、数だけでなく、個人レベルでも相当な強さの花騎士を揃える必要がある。
検証:誰なら「ナーちゃん」(仮称)を倒せるのか?
「ナーちゃん」(仮称)を撃破し、無理やりにでも交渉の場に引きずり込むためには、相当な戦闘能力を誇る花騎士が複数必要になる。ここでは、筆者が考える「ナーちゃん」(仮称)を倒し得る能力を誇る花騎士の有力候補を紹介する。それと同時に、各々の懸念点も紹介する。
能力:極めて高い攻撃力。その強さは「古代花騎士最強」とも。暴走を抑え込むためにブロッサムヒルの全ての花騎士が緊急出動した程。
懸念点:極めて体が弱く、多臓器不全を患っている。世界花の加護だけで延命しているような状態である。次に戦場に出てきたら、今度こそ死んでしまう可能性が高い。仮に外園を突破できても、世界花の加護がブロスしかない外界で彼女が生きられるかも怪しい。
能力:極めて高い代謝能力と魔力変換能力で、コルベット以上の戦闘能力を得られる。一度暴走した際に、スプリングガーデン中の花騎士を出動させても抑えられるかどうか不明とまで言われた、現在最強の花騎士の一人。
懸念点:代謝能力と魔力変換能力の持続性のなさ。一度全力を解放すると、再び満腹になるまで食べなければならない。外園までの継続的な補給が課題になる。
能力:生ける伝説「氷雪の悪魔」とも称され、格闘能力において彼女の右に出る者はいない。強力な魔力による身体強化も併用し、圧倒的な攻撃力を有する。ゲーム性でもリアルぶっ壊れ。またカトレアの魔力が暴走していた時でも魔力酔いしないほど魔力が強い。現在最強の花騎士の一人。
懸念点:遠距離攻撃を得意としていないため、確実に攻撃を当てるためには至近距離まで近づく必要がある。そこまでのサポートをどうするかが問題。
能力:「世界に愛された花騎士」の異名を持つ、ひとよんで「氷雪の魔女」。短時間ならブリザードを消し飛ばす程の遠距離広範囲魔力攻撃を得意とし、暴走中のスイカズラとも互角以上に渡り合った。現在最強の花騎士の一人。
懸念点:漏出した魔力による周囲の魔力酔い、及びそれに由来する近距離援護の難しさ。魔力の制御がまだ不完全なため、同じく魔力の強い花騎士による援護が必要。ただし年々制御術が向上しており、初期には小説でリュウゼツランがカトレアに密着されて急性の魔力酔いを起こしていたが、2022年末にはイオノプシジウムやアングレカムなど通りがかりの花騎士が長時間同じテーブルを囲んでいても魔力酔いしないほどには漏出が抑えられている。そのためこの弱点は、近い将来ほぼ無視できるものになると思われる。
能力:「千年前のイレギュラー」とも称される太古の女王。液体と夢を自在に操る能力は、攻撃にも撹乱にも使える。高い攻撃力に加え、搦め手も併用可能な強力な汎用性がある。
懸念点:もし「ナーちゃん」(仮称)がナイドホグルならば、彼女が眠らされた事件のことを知っている可能性が高い。アグレッサの最後にして最大の攻撃が使用された事件のため、ナイドホグルがネムノキを忌み嫌っている可能性がある。
能力:「遠見の魔法鏡」の使い手。和解した今なら、ナイドホグルの遠距離偵察も可能と思われる。またシュウメイギクは中距離の広範囲魔力攻撃が、タケは超遠距離狙撃が得意なので、こちらの先手攻撃のきっかけになれる。
懸念点:タケに憑依している亡霊鎧武者の暴走の可能性。またタケ自身が極端に強い訳ではないこと、シュウメイギクは立場上あまり遠出はできないことから、最序盤のみの出番となる可能性がある。まさかカラクリ無限城を外園に持っていくわけにもいかないだろう。
能力:高い攻撃力と、驚異的な再生能力。タンク兼ヒーラーとして構えつつ、自分を含む味方を一斉に回復させながらの継続的な高火力攻撃が可能。また人心掌握術にも長け、これを利用した精神攻撃も可能。ゲーム性としてもデンドロビウム以来のリアルぶっ壊れとも言われており、コルベットが下手に出られない今、事実上の「古代花騎士最強」として、現在最強の花騎士の一人となっている。
懸念点:彼女は以前、ナイドホグルが毛嫌いしているフラスベルグを信仰していた。このため真っ先に狙われる可能性がある。ヘイト管理が最大の課題。
能力:世界花。数々の人智を超えた能力を有し、その戦闘能力は青天井。
懸念点:ブロスは「ナーちゃん」(仮称)との戦いには乗り気ではない。また「ナーちゃん」(仮称)はブロスにも楯突き、殲滅しようとしてきた。ブロスが本気で戦えるかどうかが要となる。
…以上に加え、ヒャクニチソウやガンライコウなどの整備のプロ、ワレモコウやリアトリスなどの高い分析力を有する参謀、アカシア隊やオレンジ隊などの輸送に長けた強力な補給部隊、その他諸々の全てが揃って、初めて外園攻略、及び「ナーちゃん」(仮称)討伐が成し得ると思われる。
クジラ艇は現在5機。今後はクジラ艇も攻撃対象になる可能性が高いため、さらに移動手段を増やす必要性があることなどを考えると、相当な準備が必要になる。
果たして、本当に「ナーちゃん」(仮称)はナイドホグルなのだろうか?そして、新たな世界花ウィンの狙いは何なのだろうか?そして、花騎士とナイドホグルは、これからどのような関係になるのだろうか?
戦いは、まだ途中である。
派生種
(ラスト1コマ)
以前から、「ナイドホグル団長」なるオオムカデ型のキャラが、エイプリルフール企画などに登場していた。
ナイドホグル団長は体長約3メートル、オオムカデとナイドホグルの合の子のような見た目で、三つ目、頭に鉢巻を巻いている(前述の三上山の大百足伝説でも、藤原秀郷は鉢巻をして戦ったという言い伝えがある)。現時点では「害虫」の括りだが特に有害な何かがある訳ではない。性格は気の良い関西弁のおっさん。
ナイドホグル団長とナイドホグル、および「ナーちゃん」(仮称)との関係は不明である。全くの別人かもしれないし、ナイドホグル団長もナイドホグル本人かもしれないが、「ナーちゃん」(仮称)とは考え方も性格も根本的に異なるため、少なくとも「ナーちゃん」(仮称)とは全くの別人と考えてよいだろう。
そして、プレイアブル実装
2023年7月18日、いつもとは違う日時のメンテナンス後に、ナイドホグルの人間態(?)がプレイアブル実装されることになった。レアリティは、☆6である。
そして、同時に更新されたメインストリー第4部6章でも……。
関連項目
フラワーナイトガール 害虫(フラワーナイトガール) 守護神蟲 ムカデ
ニーズヘッグ:おそらく元ネタ。