曖昧さ回避
- 特撮番組『仮面ライダーギーツ』に登場する武器の一つ。本記事で詳述。
- 漫画『破壊魔定光』に登場する流刑体(宇宙犯罪者)の一体。
概要
特殊なレイズバックル「ブジンソードバックル」の拡張武装。
仮面ライダータイクーン専用の刀型武器。
ブジンソードはこの刀を用いた戦闘を前提とした仕様となっており、達人級の多彩な剣技から繰り出す攻撃の要と言える。
対応バックルに造詣されている・操作箇所がない・レイズバックルホルダーに対応していない等、どちらかと言えば小型バックルの拡張武装に近い特徴を持っており、大型バックルの武装としては異質な存在である(ブジンソードバックルの特異さを踏まえれば当然だが)。
なおマグナムシューター40Xのように変身前でも使用可能である。
機能・外見
武刃本体は白と黒の日本刀そのもの。鞘は両端が白・中央が緑・その間が黒い。
「刃文」や「刀装」と言った模様・装飾が殆どなく、現実の刀より簡素ですらある。
「カルディベイトスカバード」と呼ばれる鞘は保守機構を搭載しており、武刃が収納され次第速やかに冷却やスキャニング検査、研磨作業などのメンテナンスを実行する。
武刃の刀身「リヅキ」は直接的な切断に加え、グリップ「ブジンヘルブ」を介してドライバーから供給さるエネルギーを超圧縮して纏う事で物質の結合を切り離す事が可能。これにより分解に近い形であらゆる物体を両断する事ができる。
この際発するエネルギーは使用者にも影響を及ぼすため、鍔の「ディフェンシブバイザー」が限定的な防御シールドを展開し、タイクーンへの被害を未然に防いでいる。
必殺技
ブジンソードストライク
操作箇所や別バックルを装填するスロットは存在しないため、ブジンソードバックルのトリガーを操作して発動。
回転斬撃や居合い切り、光刃を放って切り捨てる。
並のライダーであれば一撃で変身解除に追い込み、一般バックル形態の必殺技であれば一方的に競り勝つ威力を誇る。
余談
- 2号ライダーの最強フォーム専用武器ではジカンジャックロー以来であり、令和では初。
- 刀剣型武器はクウガから一貫して登場しているシリーズ恒例だが、純粋な鞘が存在するのは何気に初である。
- 一応「事実上の鞘」として機能するものはダークバイザーツバイやプリズムシールド、アップルリフレクターが存在する他、変身ベルトとしての趣が強いがソード/ブレードライバー(&必冊ホルダー)が存在してはいる。
- 変則的な所では、剣の一部が鞘として機能するイクサカリバーがある。
- 仮面ライダー滅亡迅雷も刀を使用するが、あちらは変身前からの所持品の流用であり、ライダーの強化形態専用装備としての刀は珍しい。
- 『ギーツ』本編にもある日本刀型の玩具が登場しており、ある種の伏線となっていた可能性がある。
関連タグ
ジカンジャックロー←武刃