メロメロ(ポケモン)
めろめろ
本来の意味については⇒メロメロ
概要
『ポケットモンスター 金・銀』で初登場したわざ。初登場からわざマシン45の座を死守している。
相手を誘惑して自分に惚れさせ、メロメロ状態にする驚きの技。
メロメロ状態になった相手は50%の確率で行動不能になり、交代するか相手を倒さなければ効果は永続する。つまりまひやこんらんより行動不能率が高い。
但し異性相手にしか効果が無い。……誰だ「同性に効かないのは何故だ」とか言ってる奴は。
何気にこの技「みがわり」を貫通する。愛に身代わりは必要ないということか。
性別を持つポケモンならば全員が習得可能…かと思いきや性別不明のミュウやフリージオも習得できる。
反面何故か性別があるはずのツチニン系列とメラルバ系統は習得できない。
……はずだったのだが、メラルバ系統は『ポケットモンスター ソード・シールド』で初めて習得した。
とにかく相手に対する依存性が強く、安定択として採用するのは難しい。
但し特性が「とうそうしん」のポケモンは異性相手に対して火力が出なくなる為、対策として採用する事もある。
それ以外だと殆ど技候補に挙がることはなく、単純な使い手の好みで採用される程度である。
とは言え前述の通り行動不能率だけはやたら高い為無警戒でいるとはまってしまうのも事実である。気になる人はパーティの性別をばらけさせるといいだろう。
VC版第2世代のオフライン環境では、攻撃個体値で性別が決まる仕様(高ければ♂になる)から、性別♀を粘れば安定して使える妨害手段ということで、一定の需要がある。それこそ「オフ会で性別を♂で妥協したフシギバナを使ったらサンダースの『メロメロ』の餌食になりました」という実話が存在するほどである。
アカネのミルタンクをみんなのトラウマに仕立て上げた要因の一つである。
特に主力に置きがちな御三家はオスが出やすい為、メロメロにはまって機能停止に陥るなんて事は当たり前のように起こった。
外伝作品での登場
ポケモン不思議のダンジョンシリーズ
『赤・青の救助隊』では性別の概念が存在せず、どんなポケモンでも数ターン確実に行動不能にするというお手軽強わざとして猛威をふるった。
流石にやりすぎだと判断されたのか、『時・闇・空の探検隊』では性別制の導入、命中率が75%へ低下して弱体化された。
『マグナゲートと∞迷宮』では再び性別の概念が無くなったため復権…と思いきや、メロメロ状態そのものが「ただ技が失敗しやすい状態」になると弱体化されている。
メディアミックス
アニメでは『ポケットモンスター ベストウイッシュ』より頻繁に登場し、投げキッスやウィンクなどで相手をメロメロにしていた。また、素早いポケモンにはかわされ、インファイトでメロメロを破壊していたりするポケモンもいた。
『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』に登場する史上最悪のトゲピーもこのわざを使用し、ピカチュウやグレッグルなどを操ってロケットを操作したことがある。
特別アニメ『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』ではガバイトがキマワリに対して使用。後のベストウイッシュを思わせるやたら気合の入ったキラキライケメン作画で視聴者の腹筋を崩壊させた。