プロフィール
※ゲームでの鳴き声はSE。ドラマCDでは誰かが演じているらしいが非公開である。劇場版でも非公開であったが、ファミ通のインタビューによると高橋伸也さんが演じていたと言及されていた。リメイク版であるペルソナ3リロードでも続投している。
概要
世にも珍しいペルソナ使い犬。本名は「虎狼丸」(ころうまる)。
長鳴神社に住む犬で、元々はその神主の愛犬として育てられていた。しかし、神主は既に亡くなっており、その後も日課の散歩コースを歩く姿が見られていた。
そんなある日、イレギュラーなシャドウに神社を襲撃されるが、神社を守るためにペルソナ能力を発現させ撃退。その際に重傷を負ったが、通りかかった真田明彦により保護され、桐条グループの病院で手当を受ける。回復後は恩返しのために特別課外活動部へと参加する。
劇場版では、主人公の結城理と天田乾にシャドウを倒してもらった恩返しとして仲間入りする流れになっており、怪我をしない分ゲーム版よりも若干早い段階で加入する。
人(?)物
犬種は柴犬だが、アルビノのために体毛は白みがかった灰色で、目の色は赤。
愛らしい見た目に反し、義理堅く、男らしい性格。忠犬を絵に描いたようなワンコ。
一時期の自分と似た境遇の野良犬に対して自分のエサを持ってくるといった、他の犬に対しても面倒見のいい一面も。
ペルソナ使いであるとはいえ、正真正銘ただの犬なので言葉は話せない。しかし人語を理解しているらしく、普段はアイギスの通訳を通してコミュニケーションを取っている。
使用武器は短刀。口に咥えて戦う。
ちなみに銃を持つ事が出来ない為、召喚器は首輪に内蔵されている。
使用ペルソナ
主にアギ系とムド系のスキルを習得し、火炎と闇に耐性を持つが光属性に弱い。
また犬だけに速が高い。
味方に直接命令ができなかったP3無印の頃は、コロマルのAIもタルンダ先輩やコンセンタラフー先輩に劣らずなかなかのポンコツだった。
せっかくの火炎強化スキル「火炎ハイブースタ」を持っているのに、火炎スキルではなく効きにくい敵も多い呪殺の即死スキルばかりを好んで使って無効化される事態が頻発した。
この様子からネットを中心に「殺丸」という蔑称…もとい愛称が広まっていた。
しかし、直接命令が可能になったP3P以降はこの呼び方あまり聞かれなくなっている。
FESの後日談では、同じくアギ系を得意とする伊織順平とコンビで戦うことになる。
P4U2
『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』では天田乾とのコンビで参戦。
巌戸台分寮の一般生徒解放に伴い、天田と再入寮。しばらくは戦いと無縁の生活を送っていたが、「シャドウワーカー」を立ち上げた美鶴・真田・アイギスたちの行方不明を聞き、八十稲羽市へと救援に駆けつける。
ペルソナQ
台風により文化祭が中止となった日の夜。タルタロスを訪れた特別課外活動部の一同は、何故かベルベットルームへと迷い込む。突如として急降下し始めたエレベーター。停止した先で待っていたのは、「やそがみこうこう」と呼ばれる異なる世界の文化祭だった。
同じく迷い込んだペルソナ使いの集団「自称特別捜査隊」と共に、一行は迷宮探索へと乗り出す。
続編『ペルソナQ2』にも参戦。後述の通りマスコット枠として扱われ、クマやモルガナと「協力技」を披露する。
マスコット?
その見た目から、クマ・モルガナに並ぶ『ペルソナ3』のマスコット枠と思われがちだが、公式によれば、P3のマスコットはアイギスらしい。その理由として、「ペルソナのマスコットキャラには赤、青、黄の3色を使う」ことが前提としてある模様。
一応、コロマルも赤い目で、首輪の一部分が青かったりするのだが、黄色については微妙なところ。
『P3D』においても、ロゴはコロマルでなく、アイギスである。
ただ、『PQ』シリーズにおいては、起動画面にクマと一緒にいたり、クマ・モルガナとセットで扱われたりとマスコット扱いされている。
まあアイギスはマスコットでありながらもヒロインも兼ねているため、仕方ないといえば仕方ない。
余談
モデリングの問題故か、『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』に出演できなかった。これには天田も不満に思っており、「コロマルならきっとダンスくらい出来る」と述べている。
P3から10年後のパラレルワールドを舞台とした『ペルソナ~トリニティ・ソウル~』では、コロマルと思しき老犬が登場。ただし作中で名前が呼ばれることは無い。