データ
- 身長:180.6m
- 体重:2300.0t
- 特色/力:超大型/飛行要塞
概要
通称城。城ジャマトという表記揺れを持つ。
アオウミウシのような姿をした桁外れに巨大な体格を持つ。「スラグ(Slug)」は本来ナメクジを指す英単語だが、ウミウシの英名もSeaslugなので怪人の名前としては筋が通っている。ちなみにフォートレスとは要塞という意味であり、それを合体させた命名となっている。
名前の通り、体中に和風の城が建っている。城は身体の一部であり、口から侵入することができる。
常に空中を浮遊しており、いかにも空中要塞といった風であるが、現時点では特に何かを収容している描写はない。
「物語本編開始前の時系列で始まっていたDGP」のラスボス。そして本作の第1話「黎明F」は「このDGPの最終局面」を描いたものであるため、作劇における第1話の怪人としては非常に強大である。
戦闘能力
触手による殴打と、頭部から発射するビームで攻撃する。
表皮は硬く、マグナムシューター40Xによる射撃程度であれば無効化してしまう。
この絶対的な攻撃力と防御力、更には気が遠くなりそうな巨体のせいで、本来なら並大抵のライダーとて撃破する事が不可能であり、DGPのフィールド内のオブジェクトとして存在している。
活躍
突如としてジャマーエリアの上空に現れ、仮面ライダーシローを触手の一振りで瞬殺。
後に駆けつけて来た仮面ライダーギーツも表皮の硬さに手を焼くが、「城は内側から崩れるもの」という発想から、内部からの破壊に方針を変更。ブーストライカーに乗ったギーツによって口から城内に侵入され、攻撃を受けてしまう。
最後はギーツ・マグナムブーストフォームのブーストタイム必殺技マグナムブーストグランドビクトリーによって撃破された。
これによって、ギーツ/浮世英寿がデザ神となり、物語が本格的な幕開けを迎える。
余談
- 第6話の描写から運営側からは“ラスボスジャマト”と呼ばれる部類に属している存在と思われる。
- 映像におけるウミウシの特撮怪人はこれが初。ただし設定のみの存在を含めるとズ・ミウジ・ギ以来22年ぶりとなる。
- 1話のオーディオコメンタリーによるとCGの制作がギリギリだったらしい。そのため1話の予告には登場していない。
関連タグ
- ツチグモ(魔化魍)、ビッグ・ティーレックス、オトシブミヤミー、ガーディアン(合体状態):過去のライダー作品にて物語の序盤で登場した、巨大な敵。ただしいずれの個体も城ジャマトに比べれば小さい方である。ツチグモは同じ一話怪人仲間。
- キャッスルドラン:同じく要塞が一体化した非人間型の巨大ライダー怪人。こっちは元々敵の戦力だったのを奪って使用している。
- ン・ガミオ・ゼダ:序盤に撃破されたラスボス級怪人。城ジャマト同様多大な被害を出した(こちらは世界の再生などないため、実際に残した影響は城ジャマトよりも大きい)。
- スティングフィッシュオルフェノク:前世代4番目の仮面ライダー作品に登場する最初のライダー怪人。
- 魔獣ダイタニクス、魔獣ゲルマディクス:同じく要塞が背中に付いている巨大怪人だが、こちらは戦隊怪人。
- 烈車鬼ング:30分後の世界にて物語の初盤に登場した非人形の巨大怪人。
マンモス・デッドマン/レックス・デッドマン ←スラグフォートレスジャマト → マンティスマルガム