「奇遇ですネェ 桐生サン」
CV:鈴木幸二(極)、間宮康弘(ONLINE)
概要
東京・神室町にある地下施設「賽の河原」にある闘技場で過去3年間全勝無敗の戦績を誇る、「無敗の地下王者」と呼ばれている黒人男性。
日本語はあまり堪能ではなく、単語の意味を理解せずに使っている節があり、「その日本語 意味分かって使ってんのか」と主人公・桐生一馬からツッコまれている。
複数のシリーズに登場し、お馴染みのキャラとしてファンから親しまれている。
劇中の活躍
龍が如く / 龍が如く極
賽の河原の入り口で桐生を待っており、ボスであるサイの花屋の場所まで案内した。その後、花屋によって情報の対価として桐生が闘技場での3人勝ち抜きを提示され、最後の相手として対戦するも敗北する。
戦闘において、『1』ではパンチを中心とした格闘スタイル、リメイクの『極』では『5』のラスボス・相沢聖人に似た格闘スタイルで戦う。
龍が如く2 / 龍が如く極2
神室町ヒルズの建築現場で真島吾朗が立ち上げた「真島建設」の下で働いており、常時真島建設製のヘルメットを被っている。戦闘では撲針愚のような棘付き鉄球状グローブを装備して戦う。再び地下闘技場の対戦相手として桐生と戦うも敗北する。戦闘前の啖呵が腹上死から安楽死に変わっているが、「相変わらず日本語分かってねえな」と桐生にまたツッコまれた。
リメイクの『極2』では『極』と同じく相沢に似た格闘スタイルで戦い、後にヒルズ計画を狙う悪徳不動産を倒すために桐生に協力する。
龍が如く4 伝説を継ぐ者
桐生のサブストーリーに登場し、相変わらず建築現場で働いており、日本語も上達している。戦闘ではボクシングで戦う。
夜間に神室町ヒルズから謎の音がするという噂を聞いた桐生と再会し、真島組の構成員になった事を話す。その後、最後にもう一度戦いたいと桐生に申し出てその場で戦うも敗北し、直後に桐生に礼を言って別れた。
龍が如く7 光と闇の行方
デリバリーヘルプのチュートリアルイベントで登場。一名初回無料を風俗だと勘違いして嬉々として電話した足立宏一の前へ現れ、その騒ぎを聞きつけ因縁を吹っかけてきたホスト達を撃退した。その際に上記のセリフを言い放ちシリーズファンを喜ばせた。ゲイリーを呼んだ際には『2』と同じトゲトゲのグローブで敵を殴りつける。
龍が如く8 LIKE A DRAGON
今回もデリバリーヘルプのチュートリアルに(声だけで)出演
千歳という女性を探していた春日達にたまたまその話を聞きつけたホームレスの日本人に「チトセは知ってる、ダンサー風の編み込みがある奴だろ?ここの人気No. 1だ」と例によって「プ」と「ス」の見分けがつかない持ち方でチラシを渡してきたことで連絡してみると「ゲイリーデリバリー」の名で応答、100人目のお客様ということでタダ、しかも「チトセ」を指名と聞き普段なら予約殺到の中たまたま空きが出来ていた所ということで「チトセ・バスター・ホームズ」を派遣してくれる(当然別人、名前も髪型も奇跡的にそっくりである、ちなみに決め台詞は「ビーフorチキン、お好みは?」)
苗字からしてチトセは彼の親類だろうか?
外伝・その他の活躍
龍が如くOF THE END
全編に渡って登場する。「ゲイリーズ・ブートキャンプ」なる軍事訓練施設を立ち上げ、そこで主人公たちやその相棒に対するトレーニングを行う教官として登場する。軽快な行進曲とともに現れ主人公を罵倒し相棒を訓練施設に連れ去る様はシュールな笑いを誘う。
龍が如くONLINE
『7』とは同じ年代ながら違う世界線の物語。
草野球の助っ人として勧誘されそうになったところで主人公・春日一番に出会い、近江連合に勧誘されていると勘違いした春日の介入でこれを退ける。その後、本物の近江の組員を春日と撃退したことで目を付けられ、春日を手伝うようになる。
余談
演者の鈴木氏は『0』にて中国人の殺し屋・老鬼を、間宮氏は『6』にて香港マフィア「祭汪会」幹部・エドを担当している。