概要
アーケードゲーム「甲虫王者ムシキング」において、データ上は存在するがカード化されなかった技。
すくみはチョキ、テクニックは50。
一応、ニンテンドーDS専用ソフト『スーパーコレクション』では改造コードか解析データを用いて印刷したバーコードを使うという裏技を知っていれば使用することができたため、これで用意したバーコードを使えばアーケード版でも使用できたと思われる。
また、一人用ゲームの「スペシャルステージ」では、敵のセアカフタマタクワガタがこの技を使用した。
使用可能な甲虫
- 以下の甲虫が究極必殺わざとして使用可能である。
- セアカフタマタクワガタ(性格なしバージョン)
- セアカフタマタクワガタ(アタックタイプ)
- ミヤマクワガタ(性格なしバージョン)
- ミヤマクワガタ(アタックタイプ)…2005夏限定までに排出されたカードに限る。
- ミヤマクワガタ(アダーコレクション、アタックタイプ)
※2007ファースト以降のミヤマクワガタは「(スーパー)シンザンキョウ」を超必殺わざとしているため、対象外。また、こちらのミヤマクワガタにはアダーコレクションが存在しない(アダーコレクション自体がフォレストグリーンを最後に廃止されてしまったため)
攻撃力
とくしゅわざの効果は考慮しない。
※「MAXカスタマイズ」の項目も参照。
ムシカード | 性格 | 攻撃力 |
---|---|---|
セアカフタマタクワガタ | なし | 100 |
セアカフタマタクワガタ | アタック | 110 |
ミヤマクワガタ | なし | 94 |
ミヤマクワガタ | アタック | 104 |
ちなみに改造によってセアカフタマタやミヤマの性格をスーパーアタックタイプに変更した場合、攻撃力はセアカフタマタ120(パラワンオオヒラタクワガタやコーカサスオオカブトの超必殺わざと同じ)、ミヤマ114になる。
なぜカード化されなかったのか
アダー完結編より前にできたテクニック50のスーパーわざは、日本出身の甲虫と、それらと超必殺わざを共有する外国の甲虫しか使えないようになっている。
しかしミヤマクワガタが2007ファーストで復活した際に趙必殺わざが「(スーパー)シンザンキョウ」に変更されたため、セガのスタッフが「ミヤマクワガタの元々の超必殺わざ」を忘れてしまっていたため、セアカフタマタクワガタが5周年コレクションカード第1弾で復活した際に「スーパーローリングクラッチホールド」をカード化するのを忘れてしまった、と思われる。
ちなみにフォレストグリーンではエレファスゾウカブトとオオクワガタが同時に復活したが、「スーパードラゴンアタック」はちゃんとカード化された。
ただしオオクワガタはこの弾から超必殺わざが「(スーパー)タツマキ」に変更されている。
その他
アダー完結編では正式にセアカフタマタクワガタの究極必殺わざとして使用できるようになった。
ちなみにアダー完結編ではネプチューンオオカブトやアトラスオオカブト、アルキデスオオヒラタクワガタ、アヌビスゾウカブト、(アダー完結編で小型甲虫から中型甲虫に変更された)エラフスホソアカクワガタも究極必殺わざを使用可能になった。
また、ムシカードでも「データ上は存在するがカード化されなかったもの」があった。以下が該当する。
ちなみにこの技の元となったローリングクラッチホールドはプロレス技として実在する他、ロケテスト版ではミヤマクワガタがいなかった代わりにヒラタクワガタの超必殺わざであった。
新甲虫王者ムシキングにも覚醒したセアカフタマタクワガタの必殺わざとして復活している。ただし技の文字数が長すぎてカード内の表記に収まらないためかSローリングクラッチホールドと微妙に技名が変更されている。
関連動画
セアカフタマタクワガタ
ミヤマクワガタ
関連タグ
没データ わざカード(甲虫王者ムシキング) 究極技 ローリングクラッチホールド
ムシキング、エレファスゾウカブト、ホペイオオクワガタ、オオクワガタ…その他の「究極必殺わざが使える中型甲虫」たち。ただし彼らはわざカードがちゃんと存在する。