曖昧さ回避
- プロレス技の一つ。
- アーケードゲーム『甲虫王者ムシキング』のわざカードの一つ。セアカフタマタクワガタと2005夏限定までのミヤマクワガタが超必殺わざとして使用した。
- スーパーローリングクラッチホールド…『甲虫王者ムシキング』における、セアカフタマタクワガタと2005夏限定までのミヤマクワガタの究極必殺わざ。
解説
和名の回転エビ固め(正確には前方回転エビ固め)の方が一般的には浸透しているだろう。
もっともお馴染みな決め方は自分がロープに振られ、相手がショルダースルー等を狙おうとして前屈み姿勢になったのをジャンプで飛び越え、背後から胴をキャッチして一緒に回転、相手の両肩を自分の両足でマットに押さえつけて3カウントフォールを狙うもの。
リングのエプロンサイドにいたところへ突進してきた相手にロープを飛び越えながら仕掛ける、コーナーポストからダイビングして丸め込む、といったパターンもある。
広く知られた代表的使い手は旧日本プロレスの「火の玉小僧」こと吉村道明。相手レスラーの猛攻を食らい続けて血だるまフラフラになりながら、起死回生のこの技一発で最後に大逆転勝利を収める、という試合運びが大人気で、「回転エビ固めの吉村」と代名詞的に称される程だった。
技の特性上身軽なテクニシャン系レスラーでないと綺麗に決められない技、といってよく、藤波辰爾やジャンボ鶴田など他の日本人選手や、メキシコのルチャ・リブレ選手なども多く使いこなした。
身体能力やテクニックだけでなく、ある意味で技を受ける側の相手選手との呼吸を合わせることが求められ、ポピュラーな技ながらその難易度は非常に高い。だから、
素人が迂闊に真似すると相手だけでなく自分も痛い目に遭う可能性が非常に高いので、絶対にやってはダメです!!
‥‥高山善廣が試合中の事故で頚髄損傷の重傷を負いレスラー生命を事実上失ったのも、この技を掛けた際の失敗が原因。
甲虫王者ムシキングにて
すくみはチョキ、テクニックは50。超必殺わざになる虫はセアカフタマタクワガタと2005夏限定までのミヤマクワガタ、ロケテストのヒラタクワガタ。跳び上がって腹辺りを掴んで前転しながら着地して挟む。
究極必殺わざの「スーパーローリングクラッチホールド」は一人用ゲームの「スペシャルステージ」では、敵のセアカフタマタクワガタ限定の技になっている。
- カードにならなかったのはただ単にメーカーの過失が原因と思われる。なおアダー完結編では正式に使える。
- 2007ファースト以降のミヤマクワガタは「(スーパー)シンザンキョウ」を超必殺わざとしているため、こちらのミヤマクワガタにはアダーコレクションが存在しないうえ、スペシャルステージ含め超必殺わざ変更後だけが敵として登場する。
一応、ニンテンドーDS専用ソフト『スーパーコレクション』では改造コードか解析データを用いて印刷したバーコードを使うという裏技を知っていれば使用することができたため、これで用意したバーコードを使えばアーケード版でも使用できたと思われる。
ちなみにフォレストグリーンではエレファスゾウカブトとオオクワガタが同時に復活したが、「スーパードラゴンアタック」はちゃんとカード化された。
オオクワガタはこの弾から超必殺わざが「(スーパー)タツマキ」に変更されているが、2006夏ネイチャーまでのカードであればスーパードラゴンアタックが究極必殺わざになる
その他
アダー完結編では正式にセアカフタマタクワガタの究極必殺わざとして使用できるようになった。
ちなみにアダー完結編ではネプチューンオオカブトやアトラスオオカブト、アルキデスオオヒラタクワガタ、アヌビスゾウカブト、(アダー完結編で小型甲虫から中型甲虫に変更された)エラフスホソアカクワガタも究極必殺わざを使用可能になった。
新甲虫王者ムシキングにも覚醒したセアカフタマタクワガタの必殺わざとして復活している。ただし技の文字数が長すぎてカード内の表記に収まらないためかSローリングクラッチホールドと微妙に技名が変更されている。