本田菊
ほんだきく
この名前は、読者からの「もしキャラクターたちに人間風の名前を付けるとしたら?」という質問に対し作者が答えた名前である。あくまで「もし」の話であって、漫画本編では使われていない。(ただし2008年のエイプリルフールでは「本田」と書かれている場所がある)
pixivでは、実在の国と区別するために、国名ではなくこちらの検索用人物名タグの使用を推奨。
「本田」や「菊」と姓名それだけのタグではなく、「本田菊」とフルネームでの登録が望まれる。
なお「響きが綺麗だから」という作者の意向により、作中での呼び方は「にっぽん」ではなく「にほん」。
プロフィール
※1 ミュージカル「ヘタリア」のキャストを指す。
外見
小柄で細身な体格の青年。
イタリアやドイツには子供だと間違われたこともあるが、実際には2000歳を超えている。
作者曰くものすごく黒目がちになったややぼんやりとした目に(CG WORLD2009)、丸いラウンドで長めの黒髪ショート。
作者曰く髪はおかっぱではなく自然な感じ(2巻特装版冊子)。
耳から顎下へと前下がりに切りそろえている横髪が輪郭にかかるのが特徴。
大げさな表情はしないが、実は表情豊か。
作者が抱いていた 丸くて和風なイメージを出している(CG WORLD2009)。
キャラクター
極東に浮かぶ島国。
自分の意見をなかなか口にしないため一見するとミステリアスだが、実は感受性豊か。親切で優しくお人よしな性格。世間知らずで天然だが、本人は常識人のつもり。慎み深く羞恥心が強い。少々自虐的な傾向あり。仲間は何より大切にするし情には厚い。
好きなことは季節の花を眺めること。→花と菊
食に拘りが強く、食べる事が好きだが少食である(SWEETS BOOK)。ドイツから塩分摂取を禁止され食事の管理を行うと宣言された際には取り乱した。そんな訳でオプションは塩鮭。
【成り立ち】
紀元前660年くらいに国として生まれる。
公式キャラブックでは、家族欄に他の国(地域)の名前が書かれていなかったため、少なくとも現在登場しているキャラ達とは血縁関係は勿論、義理の家族という関係でもない。
年齢不詳だが既に爺であり、腰痛や息切れに悩まされている。
高血圧のため朝早く目が覚めて、近所を徘徊するらしい。
子供時代に、竹林で今より若い中国と会った。中国が来た頃は、絵ばかりで字を書かなかった。その様子を見た中国から漢字を教わり、漢字から勝手にひらがなを作った。→子菊
作者によると平安時代は貴族でも農民でもない「不思議でやんごとなき少年」。ちなみに、魏志倭人伝によるとほっぺがぷにぷにだったらしい。
また、子イタちゃんの夢の中でひとり鞠遊びをする幼い日本の姿を確認できるが詳細は不明。
カラクリを作る程に成長した際には中国からは弟分として認識された。しかし、原作及びドラマCDで中国がチベットに「自分の弟」と紹介した時にはハッキリ否定している。(ちなみにアニメではすごい間を空けてから眉を顰めつつ「・・・はぁ。」と一言だけ呟いている。本心でどう思っているかは不明。)
一時期は「日光に当たると溶ける」レベルの引きこもりで外国を拒絶していた。ただし、オランダとは交流を続けており、大阪が時々世話をしていたようだ。
オランダには世界情勢的に開国も覚悟するように言われ、また日本自身も清が敗れてから「西洋の力がアジアにも及び周りが変わっていき、自分もこのままではいられないだろう」と考えていた。しかし、開国の「開」の文字を聞くだけで敏感になるほど超ないーぶであった。
外に出るくらいなら死にますと閉じこもるも、その後、アメリカの来訪により強引に連れ出され開国した。
開国後、欧米から数々の不平等条約を結ばされてしまったときは、彼らと対等に渡り合うための国づくりを目指してプロイセンから色々教わっていたようだ。 本家にて「日本とは切っても切れない縁」という表記があった。
世界史の後半に現れた小国にもかかわらず、たった数十年で強国にまでのし上がったと評される。
一方で他国に受け入れられるか不安な内心をアメリカに吐露していた。
【性格】
他人を気遣ったりフォローしたり心配する場面が多く、韓流ドラマでは当て馬が不憫で泣く等、親切で優しくお人好しな性格。そのため周囲に振り回されがち。
押しに弱く流されやすい面があり、イタリア観光に行ってイタリア化したり(くるんも生えた)、スイスの指導を受けてスイス化したりした。
慎み深く、読者からの無茶振りリクエストは固辞しており、裸エプロンやうさ耳等のコスプレ時には赤面し「恥ずかしい事にならないと良い」と案ずる発言をしている。下ネタに耐性がない。
人の何倍も色んなことを考えているが、それを胸にしまったままにしている。悩んだ時には、頭の中に2人の自分を空想し脳内会議を行うらしい。→菊菊ショック
日本と仲良しなトルコやギリシャが怒った日本の姿をカメラに収めようとしたり、「怒ったところを誰も見たことがない」と言われる程怒らない。実際、本人も"頑張れば"怒れると言う程。しかし、アメリカに対しては結構怒っていたりする。
【体格】
作者曰く「持ち運びやすいコンパクトサイズ」。鍛えてないわけではないがムキムキにならず、全青年キャラ中一番細めの体格(2巻特装版冊子)。アメリカ曰く「俺の知り合いの中で一番痩せてる」。
身長も、15歳設定のラトビアの次に小さい気がするとの公式記述がある。周囲から子供扱いされてはポコポコ怒る。
イタリアには初対面の際には「かわいい!俺よりちっちゃい!ドイツおじちゃんに~」と言われるなど、イタリアとドイツらは年下だと思われていた。日独伊同盟一周年の時でも、欧州でお酒が飲めない16歳以下の子供だと勘違いされ、イタリアにお酒を取り上げられた。一応年上だと主張するもジョークだと思われ、結局信じてもらえなかった。
現代でも、海外に行くと「親は?」とよく聞かれるほど幼く見え、イタリアには自分より年下に見えることを現在でも不思議がられている。
「あるこーる」の分解速度が遅いので、お酒は弱いかも。
【体質】
国により個人差はあるが、季節や経済の変化が体調に反映されやすいタイプのようで、日本は梅雨のようなじめじめした気候のときや経済状態が悪いと体調を崩す。ちなみに、アメリカが風邪をひく(風邪=経済悪化)と日本にも風邪がうつる。
ロシアは天敵で、日露戦争後はアレルギーを発症した。彼の妹からは「兄をたぶらかした」として敵視されている。彼からは日課のハート(威圧)が送られてくる。
【特技・趣味】
家事全般を一通りこなし 割烹着姿での料理も手慣れたもの。細かいゴミも気になる綺麗好き。掃除は楽しみの一つで、毎日朝の9時には終わらせている。
季節の花を眺めることが好きで、特に一番のお気に入りの桜の時期はテンションもup。園芸にも造詣が深い様子。→花と菊
機械いじりや絵画が得意で、流行ものに弱く新しいものも好き。パズルゲームは得意。声マネも得意で、作中で時々披露している。ドイツ曰く「うますぎて恐ろしい」レベルの腕前らしい。
他国も認めるかわいいもの好き。乙女チックなふりふりリボンやハロウィンのかわいいグッズを想像してドキドキポポンしていたが、本場のグロいハロウィンとの落差にショックを受ける。
忍者ヒーローや侍ヒーロー物の同人誌を書いており、枢軸やアメリカ、フランスなどがよく買いに来るといった設定が見られた。また、「これからの時代は二次元」と豪語することもあった。(外国産ゲームの女子高校生キャラクターに驚いたり、台湾の萌えキャラ話に苦笑いしつつ付き合ったりしている/キタユメではよくあること?)
なお公式での腐男子属性は全く無いので、そういったネタを描くときは一般向けの目に入らないように注意されたい。
他にも、盆栽やぼーっとすること、ぽち君のお世話など多趣味である。
英語の発音はイギリスに直に教えて貰うも残念で「えいるるるふーる」や「あるこーる」などのひらがな読み。
【他国への対応】
基本的に二人称は「さん」付けだが、現時点ではイタリアとロマーノ、プロイセンのみを「君」付けで呼ぶことが判明している(世界恐慌漫画ではアメリカも君付けされているのが見られる)。最初はロマーノも「さん」付けだったが、仲がよくなると「君」付けに変わっていった。呼び方に規則性はなく、主にフィーリングで決まるらしい。
人との接触に慣れていないため、当初はイタリアにハグされただけで動揺し、「責任取ってもらいますからね」と言っていた。今でも挨拶のハグは真っ赤になってできない。
アメリカとは桜の花見に誘ったりハロウィンやクリスマスパーティーに誘われたり、また実録ではルームシェアをしていたりと仲良し。スイス化した際には、全力で嫌がるアメリカの姿が見られる。
イギリスとは同盟関係があった。相互理解の為にクリスマスカードを送り合ったり美術の伝授の為にイギリスへ招かれたりと同盟を結ぶ前からも文化的交流を通じて割と仲が良かった様子。
【日本と動物】
犬の「ぽちくん」を飼っている。いつから一緒なのかは不明だが、少なくとも江戸時代からは一緒。ぽちくんは飼主の時間軸の影響で寿命が長くなっていて、離れれば普通の犬と同じように年を取るらしい。→時間軸ショック
「たま」という猫を始めとする、ねこたりあの猫達に餌をやっていることもある。
動物が好きで、文明開化時にはうさぎとモルモットも飼っており、沢山の捨てうさぎもよく拾って帰っていた。
犬も猫も好きで鳥を眺めるのも好き。つくしや燕の巣を見て春の訪れを喜んだり、虫の音を聞くのが好きな一方、ゲジゲジやゴキブリは泣くほど苦手。この二つに同時に出くわすとΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)みたいになる。
【日本と妖怪】
昔は妖怪たちと仲良しだったが、近代化で人間から妖怪が迷信扱いされるようになると日本もいつの間にか妖怪が見えなくなっていた。→妖怪と菊
現在の自宅である日本家屋でも、目に見えないおかっぱの女の子がいる様子(作者は座敷童とは明言せず「正体はお任せします」としている)。
現在は得体のしれない存在に対しては、怯えながらも怖がるなんて失礼と考えたり傘貸してあげたりしている。
【その他】
国内に藩があった頃は、其々の藩を体現するキャラクターとの交流も見られる。
現代では、代わって各都道府県を体現するキャラクターがいるようだ。(彼らの外見は本家サイトのきたこーやバルヨナの登場人物と似ているが別人。バルヨナでは杉田玄白という曲名のCDに描かれている日本を見ることが出来る)
歴史上の実在の人物(尾張のうつけや杉田玄白)や時の権力者である「上司」、一般人(弁当屋の吉田さんなど)との関わりも描かれることがある。
「国」になりたがっていたニコニコ共和国に対しては「ならない方がいい」と忠告したことも。
古代ギリシャのチート奴隷と外見がちょっと似ているが、髪型、体格、身長、表情、性格など色々異なっていると作者が明言している。
学ヘタでは、漫画同好会と新聞部に所属している。
ちなみに、単行本化以前のサイトでは亜細亜クラスの学校内での地位向上のため要望書を生徒会に提出するも却下され生徒会を脱退、体育館裏に呼び出されいじめられる毎日のなか不良達の仲間になる……という設定があったらしいが、詳細は分からず今も設定が生きているのかは不明。
作者のもとには友人宅で作った自作の日本ドールがあり、時々ブログにも写真で登場する。→ドール菊
なお、ドールメーカーAZONEから本物のドールも発売されている。
→アスタリスクコレクションシリーズ004:ヘタリアThe World Twinkle/日本
→1/6アスタリスクコレクションシリーズNo.004-W『ヘタリア The World Twinkle』日本 W学園制服ver.
関連イラスト
関連タグ
総合タグ
イベントタグ
相棒ショック マグロショック クソゲショック 狐菊 画集ショック トランプショック
おもちショック 軍パンショック とことこショック メイドショック ヘタリア2Pカラー
ばよえんショック ケロリンショック 菊菊ショック しまぐにんじゃ 大破ショック
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波/憲法コンビ 愛/パソコンビ 立/菊とフツメン 拉/おじいちゃんと少年
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丁/あんこじゃけ 諾/鮭組 氷/裏島国 尼/天狗と吸血鬼 羅/風呂好きコンビ
三人組
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独+普/古今東西 独+仏/高速鉄道トリオ 独+蘭/おでこサンド
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米+蘭/漬物バーガー 米+台/ヲコメトリオ 英+仏/変態組 英+西/太陽トリオ
英+蘭/ガードナー組 英+印/カレートリオ 英+列/島国と少女 英+海/島国親子
仏+西/オタク貿易 中+台/中華きくまん 中+韓/元祖亜細亜組
中+露/東国ひまわりぱんつ 中+香/牡丹が香る日 中+埃/現役爺組
西+蘭/南蛮漬け 土+希/本田親衛隊 丁+諾/穴あきコイントリオ
諾+氷/捕鯨トリオ 台+香/菊梅蘭 台+韓/亜細亜太陽トリオ