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ウエディングドレスグルマーの編集履歴

2024-03-16 19:14:21 バージョン

ウエディングドレスグルマー

うえでぃんぐどれすぐるまー

ウエディングドレスグルマーとは、特撮テレビドラマ『爆上戦隊ブンブンジャー』に登場する怪人・苦魔獣の一体。

「結婚しろ、結婚しろ~っ!」


CV佐藤正治

スーツアクター大林勝

登場話数:バクアゲ1「届け屋のハンドル


データ

全高188cm(通常時) / 44.5m(ギャーソリン大暴走体)
重量250kg(通常時) / 539.0t(ギャーソリン大暴走体)
エンジン志布戸未来のウエディングドレス
スピードお色直し最速
カスタムケーキ入刀、ベイキングバスター
ナンバー1003

概要

ハシリヤンが、志布戸未来ウェディングドレス(祖母から受け継いだ物らしい)に込められた燃える結婚魂をイグニッションし、地球に納車された苦魔獣

物語上最初に登場した苦魔獣第一号。


モチーフの要素を反映し、素体にネジ止めされている外装もウェディングドレスを思わせる形状となっているが、一方ではヴェール状の頭部は大きく捲れ上がっている他、本来ロングなはずのスカートも丈が足りず裾が腿上の位置に来ているなど、苦魔獣の共通要素の一つである炎が噴き出したような目元の意匠と合わせて、組織に違わぬマフィアのような全体的に晴れがましさよりも荒々しさや剣呑さの漂う出で立ちが特徴。

右腕には入刀用のナイフを思わせる「ケーキ入刀」、左腕にはウェディングケーキに近似した形状のガトリング砲「ケーキ砲ベイキングバスター」がそれぞれ装備されており、いずれも結婚式にちなんだ要素を強調する形となっている。


腰ベルトのバックルに付いているナンバープレートのナンバーは「1003」。


スーパー戦隊史上最速女装(されられた)男

「結婚しろー!」と喚きつつ口から放って対象を強制的に結婚式に走らせる「ドレスアップシャワー」を備える。これを浴びた相手は上記のイラストのように無理やりウェディングドレスを着せ付けられ……というよりは絡みつけられて身動きが取れなくなり、混乱状態に陥った人々の叫びから、ギャーソリンを発生させて体内へと吸収する形で回収するのが、この苦魔獣の最優先事項である。


戦闘では、前述した両腕の武装による斬撃や弾幕を畳み掛け、あたかも結婚を迫る如き勢いのゴリ押し近接スタイルを好むが、その戦闘能力は概ね外装パーツに依拠したものであり、これを取っ払われてしまうと途端に弱体化してしまうという難点も有している。


作中での動向

未来の彼氏からの依頼を受けた、「届け屋」の範道大也によって結婚式場から連れ出された未来であったが、その途上でサンシーターとのカーチェイスに巻き込まれた際、身に着けていたままのウェディングドレスがイターシャによって目を付けられてしまう。

そのことを看破した大也は、彼等からの追跡を回避すべく自身が買い上げたブティックにて、未来に服を着替えるよう促し、彼女もまた不承不承ながらもこれに従うのだが……着替え終わったところで待ち構えていたイターシャと遭遇。

持っていたドレスにハシリヤンイグニッションキーを差し込まれてしまい、ドレスはそのまま「ウエディング〜、ドレス!」との叫びと共に苦魔獣への「納車」を完了してしまう。


ブティックから街中に繰り出したウェディングドレスグルマーは、すぐさまドレスアップシャワーを所構わず乱射し、パトロール中の警官も含めた周囲の人々の身動きを封じてみせると、イターシャが差し向けたネジレッタによる乱暴狼藉と合わせて、人々の悲鳴から発生したギャーソリンを首尾よく回収するに至った。

しかし、大切なウェディングドレスを取り戻したいという未来の意思を汲み、大也がブンレッドにチェンジして挑みかかるとネジレッタと共にこれに応戦。ベイキングバスターによる砲撃を見舞うも、相手の繰り出したタイヤ状のエネルギーで防御・反撃されるなど押され気味となってしまい、さらに未来が射士郎に伴われてその場を後にしようとした際にはこれを追おうとするも、すぐさまレッドによって阻まれてしまう。

ネジレッタを一掃されながら、なおもレッドへの抵抗を続けるウェディングドレスグルマーであったが、空港へ向かったはずの未来と射士郎がその場へ取って返したことで、彼等が変身したブンブルーブンピンクも含めた3人のブンブンジャーと戦うことを余儀なくされる。増援のネジレッタもブルーとピンクに片付けられ、自身もゴリ押し同然の動きをレッドに見切られ軽くあしらわれた末に、3人揃っての「バクアゲハンドリングドライブが炸裂。「結婚、出来な…」と断末魔を残しきれぬまま敗北を喫した。


……が、ウェディングドレスグルマーが吸収したギャーソリンは、撃破されたことで暴走状態に陥って「ギャーソリン大暴走体」となり、これを吸収したヤイヤイ・ヤルカーが巨大化しハイウェイ空間へと飛び込んだ結果、今度はこれをブンブンカーで追撃するブンブンジャーとのカーチェイスにもつれ込む。

ピンクの駆るブンブンワゴンとの激しいデッドヒートの末、一旦は相手を追い詰めながらも手痛い反撃を許し、ハイウェイ空間から元の世界へと放逐されたヤルカーはギャーソリンを吐き出し、ウェディングドレスグルマーも元の姿で巨大化・復活を果した。


直後のブンブンジャーロボとの戦闘では、なおも懲りずに「結婚しろぉぉ!!」と喚きながら市街地にて一進一退の攻防を繰り広げるが、ベイキングバスターを乱射しながら間合いを詰めようとしたところで、「お前と結婚なんか、するかぁ!」ブンブンとの切り返しと共に、バクアゲドライバーによってネジ止めされていた外装を取っ払われ、完全に丸腰にされてしまう。

さらにそれに続けて、ブンブンジャーロボはバクアゲハンドを駆使し、辺りに散乱した廃材でウェディングケーキ型のケージ(ご丁寧にも頂点にはハシリヤンのマークを象った飾り付きである)を構築。これに閉じ込められたウェディングドレスグルマーは身動きを封じられる格好となった。


ブンブン「恥じらっての〜…初めての、共同作業☆」

「なにコレ…?」

未来「ウェディングケーキ♪」

大也「…フッ。じゃあ、ケーキ入刀だ!」


最期は隙だらけな所を「バクアゲドライバー・ブンブンフィニッシュ」を喰らい、逆に自分がケーキ入刀されるが如く一刀両断され、「結婚…、出来なぁぁ~〜い!!」と等身大時と同様に悲しみの断末魔を残して完全に撃破された。


これにより、元の姿へと戻ったドレスも無事未来の手に渡ったが、この一件を切っ掛けに彼女は彼氏の誘いをキッパリ断り、ブンブンジャーの一員になる道を選択するのだった。

備考

  • プレートのナンバーは「ドレス」の語呂合わせ(10(ド)0(レ)3(ス))。
  • デザインは島本和彦が担当。苦魔獣一発目からして、既に「降ります!」と思わせた程にデザイン作業に難航したことが、初回放送時の同時視聴配信の際に語られている。
  • CV担当の佐藤は、スーパー戦隊シリーズへは主に2000年代前半~中頃を中心に多数出演経験を持ち、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(2015年-2016年、妖怪テング役)以来9年ぶりの参加となった。

関連タグ

爆上戦隊ブンブンジャー

ハシリヤン 苦魔獣

ウェディングドレス 結婚願望


ウェディングドレスオルグ:『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場する敵怪人の一体。ウェディングドレスをモチーフとした戦隊怪人の先輩格に当たる


本編最初の一般怪人

(第一部)ダンジーム/(第二部)キンバエジームウエディングドレスグルマー???

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