概要
2003年3月17日生まれ、千葉県出身。A型。身長は、157cm。
2021年、友達から誘われて一緒に「乃木坂46新メンバーオーディション」に応募し、合格。乃木坂46の5期生メンバーとして芸能界入り(※加入前に「コットン撮影会」という東京都のモデル撮影会に何度か「あるちゃん」名義で参加し、個人撮影における個人でのポートレートモデル経験はあるが、芸能活動に関しては未経験である。また、元々ZOCなどのアイドルに興味を持っており、ZOCのオーディションにも応募した経験がある。結果は残念ながら落選。なお、当時大学生だったが合格を機に中退している。)。
そして、2022年3月23日発売の29thシングル「Actually…」にて初の選抜入りを果たし、さらに初センターを務めることとなった。(加入直後の初の選抜入りと初センターは、堀未央奈、与田祐希、大園桃子、遠藤さくらに続いて5人目となるが、単独センターは遠藤以来3年振りであり、加入からわずか3週間でセンターを務めるのは史上初の事態である。)
2023年1月8日から体調不良によりミート&グリート等の仕事を休んでいたが、2日後の1月10日にCOVID-19に感染していたことが公表された。その後、療養期間を経て1月18日に復帰を果たした。
2023年4月からNHKEテレで放送予定の「NHK俳句」にレギュラー出演することとなった。その際には「青山ネモフィラ」というペンネームで俳句を作っている。
そして、2023年12月発売の34thシングル「Monopoly」収録のアンダー楽曲「思い出が止まらなくなる」にて初のアンダーセンターを務めることとなり、齋藤飛鳥、堀未央奈に続く3人目の表題曲・アンダー楽曲センター経験者となった。
週刊誌報道について
2022年3月2日、週刊文春は加入前の被写体モデル時代に「パパ活」を行っていた疑惑をスクープした。(いわゆる文春砲。)
記事によると、撮影会に登録する以前から中西が個人で被写体モデルとして活動しており、「1時間3000円」で被写体モデルとして、「撮影」と称し男性と2人きりでカラオケやゲームセンター、ファミレスといった場所でデートをしていたことが明らかとなっている。(しかも、金銭面の負担は全て男性持ち。ちなみに、今回のスクープは既に出ていた自称関係者からのリーク情報とほぼ被っていたが、このスクープ記事が出たことである程度の信憑性を持つこととなった。)
また、3月3日に発売された本誌では、Twitterでの裏垢と見られるアカウントをリークし、中西が裏垢で「植物人間って、光合成するの?」という差別的な投稿や「おこじゅかいくれたらえっちなことするかも」といったわいせつな投稿をしていたことも明らかになった。(ただ、記者によるとこの裏垢が本人のものであるという確認は取れていないようである。)
この一件で、中西はグループ史上最速のセンター就任だけでなくグループ史上最速の文春砲デビューを果たしてしまうこととなった。
この記事が出た直後、ファンの間では「加入前は犯罪行為を除き不問であり、悪くても謹慎処分」とする意見を持つ派と「パパ活は犯罪行為スレスレである上に一歩間違えたら売春であるため、即刻辞退もしくは脱退させるべき」という意見を持つ派に分裂し、激しい論争が行われていたが、翌日の3月3日に当面の間の活動自粛を発表した。加入から約1ヶ月で活動自粛となるのは史上初の事態である。
中西は、コメントで「私は中高一貫の女子校に通っていましたが、途中で心身のバランスが崩れてしまい、定時制の高校に通うことになりました。その頃のSNSで日々の生活の鬱憤を投稿して吐き出すことで心身のバランスを取ろうとしていた時期がありました。今見てみると不快な投稿が多く、本当に悔恨に苛まれます。」と裏垢流出騒動に言及し、アカウントそのものは自身のものであると認めた。そして、「被写体モデルは、最初は個人のSNSを通じてカメラマンさんを募集していました。ですが、個人間でのやり取りに怖さを覚えたり、募集用のアカウントが急に使用できなくなるなど、この方法に危険を感じ、撮影会に所属して撮影に参加するようになりました。撮影会ではレンズ越しに自己を表現することを知り、今の自分にとって糧となった活動であったと思っています。ですが、当時使用していた募集用のSNSアカウントで、私が投稿しているように見えるわいせつな画像や、そういった発言は断じて私自身のものではありませんし、自分の合否ないし内部情報を漏洩した事実はありません。」と、学生時代の心身の不調や被写体モデルとしての過去、パパ活疑惑、カメラマンへの情報漏洩疑惑にも言及(心身の不調に関しては、復帰後に本人の口から「学校に行きたくなくて仕方なく3限から行ったこともあった。」というエピソードが語られた。)、個人での被写体モデルとしての活動は認めたが、情報漏洩疑惑とパパ活疑惑については否定している。
また、3月10日には「第2弾」として続報が掲載され、今回の自粛劇を受けて、ティザー映像やMVといった一部の映像の差し替えや撮り直しを余儀なくされていることが明らかとなり、3月20日の生配信にてメンバーがそれを認めた。そのため、中西ver.と不在ver.の2つのMVが存在するというAKB48の元メンバー・松井珠理奈以来の事態となった。
さらに4月12日には、「第3弾」として中西の復帰が既定路線だったこと、中西が「私のせいで先輩方に迷惑をかけてしまったので、今後の行動でグループに貢献していきたい。」と復帰に意欲的であったこと、この大騒動で先輩メンバーの中から「乃木坂の歴史に泥を塗られた」として抗議したメンバーがいたこと、他の5期生メンバーの中でこの大騒動の影響を受けて「活動を辞退したい」と申し出ていたメンバーがいたことが明らかになったが、肝心の証拠がないため情報が錯綜する状態となってしまっている。
今回の中西の活動自粛の影響で、乃木坂46はセンター発表から約1週間後にセンター不在という緊急事態となり、自粛発表から2日後に放送された「シブヤノオト」では、センター空席状態のまま、実質的には山下美月と齋藤飛鳥のWセンターという形で29thシングル「Actually…」が披露され、彼女が復帰するまでこの体制で行っていた。
その後、2022年4月9日、4月27日に開催される「第2回5期生お見立て会」にて活動を再開することが発表され、27日に活動再開した。
この騒動の終着点はどこなのか?
今回、このようにグループ史上類を見ない程の大騒動となってしまったが、実際彼女がスクープの通りパパ活を行っていた事実は現時点では一切浮上しておらず、証拠となっているものも裏アカウントによる投稿のみで確証があるとは到底言えるものではない。
また、パパ活の根拠とされる個人撮影(「個撮」)に関しても、モデル・アイドル志望者やコスプレイヤーの間ではたびたび行われていることであり、時間と場所を決めてモデルを一定時間拘束する関係上デート形式になるのは仕方がなく、撮影を最終的な目的としているのであれば彼女一人が咎められることではないといえる。
確かに、彼女のこの疑惑は「清楚」「大人らしさ」をコンセプトにしてきた乃木坂46にとっては根本を揺るがしかねないものであったが、まだ事実とも確定していない情報に基づいて誹謗中傷を行うのは完全に名誉毀損であるため、情報の精度をきちんと吟味した上でたとえ正確なものであったとしてもせいぜい批判する程度に留めておくことが重要となってくる。
人物
愛称は、「アルノ」「アルノちゃん」「アル」「アルル」「アルちゃん」、「マルル」(一時期親知らずを抜いて頬が腫れていたため)。
「アルノ」という名前は本名である。イタリアにある「アルノ川」が由来であり、両親がイタリアに旅行に行った際に印象に残っていたため名付けたという。
「新・乃木坂スター誕生!」のMCであるオズワルドの2人からはなぜか「先生」と呼ばれている。
ちなみに、学生時代は上記の通り3限から登校することも多く遅刻常習犯だったため、同級生から「社長」と呼ばれていた。
千葉県出身ではあるが、祖父母が高知県に住んでいるためよく遊びに行っていたらしく、高知弁も堪能である。
好きな食べ物は、ラーメン、マカロン。
趣味は映画鑑賞。最近は、B級ホラー映画にハマっているらしい。
宝物は1歳の誕生日プレゼントとして貰ったぬいぐるみの「くーちゃん」。今もほぼ肌身離さず持っているらしい。
乃木坂46で好きな曲は『何度目の青空か?』。
好きな教科は国語。苦手な教科は理科と体育、社会。理科に関しては、特に物理が苦手らしく、以前のテストで物理だけ偏差値5だったらしい。社会に関しては、歴史が苦手なようで、ミート&グリートの定点カメラにて、5期生が歴史に関するクイズを行ったところ、江戸幕府3代将軍の名前(正解は徳川家光)を思い出せず、「なんとか光でしょ?」と惜しい解答をしていた。普通、「家」のほうを覚えてるんだけどなぁ…。
そのため、中学受験・大学受験は失敗したらしく、第一希望の志望校ではなかった模様。
ただ、『乃木坂工事中』内の頭NO王決定戦では、上位である5位にランクインしている。どうやら、国語、数学、英語で苦手科目の理科と社会をカバーしたことが大きかったらしい。
体育に関しては、全くと言っていいほどスポーツをやっていなかったため、5期生の中では運動神経が一番悪い。
勉強以外の一般常識にも若干乏しいようで、コンビニでビーフジャーキーを買ったのはいいものの、それがまさかの犬用だったというエピソードや誤って回送電車に乗ってしまうというエピソードを持つ。
浪費癖があり、映画のカチンコなど自分が興味を持ったものは高額であろうと即決する。そのせいで一度クレジットカードを止められてしまい、金欠になりかける事態に。(しかもこの前後に財布をスられる被害に遭っている。)オズワルド・伊藤俊介からは後述のどんくささも相まって「芸事以外が何も出来ないのはウチの妹と一緒。」と言われてしまっている。
蛇やトカゲといった爬虫類が大好きで、休日はよく1人で爬虫類カフェに行って蛇やトカゲと戯れている。また、カエルなど両生類も普通に触れるらしい。同じく爬虫類・両生類好きの先輩メンバー・向井葉月と一緒に爬虫類カフェを巡ったこともある。
実家ではヒョウモントカゲモドキ、クレステッドゲッコー、ニシアフリカトカゲモドキの「こじま」「おのでら」「ふじ」の3匹を飼っている(3匹の名前の由来は、本人曰く「友達の名字から名付けた」らしい)。その他にも、トイプードルの「あずき」、ハムスターの「ディープインパクト」、「ロールスロイス」を飼っている。
本人曰く、手先が不器用なことがコンプレックスらしい。学生時代にアルバイトとして飲食店のホールを担当していたが、中西は「手先が不器用なせいで失敗ばかりで、仕事を覚えるのも下手だったから、バイトの先輩との関係はギクシャクしてた。」と当時のことを語っている。実際、加入後に「レシートをレシート入れじゃなくてお客さんのお冷に入れてしまった」等のやらかしエピソードを自ら話している。
その結果、上述の運動神経の悪さも相まって「乃木坂工事中」の企画「どんくさダービー」にて「どんくさ選抜」入りを果たしてしまい、最終的にどんくさクイーンの称号を手にしてしまった。
歌唱力に定評があり、「5期生お見立て会」では、「最終審査で歌わせていただいた、自分の人生を変えてくれた曲と言っても過言ではない曲」として尾崎豊の「I LOVE YOU」を歌った。初センターとなった29thシングル「Actually…」でも彼女のソロパートを聴くことができる。
先輩メンバーの松尾美佑とは、同じ小学校出身。お互い顔見知りらしく、中西は松尾の印象について「小学生の頃から肌が白くて可愛かった」と語っている。
歌手である沢田知可子氏と面識がある。沢田氏曰く、「私の友人の同級生の娘さん」とのこと。
関連タグ
岡本姫奈:同期のメンバー。同じく活動自粛となり、共に4月27日に復帰。