天下一剣客伝

てんかいちけんかくでん

SNKプレイモアが販売、悠紀エンタープライズが開発した2005年9月14日に稼働した対戦型格闘ゲーム。

概要

2Dサムスピの集大成として製作され、ポリサム時代を除く全てのキャラクターが登場する。さらに4人の新キャラクターが参戦した。

海外では『Samurai Shodown VI』として販売されるが、本作は各キャラクターが独自のストーリーを持ち、時系列には一切影響を与えていない。優勝すればどんな願い事を叶えてる御前試合に出場するという設定で『サムライスピリッツ零special』で余りにも過激過ぎた反動もあって流血・残虐描写は抑えられている。

ストーリーモードでは、6人と対戦した後(内、4回戦と決勝戦は、キャラ毎に対戦相手が固定されている)、歴代ラスボスたちの1人と戦う「血戦」、そして最後に本作のラスボスである魔界を統べし我旺と戦う「魔界大決戦」を繰り広げる。

声優は黒河内夢路、炎邪、水邪以外の全員が変更され、アイムエンタープライスの声優陣が多く起用されている。

しかし、この声優変更が不評だったのか、後に零SPECIAL以外の2D作品を全収録した『サムライスピリッツ六番勝負』に収録されたバージョンではオプションで零初出のキャラ※、チャムチャム、花諷院骸羅、緋雨閑丸、壬無月斬紅郎以外の旧作キャラは全員零SPECIALまでのキャストに変更出来る「ARRANGE」が追加された。

※この内、炎邪と水邪についてはARRANGEにした場合旧作の火月と蒼月の声優になる。