概要
「むらへそ」は、東方Projectのキャラクターである村紗水蜜がおへそを露出しているイラストに付けられることがある、二次創作タグである。
本タグに先行して、同キャラの胸を強調するイラストに付けられるタグとしてむらぱいが存在しており、「むらへそ」はこれのへそ出し・へそチラ版と言えよう。なお、「むらぱい」はすでにシリーズとなっている東方おっぱいタグ一覧に属するタグであり、他の東方Projectの登場人物にもそれぞれ同様のタグが作られている。
一方で、本タグのように東方キャラの臍にとりわけ注目するようなタグとしては、他に博麗霊夢や東風谷早苗のおへそが見えているイラストに付けられる臍巫女タグが存在する。
が、しかし逆に言うと現状は本タグを含んだ2つ以外に東方のへそタグは存在しない為、「東方キャラのへそシリーズのタグ」のようなものも存在しない。犬走椛や秦こころのように二次創作で頻繁におへそが見える格好にされるキャラは他にもいるにはいるのだが、それらのキャラ用の専用タグは今の所作られていない。
村紗のおへそが見えるイラストが多い事や固有のへそタグが付けられるようになった要因としては、「一般にへそチラで描かれることの少なくない(こちらは水兵服としてのセーラーであるが)セーラー服という服装」、「マリンルックや水着(ビキニ・セパレート水着)などへそ出しの状況を連想させる水場や海と関連の深い舟幽霊という種族設定」、「へそ出しでも気にせず快活に振る舞いそうな中性的・ボーイッシュな容姿」等の要素が推測できる。
また、上述の「臍巫女」タグについても、霊夢や早苗の着る巫女服をへそ出しにした方が描きやすいといった場合があった…等の要因も考えられる(その他の要因は当該タグ参照)。
ゲームでの扱い
原作
原作のゲームにおいて、村紗がへそ出しになった例は今の所ないが、東方剛欲異聞での村紗の容姿は上下の衣服の隙間から肌色の腹部がわずかにのぞいており、もしかしたら作中で対面したキャラたちは彼女のおへそを見ることができたのかもしれない……。
なお、(元からお腹が見えているデザインの為ある意味当然でもあるが)こちらの村紗の二次創作イラストにおいても、おへそが見えているものがそれなりに存在している。
前述のような二次創作の影響か、(少々ややこしいが)公式認定の二次創作作品においては、東方ダンマクカグラ・東方アルカディアレコード・東方ロストワード等のいくつかの作品で、元の服装の丈を短くしたへそ出しやへそチラの格好になっている事が多い。
なお、「ロストワード」においては村紗の他、上記の臍巫女の霊夢と早苗、そして犬走椛もデフォルト衣装がへそ出しとなっている。
また、ロストワードの更に後にリリースされた公認二次創作ゲームの「東方幻想エクリプス」においては、今までと違い多くのキャラクターの服装がクールなデザインに一新されており、臍巫女の2人の他には鈴仙・優曇華院・イナバ、古明地こいし、伊吹萃香、星熊勇儀等多くのキャラがへそ出しになっている。
では、肝心の村紗はどうなったかと言うと、残念ながら彼女は本作では『へそ出し』の服装では無い……。
のだが、本作においての彼女はセパレートタイプのセーラーの下に黒インナー(とスパッツ)を履いておりインナー越しにおへそが浮き出ているという、へそ出しとは別にこれはこれで特定のフェティシズムに突き刺さりそうなデザインとなっている。
今までの「むらへそ」とは少々異なるものだが、透けへそも別アプローチでおへそを強調する魅力的な格好である為、これもまた「新たな『むらへそ』の形」と言えるであろう。
余談
村紗のカップやきそば現象の「カップ焼きそば」として有名なキャラクターに木曾(艦隊これくしょん)が存在するが、そちらの服装は改装前と後述の改二共々お腹周りやおへそをキッチリ露出させたものであり、正真正銘の公式でへそ出しセーラー服のキャラである。
その身体的特徴や格好の他、「木曾」をデザインしたUGUME氏が村紗好きであったり、艦これ自体のそもそもの設定からしても「意識されているのではないか?」と言われていた。
だが、あちらの改装先の追加によってデザインが変わり、(元々、へそ出しの有無の他眼帯の有無・キュロットとミニスカート・ショートカットとウルフカット等で細かい所は違っていたが)ある一定時期の間は大まかなビジュアルの差別化が図れていた。
しかし、上記の通り村紗もその後、剛欲異聞において「腹チラ」と「黒い物を羽織った」要素を含んだデザインになった為、現在は再び色合いがそっくりになりパッと見の見分けがつきにくい事態が起こってしまっている。
関連イラスト
東方剛欲異聞
関連タグ
臍巫女…同様の東方キャラへそ出し作品タグ