2018年4月21日に『アズールレーン』日本版運営元のYostarとリアル系海戦シミュレーション『World of Warships』(WoWs)運営元のウォーゲーミング・ジャパンの合同トークイベントで発表後、月内に追加された「計画建造」で登場するKAN-SENの総称。
概要
いずれの艦船も史実では完成(就役)しなかったもので、WoWsにはTier8~10のツリーで登場する。建造方法は非常に特殊であり、限界突破を経ずにレベル100まで上げることが可能・限界突破にブリが使えないなどの違いがある。また、どの計画艦もセイレーンに対する特効を持っている。
原則として同一陣営の特定艦種で膨大な経験値を貯めることが求められるが、架空存在が初登場となるアイリスに限り代替措置としてユニオン陣営の艦船が指定されている。
なお「WoWとのコラボ」という名目で実装されているが事実上のアズールレーンメインコンテンツの1つとされており、全てのキャラがバレンタイン等のイベントに対応している他、他の期間限定イベントのストーリー(アズレンの事実上のメインストーリー)に登場する個体もいる。
(コラボキャラはメインストーリーには登場せず、バレンタインも非対応)
特にフリードリヒ・デア・グローセはビスマルクが療養して不在の間の鉄血の事実上の指導者として活動している他、アンカレッジは計画艦の中でも特殊な存在としてとあるユニオンの実験に深くかかわっている。
他にもジョージアはある作戦においてユニオン部隊の隊長として作戦会議でコーラを求めるなどの活躍が描かれている。
架空存在一覧
WoWsでの登場時から、殆どの艦船に同名の別艦が存在している。検索時には注意されたい。
第一期
ネプチューン
詳細はネプチューン(アズールレーン)を参照
ロイヤル所属の軽巡洋艦。イギリス海軍のネプチューン級1番艦となる予定だったが建造に至らなかった。
直近では1941年12月に地中海でイタリア海軍と交戦中に触雷で沈没した同名(「ネプチューン」と名付けられた艦船としては9代目)のリアンダー級軽巡洋艦4番艦、つまりエイジャックスの姉が実艦として存在していたため非常に紛らわしい。
モナーク
詳細はモナーク(アズールレーン)を参照
ロイヤル所属の戦艦。イギリス海軍のキング・ジョージ5世級(2代)の建造計画として存在した一案。
第一次世界大戦時にオライオン級戦艦の2番艦に同名の「モナーク」が存在した。
伊吹
詳細は伊吹(アズールレーン)を参照
重桜所属の重巡洋艦。大日本帝国海軍の改鈴谷型(「伊吹型」とも)1番艦として建造を開始したが、途中で空母への艦種変更を経て未成艦となった。そのため、他艦と異なりペーパーシップではないが、重巡洋艦として完成していた場合のif設定で計画艦として登場している。
同名の艦船はワシントン海軍軍縮条約の発効に伴い、1923年に解体された鞍馬型装甲巡洋艦2番艦の「伊吹」が存在していた。
出雲
詳細は出雲(アズールレーン)を参照
重桜所属の戦艦。大日本帝国海軍で大和型戦艦が計画されていた1930年代の「A-140F6」案が基になっている。日露戦争から第二次世界大戦末期まで半世紀近くにわたり就役し続けていた同名の装甲巡洋艦「出雲」が実在してため、ネプチューンと並んで特に実艦と誤認されやすい。
ローン
詳細はローン(アズールレーン)を参照
鉄血所属の重巡洋艦。アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦の後継として計画されていたが、ナチス・ドイツの敗戦により建造されなかった計画艦が基になっている。
第一次世界大戦当時、ローン級装甲巡洋艦1番艦として存在していた。
サン・ルイ
詳細はサン・ルイ(アズールレーン)を参照
2陣営に分裂したアイリスのアズールレーン側「自由アイリス教国」所属の重巡洋艦。戦間期にフランス海軍が計画していたがナチス・ドイツの侵攻を受けて建造が断念されたサン・ルイ級重巡洋艦1番艦が基になっている。
同名の「サン・ルイ」は第一次世界大戦時にシャルルマーニュ級戦艦の2番艦として存在していた。
第二期
吾妻
詳細は吾妻(アズールレーン)を参照
2019年4月6日に行われたコラボイベントにて実装が決定した重桜所属の超甲巡。戦時中に日本海軍がB65計画によって発案されたが、空母の重要さから廃案になったB65型超甲型巡洋艦を元にしており、「吾妻」というネーミングに関してはWargaming社の方で考えられた、ある意味オリジナルの艦船になっている。
同名の艦船「吾妻」は日露戦争時に装甲巡洋艦で実在した。
北風
詳細は北風(アズールレーン)を参照
2019年4月6日に行われたコラボイベントにて実装が決定した重桜所属の計画艦。計画艦では初の駆逐艦である。戦時中に発案された改秋月型駆逐艦の1番艦を元にしている。
シアトル
詳細はシアトル(アズールレーン)を参照
2019年4月6日に行われたコラボイベントにて実装が決定した初のユニオン計画艦。
同名の「シアトル」はテネシー級装甲巡洋艦「ワシントン」から改名した物が存在する。
フリードリヒ・デア・グローセ
詳細はフリードリヒ・デア・グローセ(アズールレーン)を参照
2019年4月6日に行われたコラボイベントにて実装が決定した鉄血所属初の戦艦の計画艦。ナチス・ドイツの発案したH級戦艦のうちH39級戦艦の一隻。ちなみにこちらの端っこにいたりする。
同名の艦船にプロイセン級装甲艦とカイザー級戦艦の二隻が存在する。
ガスコーニュ
詳細はガスコーニュ(アズールレーン)を参照
2019年4月6日に行われたコラボイベントにて実装が決定した初のヴィシア聖座所属の戦艦。
ジョージア
詳細はジョージア(アズールレーン)を参照
2019年4月6日に行われたコラボイベントにて実装が決定したユニオン所属の戦艦。アメリカ海軍のアイオワ級戦艦の改良案として存在したが最終的には建造されなかった。
同名の戦艦「ジョージア」はバージニア級戦艦として実在した。
第三期
チェシャー
詳細はチェシャー(アズールレーン)を参照
2020年7月4日の生放送にて実装が決定したロイヤルの重巡洋艦。
ドレイク
詳細はドレイク(アズールレーン)を参照
2020年7月4日の生放送にて実装が決定したロイヤルの重巡洋艦。
マインツ
詳細はマインツ(アズールレーン)を参照
2020年7月4日の生放送にて実装が決定した鉄血の軽巡洋艦。
オーディン
詳細はオーディン(アズールレーン)を参照
2020年7月4日の生放送にて実装が決定した鉄血の巡洋戦艦。
シャンパーニュ
詳細はシャンパーニュ(アズールレーン)を参照
2020年7月4日の生放送にて実装が決定したアイリスの戦艦。
第四期
白龍
詳細は白龍(アズールレーン)を参照
重桜所属の改大鳳型装甲空母にして、最初のTier10計画艦。
エーギル
詳細はエーギル(アズールレーン)を参照
O級巡洋戦艦をモチーフにした鉄血所属の大型巡洋艦。
アウグスト・フォン・パーセヴァル
詳細はアウグスト・フォン・パーセヴァル(アズールレーン)を参照
グラーフ・ツェッペリン級の改良型とされる鉄血所属の正規空母。
マルコ・ポーロ
詳細はマルコ・ポーロ(アズールレーン)を参照
サディア帝国所属の戦艦。
アンカレッジ
詳細はアンカレッジ(アズールレーン)を参照
ボルチモア級の3種類存在した改装案の一つをモチーフにしたユニオン所属の重巡洋艦。
第五期
プリマス
詳細はプリマス(アズールレーン)を参照
エディンバラ級の別案をベースにしたロイヤル所属の軽巡洋艦。そして、2番目のTier10計画艦。
ブレスト
詳細はブレスト(アズールレーン)を参照
アイリス所属の特別計画艦で、アイリス初の超巡。
ハルビン
詳細はハルビン(アズールレーン)を参照
東煌所属(にして東煌陣営最初の)特別計画艦。
プリンツ・ループレヒト
詳細はプリンツ・ループレヒト(アズールレーン)を参照
オーディンに続いて2人目の巡戦となる鉄血所属の特別計画艦。
チカロフ
詳細はチカロフ(アズールレーン)を参照
旧ソ連の71B計画艦をモチーフにした北方連合所属の特別計画艦。
第六期
四万十
詳細は四万十(アズールレーン)を参照
最上型重巡洋艦をベースにした(と思われるが詳細不明)重桜所属の特別計画艦。甘味好きの人懐っこい龍神様。
フランドル
詳細はフランドル(アズールレーン)を参照
複数存在するアルザス級戦艦の建造プランの1つであるn°1案をモチーフとした、第二期のガスコーニュ以来久方ぶりとなるヴィシア所属の特別計画艦。
フィリックス・シュルツ
詳細はフィリックス・シュルツ(アズールレーン)を参照。
1938A型駆逐艦をモチーフとした鉄血所属の特別計画艦。
傲岸不遜な幼き暴君。
ヒンデンブルク
詳細はヒンデンブルク(アズールレーン)を参照
あのローンの拡大発展型重巡洋艦をモチーフとした鉄血所属の特別計画艦。アンニュイな表情が特徴の怠惰なりしアークデビル。3人目のTier10計画艦でもある。
キアサージ
詳細はキアサージ(アズールレーン)を参照
1937年にソ連海軍からの技術協力依頼で計画された『1058.1号戦艦計画案』の3つの案のうち、B案をモチーフにしたユニオン所属の3人目の特別計画艦にして、史上初の航空戦艦の特別計画艦。
第七期
余談
キャラによっては実質的なWoWsオリジナルになっているので、基となった計画が存在せず、探そうとしても出てこないことがある。さらに、艦名はWoWs側に準拠し、建造計画での符号や略号、計画時の艦名と違う場合もあり、検索時には注意が必要。
関連タグ
- 別次元からの来訪者 - 『超次元ゲイムネプテューヌ』とのコラボレーション。女神たちが架空艦船の扱いで登場した。