サンダーキラー
さんだーきらー
「エレキング!」
「エースキラー!」
「これでエンドマークだ!」
『フュージョンライズ!』
『エレキング! エースキラー!』
『ウルトラマンベリアル! サンダーキラー!』
データ
身長 | 53m |
---|---|
体重 | 5万2千t |
出現地 | 氷室町 |
概要
エレキングとエースキラーの怪獣カプセルでフュージョンライズしたベリアル融合獣。
先行登場した「ウルトラマンフュージョンファイト!」での属性は「土」。
本編では第5話のエピローグと第6話、第18話に登場。
より凶暴なデザインとなり、エースキラーの鎧を着込んだエレキングと呼べる外見が特徴で、そのエレキングの皮膚も死体やホルマリン漬けを思わせる青白い色をしている(下記の鉤爪も相まってマックス版のエレキングに近い)。
体の黒い模様に所々ベリアルの赤い色が混じっており、胸部にはベリアル融合獣共通の意匠であるベリアルのものと酷似した模様とカラータイマーが存在する。
エレキングの三日月型カッターが黒色化した様な物を口から放つ他、左腕のエースキラーの鉤爪からエレキングの電撃を放ちつつ相手を切り裂く、といった合わせ技を使う。
エレキングと同じく尻尾からの電撃も可能。
エースキラーのようにウルトラ戦士の光線技を直接使う事こそできないが、代わりに相手の放った光線を吸収し、そのまま口から撃ち返すというエースキラーのようなラーニング能力を持つ。
フュージョンファイトでの必殺技「サンダーデスチャージ」は、エースキラーの爪で相手を掴み直接電撃を浴びせるというどこぞのモビルファイターのような技である。
一見すると名前が「エ」で始まる以外に何の繋がりがあるのかと思うかもしれないが、エースキラーにはエレキングの力をコピーしたバリエーション機があり、こちらとエレキングにはギンガやビクトリーと戦った事があるという共通点がある。
またエレキングとエースキラーはウルトラセブンと関わりのある怪獣でもあり(エレキングは言うまでもないがセブンと戦っており、エースキラーは捕らえたセブンから能力を奪った)、派生種はウルトラマンメビウスとも関連がある(ただしメビウスのエレキングは敵では無い)。
劇中の活躍
第5話
終盤で出現し市街地を蹂躙し始め、駆けつけたジードと戦闘するところで物語が終了した。
第6話
プリミティブを圧倒し、さらにソリッドバーニングのストライクブーストをも吸収し撃ち返すなどして追い詰めるも、ウルトラマンゼロが駆けつけると瞬時に撤退した。
その後のジードとの再戦でも戦いを優勢に進めるが、ジードがジードクローを手にすると形勢が逆転し、プリミティブのクローカッティングでダメージを受け、最後はアクロスマッシャーのディフュージョンシャワーを受けて爆散した。
第18話
記憶を取り戻したケイがザイゴーグを召喚後、リクと戦うためにフュージョンライズした。
前回とは違い手加減抜きでザイゴーグと共にジードを追い詰め、ザイゴーグを倒したロイヤルメガマスターに対してもダメージを与えると健闘したが、最後はストリウムフラッシャーによって撃破された。
「ベリアル。異次元超人。宇宙怪獣」
『Belial.』
『Ace-Killer.』
『Eleking.』
「キエテ カレカレータ…」
『Thunder Killer.』
第7話「陛下のメダル」に登場。
カブラギ・シンヤに寄生したセレブロが怪獣メダルを使って変身した……のだが、なんと今作ではタイプチェンジのような要領で、既にスカルゴモラに変身した状態から直接サンダーキラーへと変身。しかもその後は同じ要領でペダニウムゼットンにも変身し、視聴者を大いに驚かせた。
なお、伏井出ケイやベリアルがジードライザーを用いて同じことが出来たのかは不明。
ちなみに伏井出ケイはエレキング→エースキラーの順でスキャンするが、カブラギ・シンヤは逆に(ベリアル→)エースキラー→エレキングの順でスキャンするという違いがある。
余談
デザインは、第5話・6話監督の市野龍一の「エースキラーの鎧をまとったエレキング」という要望をもとにしており、相手の光線を跳ね返す能力は、エースキラーがウルトラ戦士の技を使用できるという設定から発想したものである。