パーカー
ぱーかー
ここでは、衣服の一種としてのパーカーについて紹介する。
曖昧さ回避
人名
- 『サウスパーク』などの作者⇒トレイ・パーカー
- 『THUNDERBIRDS』の登場人物⇒アロイシャス・パーカー
- 『スパイダーマンシリーズ』の登場人物⇒ピーター・パーカー
- 『バイオハザードシリーズ』の登場人物⇒パーカー・ルチアーニ
- 日本のYouTuber。→YouTubeチャンネル
概要
ロシア先住民の防寒着「Parka」に由来しており、本来は動物の皮で作るものであった。
彼らの言語では、そのための素材を「パーカー」と読んでいたが、広まる過程で衣服そのものを指すようになり現在に至っている。
アメリカ英語では、アラスカ先住民の類似した衣服に由来する「アノラック」の名称を用いる事もある。その場合は前開きの付いたものを「パーカー」、無いものを「アノラック」と呼び分ける。
北米、特にアメリカ合衆国の生活様式が普及にも大きな役割を果たしており、第二次世界大戦前は労働者の作業着として、大戦後は若者のストリートファッションとして同国で大量生産された事が、今日のパーカー/アノラック像を形造ったと言っても過言ではない。
量産品はスウェット生地で作られたものが多く、前開きもジッパーなど工業製品が用いられるものが一般的になっている。
一時はフード部分に開口部の大きさを調整する紐を組み込む事が標準装備となっていたが、機械などに巻き込まれる危険性が生じたため、再び省略されるものも増加している。特に子供服には紐をつけないようにしているメーカーも多い。
次第に生地の厚さも多様化し、必ずしも防寒目的で着られるわけではなくなってきている。
フードも形骸化が進み、現代日本ではもはや被る方が少数派になる勢いである。
逆に、猫耳を付けるなどしてファッション的な付加価値を追求する動きも一部で見られる。
その出自から、基本的にカジュアルな衣服なら何と併用しても似合うが、前開きのあるものを派手めなTシャツやジーンズ、スニーカーなどと組み合わせる、ストリートの流れを汲んだスタイルが特にしっくり来る傾向がある。
なお、日本で「パーカー」と言った時に指すのは「フード付きのスウェットシャツ(前開きでないもの)」であることも多いが、こちらは英語圏やファッション業界ではフーディーと呼ばれる。パーカーはあくまで「アウター」であり、フーディーは「一枚で着るもの」であるという違いがある。
関連イラスト
関連タグ
関連キャラクター・作品
外部リンク
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