概要
1950年から始まった初期の日本シリーズでは1951年の第2回から読売ジャイアンツ(以下、:巨人。)VS南海ホークスでの組み合わせが多く、南海ホークス時代での最後の日本シリーズの年の1973年までにでのその約9回この対決が約9回発生しており、その内巨人が8勝、南海が1勝(1959年のみ。)となり、原点回帰の日本シリーズと言える。その後の平成唯一の巨人VS福岡ホークス戦である20世紀の最後の年の2000年でも巨人が福岡ダイエーホークスに勝利をして9勝で巨人が勝ち越しをしているのだが、2019年と2020年では福岡ソフトバンクホークスが2年連続負け無し4連勝で巨人に勝利し、1959年と合わせてホークスが巨人に3勝をしている。(ホークスが巨人を倒していてでの日本一の年では3回共負け無し4連勝で日本一になっている。)ている。なお、この巨人VSホークスの組み合わせがは日本シリーズ最多での約12回が発生をしていており、日本シリーズの最多の組み合わせにとなっている。
結果
年(回次) | 勝利チーム(監督) | 星取り(左から順) | 敗退チーム(監督) | MVP | 備考 |
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1951年(第2回) | 巨人(水原茂) | 〇〇〇●〇 | 南海(山本一人) | 南村不可止 | 日米野球開催のため、日程が繰り上がった |
1952年(第3回) | 巨人(水原茂) | 〇〇●〇●〇 | 南海(山本一人) | 別所毅彦 | 別所が3勝を挙げる |
1953年(第4回) | 巨人(水原茂) | ●〇△〇〇●〇 | 南海(山本一人) | 別所毅彦 | この年から敢闘賞が導入、日米野球の影響で移動日はなかった |
1955年(第6回) | 巨人(水原円裕) | 〇●●●〇〇〇 | 南海(山本一人) | 別所毅彦 | 別所が第4戦から4連投 |
1959年(第10回) | 南海(鶴岡一人) | 〇〇〇〇 | 巨人(水原円裕) | 杉浦忠 | 史上初の引き分けを挟まない4連勝 |
1961年(第12回) | 巨人(川上哲治) | ●〇〇〇●〇 | 南海(鶴岡一人) | 宮本敏雄 | 雨天中止が4度もあった |
1965年(第16回) | 巨人(川上哲治) | 〇〇〇●〇 | 南海(鶴岡一人) | 長嶋茂雄 | V9の始まり |
1966年(第17回) | 巨人(川上哲治) | 〇●〇〇●〇 | 南海(鶴岡一人) | 柴田勲 | 鶴岡監督はこれが最後の出場 |
1973年(第24回) | 巨人(川上哲治) | ●〇〇〇〇 | 南海【前期1位】(野村克也) | 堀内恒夫 | 巨人9連覇達成、南海最後の出場 |
2000年(第51回) | 巨人(長嶋茂雄) | ●●〇〇〇〇 | ダイエー(王貞治) | 松井秀喜 | 20世紀最後の日本シリーズ、最初で最後のON対決、平成唯一の巨人VS福岡ホークス戦 |
2019年(第70回) | ソフトバンク【2位】(工藤公康) | 〇〇〇〇 | 巨人【1位】(原辰徳) | ジュリスベル・グラシアル | 令和最初の日本シリーズ、ソフトバンク史上初の3連覇および2010年代内における日本シリーズでのセ・リーグ全6球団撃破達成 |
2020年(第71回) | ソフトバンク【1位】(工藤公康) | 〇〇〇〇 | 巨人(原辰徳) | 栗原陵矢 | 60年ぶりとなる2年連続の4タテ |