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鎧甲殻獣シャゴンの編集履歴

2024-08-10 09:56:14 バージョン

鎧甲殻獣シャゴン

よろいこうかくじゅうしゃごん

特撮TV作品『ウルトラマンアーク』の登場怪獣「シャゴン」について解説する。

DATA

別名:鎧甲殻獣 (よろいこうかくじゅう)
身長:5〜54m
体重:3〜4万7,000t
出身地:日本の地中
デザイン:坂本トシミ
スーツアクター:新井宏幸

概要

ウルトラマンアーク』第1話「未来へ駆ける円弧(アーク)」に登場。第6話「あけぼの荘へようこそ」にも登場。

シャゴン赤い亀は凶暴怪獣

ずんぐりとした体型と甲羅状の装甲を纏った、直立したのような外見の二足歩行怪獣。

背面と頭部周辺には赤い甲殻のような装甲を纏い、肩と胸部には青い発光体が並んでいる。

首は伸縮自在で、攻撃の際は長く伸ばすこともできる。


生態

つぶらな瞳を持つどこかユーモラスな顔立ちに反し、本来は主に地中で生息する極めて獰猛な怪獣で、たまに地上に出ては人間や家畜を襲って被害をもたらす肉食性害獣としての側面を持つ(劇中でも町中に姿を現すことから、SKIPにもマークされていた模様)。


なお、作中に出たデータによると日本固有の怪獣で普段は群れで生活しており、大きさは5~50mと個体差が大きく、地上に出現する時期は食欲が旺盛になる産卵期の春頃とされている(劇中ではユウマからも「いつもと発生時期が違う」と言及されていた)。

また、第6話では獲物を見つけても直ぐには襲わず、仲間にその存在を伝えてから捕食するするという生態が明かされた。


しかし、第1話に登場したシャゴンは宇宙獣モノゲロスの角「モノホーン」から出現した、炭酸カルシウムを栄養源とする宇宙寄生生物ウーズに口から寄生されたために、鍾乳石などの岩石やコンクリートを捕食していた。

この個体は出現時には体長5mと、防衛隊の持つレーザー銃でも撃退可能なサイズだったが、炭酸カルシウムが豊富な人工物の摂取やウーズの持つ宿主を活性化させるホルモンにより急速なスピードで成長を遂げ、僅か数日で(下手したら一日も経たずに)最大体長とされる50mクラスにまで巨大化した。


戦闘能力・武器

晃晃飞镖——!!鎧甲殻獣シャゴン

背中からは三日月型の光刃「甲殻スラッシュ」を無数に放ち、空中にいる敵にも難なく攻撃を与えることが可能。

ずんぐりとした体格に見合わぬすばしっこい動きを見せる他、首を瞬時に伸ばして迎撃したり、口から大抵のものを溶かす泡状の強酸「シャゴンアシッド」を噴射するというかなりえげつない能力も持っている(本来この強酸は、地下生活で岩や鉄などの強固な物質を取り除くために進化したものらしい)。


また、顔の両側の甲殻部分にある発光体からは閃光「シャゴンフラッシュ」や電撃「シャゴンスパーク」を放つことも可能で、地球産の野生怪獣としては中々の技巧派型…なのだが、その攻撃の要である胸部の発光体部分は弱点の一つでもある。


防衛隊の攻撃を受けても全く動じない頑健さを持つが、その様子を見た怪獣生物学の専門家であるユウマが「あんなに攻撃を受けても倒れないなんて」と驚愕していたことから、本来は最大体長にまで至っても十分人類の戦力で対処可能で、作中に登場した個体はウーズによって強化されていた可能性がある。


活躍

第1話「未来へ駆ける円弧(アーク)」

劇中では星元市に一定の周期で現れる怪獣としてSKIPにも警戒されていたが、地底洞窟に潜んでいた5m級の個体がモノホーンから目を覚ましたウーズによって寄生されてしまい、洞窟で鍾乳石を貪っていたところを近くを通りかかったユウマに発見され、襲い掛かっていた(幸い、この時のシャゴンはサイズが小さく洞窟で引っ掛かっていたところをシュウに撃退された)。

鎧甲殻獣 シャゴン

その後、ウーズの影響で岩石はおろか餌の炭酸カルシウムが豊富なアスファルトや土管までも摂取したことで50m級の最大サイズにまで急成長し、道路を陥没させながら更なる餌を求めて炭酸カルシウムの化学工場のある星元市の市街地に出現し、出動した防衛隊の戦車戦闘機の攻撃をものともせず、ビルなどを捕食して荒らし回った。

しかも、この時点でシャゴンの体内では無数のウーズが繁殖しており、町中に増殖体のウーズが現れるパニックが同時発生していた。

鎧甲殻獣シャゴン

その後、ユウマが変身したウルトラマンアークと戦うが、甲殻スラッシュや閃光、シャゴンアシッドを駆使して優位に立ち回る。

しかし、咄嗟の判断でアークギガバリヤーを割って武器にすることを思い付いたアークによって腹にバリヤーを突き刺され、最期は怯んだところをアークファイナライズの直撃を食らって敗北を喫した。

虹の彼方に

直後、爆散したシャゴンから飛び出したマザーウーズが今度はアークに寄生しようとするも、既にそれを見抜いていたアークによってアークアイソードで真っ二つに斬り裂かれ爆散、増殖体のウーズも死滅した。


第6話「あけぼの荘へようこそ

舞台になった旅館・あけぼの荘周辺で感知された強大な電磁波の発生源。

この電磁波が原因で番頭のヌマタことクロコ星人が地球侵略の嫌疑をかけられてしまっている。


今回は上述した仲間との情報共有という設定が生かされ、2体同時に出現。

1体はソリスアーマーを纏ったアークに撃破されるも、アークと交戦していた個体とは別の個体が出現。アークと交戦していた個体も撃破されると生き残ったもう1体はアークに勝てない事を悟ったのか、足早にその場から立ち去っていった。


余談

  • ソフビは通常のウルトラ怪獣シリーズで発売。
  • プレミア発表会の前座でも登場しており、レッドキングと交戦中だったアークを2対1で苦しめるが、アークがソリスアーマーを纏ったことで形勢逆転された。
  • デザインを担当した坂本トシミ氏のポストによると、「かっこいいとかわいいを両立させた、幅広い人に好きになってもらえる怪獣」を目指してデザインしたとのこと。また、首が伸びるのは辻本監督のアイデアが由来となっている。
  • ショー用のスーツも作られており、例年の大型怪獣と同様にバルーンで作られている。

関連タグ

ウルトラマンアーク アーク怪獣 ウルトラ怪獣

一話怪獣(ウルトラシリーズ) 


ウルトラシリーズ


他作品


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バザンガシャゴン???
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