仮面ライダーダブルド
さいっこうにぞくぞくするゆめのきょうえん
概要
仮面ライダービルドの基本フォーム・ラビットタンクフォームが同じ赤×青である仮面ライダーWのヒートトリガーに似ていることから生まれたタグ。
なお、「サイクロン」に関してはビルドの方にもキリン「サイクロン」フォームという形態がある。他にもたてがみ「サイクロン」がある。
「ジョーカー」はないが、「ビルド」の脚本担当者が7・8年ほど前に携わっていたTVドラマのタイトルから共通点は見出せなくもないかもしれない。ビルド本編でも石動惣一が「とんでもないジョーカー」という台詞を発している。
また、仮面ライダービルドに変身する桐生戦兎は記憶喪失の主人公。
単純に、二色のメインカラーを持ち二つのアイテムを用いて変身するライダー繋がりともいえるが、ビルドの詳細が発表される前、一部では「『ビルド』は『W』の続編ではないか」という噂が広まってしまったことがあった。
2017年6月28日に『W』の続編の企画が発表された際、その少し前にネット上ではビルドの画像が先行拡散してしまっていた。情報のタイミング、ビルドのデザインがWのそれとよく似ていたことも相俟って、一部のファンが「秋から始まるWの新作=ビルド」と早とちりして情報をSNS上に拡散してしまったのである(その後、件の続編はビッグコミックスピリッツで連載される漫画『風都探偵』であり、平成ライダーシリーズの新作とは無関係であったことが判明。騒ぎは鎮静化することとなった)。
ただ、ビルドは2つの力を組み合わせて戦闘を進めるという設定やバディものとしての要素、変身ベルトにどことなく見受けられる共通の意匠、オープニングに物語の舞台の象徴となるものを(視聴者に)背中を向けて眺めるシーンがあるなど、デザイン以外にも共通点は多いことは確かである(原点回帰という点もあるのかもしれないが)。
また、『W』の「解決編」(前後エピソードのうち後編回)アバンで用いられていた人物相関図が『ビルド』第34話以降にそのまんまの方式で登場したり、戦兎とフィリップが共に「悪魔」の呼び名に縁があったり、ついには両作とも相棒と肉体ごと融合した強化フォームが登場していたりする(うち2つが所謂劇場版限定フォームである点も共通)。
細かいところでは、『ビルド』第42話にて戦兎が脳内で葛城と会話した空間がここに似ていると一部視聴者間で話題になった。
相違点としては『W』や『キカイダー』が縦に色が分かれているのに対し、ビルドは螺旋状に2色が絡み合ったデザインとなっている点。
舞台となる都市の名前が「東都」と『W』の「風都」を意識したようなネーミングになっているのも少し気になるところである。
また、『W』当時の雑誌インタビューに「半分動物で半分車みたいな案もあった」という一文があり、「その没案を再利用したのがビルド」と考察するファンもいる。
ちなみにビルドで商品展開された「レジェンドライダーフルボトル」の、W版フルボトルは「探偵」と「USBメモリ」。
ガンバライジングではベルト以外ほとんどサイクロンジョーカーのダブルフォームに変身できる。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』にはビルドとアナザーWが登場した。