概要
特定の作品や表現などに影響を受け、意図的にそれに似せた、ないしモチーフとした表現をすること。また、その表現や作品など。範囲は作品全体に及ぶものからほんの一部分に限るなど幅広い。第三者にとっては疑問符がつく表現だったり、それを狙っているかもしれない。
パロディに近い性質だが大きな違いとして、モチーフを模倣しつつも独自性が高い傾向があること。だからモチーフの知見がなくてもその表現は単独で成立する。しかし理解があると一味違った視点で表現に切り込める。作者が元の作品に対して肯定的ないし愛好家で、尊敬・賛美の意図でオマージュを公言するパターンが多い。
分かりやすい例
pixivでは悪質な繋がり荒らしによるこじつけが酷かったため、関連タグに公式に明言されたオマージュ以外は記載が忌避される傾向が強い。編集の際には公言されているか否かを基準とすることを推奨する。
- キャラクター
生い立ちや経歴、性格は違えど仮面を着けたもの同士。指揮官機にも搭乗し、最終的にはワンオフ機にも乗って主人公と戦ったラスボス。
- デザイン
ラスボスという立ち位置に加え、カラーリングも類似している。
- BGM・曲
BGMの曲調だけじゃなくゆらりと立ち上がるシーンもオマージュされている。
- 構図・シーン
詳しくは当項目にて。
- セリフ
「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」⇒「死んじゃダメだ死んじゃダメだ」
中の人も一緒で性格も似た者同士。当時劇場版を観ていた人達でエヴァも知っている人達からしたらすぐにパッと浮かぶセリフである。
オマージュが多い作品
- 漫画・アニメ
- ゲーム
注意点
元の作品が著作権・商標権を有する場合、その侵害になる恐れがあり、過去にパロディ作品に関する訴訟問題も起きている。デザインやサービスが類似している作品を踏襲する場合は注意が必要となる。
関連タグ
元ネタ 二次創作 パロディ セルフオマージュ 名画オマージュ
類義語
リスペクト:元ネタの作者に意図が伝わる必要がある
インスパイア:元ネタの内容に鼓舞された作品・表現
カップやきそば現象:元ネタに尊敬の念があるだけではなく、作者とファンじゃないと気付かない些細な影響の受け方をしている上、別物と化している作品を表すスラング